このチャレンジも、残り5日となりました。
少しでも、この作品とラオスのことを紹介したいと、ラオス事務所のスタッフ達からメッセージが届きました。2つの作品のそれぞれ好きな場面を紹介してくれています。
上記の写真は、当会に最も長く勤めるベテランスタッフのチャンシーさん
「環境絵本『ぼくはどこへいくの?』の中で、私は12〜13ページの場面が一番好きです。私たちの生活の中で、バナナの葉がいろいろと使われている様子がわかるからです。
ここに描かれているように、バナナの葉は、お寺へのお供え飾りを作ったり、食べ物の下に敷いたり、お菓子を包んだり・・・本当にいろいろな使い道があるんです。バナナの葉は市場で売られていますし、ラオスのほとんどの家にはバナナの木があるんですよ。」と、バナナの葉の使い道を話し出したら止まらないチャンシーさんでした。
子どもの頃、私たちが運営していた図書館の常連だったバンロップさんは、今はスタッフとなり、ラオス各地で、自分が親しんだ絵本や紙芝居の楽しさを伝えています。子どもたちに大人気の図書館のお兄さんです。
「紙芝居『これはジャックのたてたいえ』で、僕がいちばん印象的で気に入っているのは、「麦の種まくおひゃくしょうさん」の場面です。
これは物語の最後の部分です。このおじさんは、種をまき作物を育て、家畜を育てていて、にっこり微笑んでいる表情からも、とても優しい人なのだと思います。農夫らしい服装で、作業をしている姿は、ぼくたちラオス人にも親しみやすくて自然に感じます。」
バンロップさんのにっこりした表情は、紙芝居のおひゃくしょうさんとどこか似ていますね。
ラオスの子どもたちに、この絵本と紙芝居を少しでも多く届けられるように、ご支援をよろしくお願いします。