2023年1月12日に避難訓練及びクラウドファンディングにより購入した災害備蓄品の説明会を社内で開催いたしました。これまで開催してきた避難訓練同様に障がいのあるお客様が宿泊をされているという想定で避難訓練を実施いたしました。今回は、車いす利用者(肢体不自由)・視覚障がいのお客様・聴覚障がいのお客様がご宿泊されている想定でしたが、障がいのあるお客様に『お声がけをしながら一緒に逃げることの難しさ』や『安心して避難していただくためのコミュニケーションの大切さ』を改めて、従業員一同が確認することができました。避難訓練の後は、消火器操作の訓練及び消火栓の使用方法についての説明会が開催されました。避難訓練の開催にあたっては、弊社の消防機器の施工及びメンテナンスをお願いしている株式会社吉谷さま(島根県松江市)から実際の取り扱い方、現場での対処の仕方などをご指導いただきました。その後、備蓄品の保管場所に会場を移して、クラウドファンディングによって購入いたしました災害備蓄品の説明会を開催しました。◆ダンボールベッドの組み立て方の実演◆災害用トイレセットの使用方法◆アルミ保温シートを実際に使用◆発電機の始動訓練(目標額以上に資金が集まりましたので、松江市さんと協議をして発電機を購入いたしました。燃料はガスボンベです。)◆蓄電池と投光器◆災害時用の食器洗浄液◆ウエットティッシュ◆写真にはございませんが、ランタン兼用の懐中電灯及び飲料は別に保管しています。◆今後さらに備蓄品を充実したいと考えております。今回の避難訓練と災害備蓄品については、地元のケーブルテレビジョンさんに取材していただきました。皆様にご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。この度は、私共のプロジェクトにご支援をいただき誠にありがとうございました。重ねて心から感謝申し上げます。松江しんじ湖温泉 なにわ一水代表取締役社長 勝谷 有史
これまで当館では、「1人でも多くのお客様に優しくありたい宿」を目指してまいりましたが、この度2022年9月13日に東京で開催された「第100回全旅連全国大会」において、第25回「人に優しい地域の宿づくり賞」選考委員会賞を受賞いたしました。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会が主催する「人に優しい地域の宿づくり賞」 とは、高齢者等をはじめ、全ての人々に優しい配慮がなされており、安心して快適に楽しめる社会環境づくりに貢献した旅館ホテルや組合等の活動に対して贈られるものです。これからも「人に優しい地域の宿づくり 」を推進してまいる所存です。
4月18日 上定(うえさだ)松江市長の視察がございました。本プロジェクト及び当館のバリアフリー・ユニバーサルデザインの取り組みについて説明させていただきました。(写真:段ボールベッドを配置した状態の個室会食場モデルを視察)「避難弱者が安心して避難できる場所を旅館の中に作りたい」という当館のプロジェクトに関心をもっていただき大変うれしく思います。当館が加盟している松江旅館ホテル組合と松江市は、「災害時の避難場所確保に向けたホテル事業者との協定」を締結しています。そこで、市長にクラウドファンディングで集めた支援金で購入する備蓄品等について行政側からアドバイスをいただきたい旨をお願いしたところ、さっそくご対応いただき松江市の防災ご担当者さまからご連絡をいただきました。松江市の防災ご担当者さまは、4月25日にご来館いただけるとのことです。皆様からいただいたご支援金を無駄なく活用するために、しっかりと松江市の防災ご担当者さまからアドバイスをいただきたいと思います。上定市長ありがとうございました。なにわ一水 代表取締役社長 勝谷 有史
この度は、私共のプロジェクトにご支援をいただき誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。おかげさまで、バリアフリーの避難所としての体制を整えることが実現できます。また、目標を大きく上回るご支援金をいただきましたので、防災関係の専門家からご助言をいただき、追加の備蓄品を検討したいと存じます。今後も私共の取り組みを見守っていただけると幸いです。なにわ一水 代表取締役社長 勝谷有史
3月11日 掲載地元新聞『山陰中央新報』の記事です。本プロジェクトを取り上げていただき感謝申し上げます。私共の取り組みを一人でも多くの方に知っていただけると幸いです。