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全国の自助グループ、支援者団体等のデータベースを作りたい

精神の問題を抱える当事者たちにとって、最大の問題のひとつが「孤立」です。 孤立から脱しリアルコミュニティを繋がるために、全国の自助グループや支援者団体のデータベースを作りたい。 ネットからリアルへ、「つながり」を築ける仕組み作りを目指します。

現在の支援総額

3,929,684

130%

目標金額は3,000,000円

支援者数

263

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/12/25に募集を開始し、 263人の支援により 3,929,684円の資金を集め、 2018/02/24に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,929,684

130%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数263

このプロジェクトは、2017/12/25に募集を開始し、 263人の支援により 3,929,684円の資金を集め、 2018/02/24に募集を終了しました

精神の問題を抱える当事者たちにとって、最大の問題のひとつが「孤立」です。 孤立から脱しリアルコミュニティを繋がるために、全国の自助グループや支援者団体のデータベースを作りたい。 ネットからリアルへ、「つながり」を築ける仕組み作りを目指します。

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気づけば前回のレターから2ヵ月が経過していました…。

【前回】
・2018年のメンヘラ.jpをふり返る(前編) 第1回メンヘラ.jpプロデューサーレター

時間が過ぎるのは早いですね…。特に精神的な体調が悪いと、周囲が光速で回転しているように感じられます…。

というわけで、既に5月初旬となってしまいましたが、本年度も宜しくお願い致します。

前回のプロデューサーレターでは「2018年のメンヘラ.jp(前編)」をテーマに、1月から6月までの振り返りを行わせて頂きました。

今回は 「2018年のメンヘラ.jp(後編)」として、7月から12月までのメンヘラ.jpの様子をお届けさせて頂ければと思います。

【7月】

7月19日、「居場所データベース」をリリース!

開発期間約6ヵ月。クラウドファンディングでご支援にも支えられ、ようやく新機能を世に出すことが出来ました。

しかしデータベースである以上、作っただけでは完成とは言えません。さまざまな自助グループを回り、実際に使っていただき、フィードバックをもらい、UXを改善していかなければなりません。

ローンチ後は間を開けず自助グループへの取材/広報活動を開始しました。

またこの時期、オフィスのエアコンが壊れていることに気づきます。

しかも気づいたのは7月の半ば、既に真夏日がすぐそこまで近づいている最中でした。

チームは「居場所DB」の実装がまさに佳境という時期です。オフィス環境の整備を疎かにしていたツケが直撃しました。

電気屋さんに電話してエアコンの修理を依頼するも、真夏日ということで修理の予約は9月まで埋まっています。

地獄の夏が始まりました。

【8月】

暑い。

暑い暑い暑い。

暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い。

地獄が始まりました。

2019年の都内で、エアコンのないオフィスでのデスクワーク。人間としての最低限の尊厳が溶けていくように感じます。

自助グループへの取材/広報は功を奏し、少しずつ居場所DBを使ってくれる団体/ユーザーが増え始めました。

しかし暑い。

この時期の記憶は「暑い」「熱い」「あつい」の3つに99%が占められています。

灼熱のオフィスで仕事をしていると、PCのファンが猛烈に回転し、人間よりも先にフリーズします。

しかたがないので気温が高い日中は昼寝し、温度が下がる夜以降に作業をするようになりました。

ここはインドか。インドなのか。

人間性が溶け出すような夏でした。

【9月】

まだ暑い。

正直7-9月の記憶の9割以上が「暑い」で占められています。

いまどきエアコンは健康で文化的な生活の最低条件として生活保護でも認められる権利なのですが、メンヘラ.jp編集部にはその権利が与えられることはありませんでした…。

9月初旬、ようやくエアコンの修理が行われます。室外機のあるタイプではなく窓に取り付けるタイプのため冷却力はいまいちですが、それでも導入時は飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。

またクラウドファンディングのリターンである同人誌の作成に着手しました。

制作時期が遅くなってしまいましたが

「応援してくださっているユーザーは同人誌よりも居場所DBのローンチを望んでいるのではないか」

と考え、居場所DBの実装/取材を優先させて頂きました。

お時間を頂いてしまったこと、改めてお詫びとお礼を申し上げます。



【10月】

同人誌の制作作業と並行して「就労支援データベース」という新機能の開発に着手しました。

就労支援DBとは、当事者が主体となって全国の就労にまつわる施設の情報を交換しあうプラットフォームです。

2018年、精神障害者の雇用が義務化されたため、精神障害者向けの就労移行支援事業は一種バブルのような状況を見せています。

しかし市場が拡大していく副作用として、障害者支援について何も知らない事業者の参入や、利益至上主義の事業所などが散見されるようになりました。

これらの状況に対し、メンヘラ.jpとしては「当事者が主体となる情報交換の場が必要」と判断。

そこで「就労支援DB」の開発に着手しました。

技術的/資金的に可能なのかエンジニアに相談したところ「居場所DBで培った技術を流用することで、工数をかなり削減できる」とのこと。

クラウドファンディングで支えてくださったみなさまの力が、ここでも助けになってくれました。

【11月】

同人誌の原稿が書きあがり、印刷所に提出。少し経って、見本が届きました。

とほぼ同時に「就労支援DB」のアルファ版がローンチされました(早い!)

この時期から就労支援DBを実際の当事者/事業者ともに使いやすいものにするためのユーザーリスニングを開始します。

就労移行支援事業所に取材に行ったり、就労支援を受けている当事者に話を聞いたり、とにかくUXを向上させるために出来ることをやっている、という感じです。

ただし、この時期の就労支援DBはまだ口コミ投稿機能しか付いておらず、事業所側が登録して情報を追加できる機能が未実装でした。

ユーザーリスニングと平行して、これらの作業を進めます。

【12月】

キャンプファイア、リターン同人誌の発送を開始。クラウドファンディング成立から10ヵ月もお待たせする結果となってしまいました。お待たせしてしまったみなさん、申し訳ない…。そして改めて、ありがとうございます。

200人近いパトロンのみなさまへの発送ということで、ひたすらレターパックを折っていた記憶があります。同人誌というものを創ったのは実はこれがはじめてなのですが、同人誌の通販などを行っている作家さんも大変なんだなぁ…と妙に感心したのを覚えています。


というわけで、2018年のメンヘラメンヘラ.jpはこのような感じで過ぎ去りました。

ふり返ってみると、

・新機能「お悩み相談」開設(1月)
・CAMPFIREでクラウドファンディング開始(2月)
・新機能「居場所DB」開設(7月)
・リターン同人誌の発行(9-12月)
・新機能「就労支援DB」開設(11月)

新機能だけで3つ、クラウドファンディングや同人誌発行などの大きなイベントも含めると2ヵ月に1つくらいは何かしら起こってた計算になります。なんか常に忙しいなと思ったらこういうことだったのか…(自分で振り返って気づく

さて、このように開設した各新機能ですが、我々としてはこれらは決して完成形ではない、まだまだ発展途上のサービスだと痛感しています。

2019年度は、これらの機能、特に「居場所DB」と「就労支援DB」のアップデートを中心に活動していく予定です。

「オンラインからオフラインへつながりを広げる場」としての居場所DB
「当事者が主体となる情報交換の場」としての就労支援DB

もちろん「お悩み相談」のUXも、もっともっと改善していきたい。

我々には理念と、それを実現するための萌芽だけはありますが、これに水をやり堆肥を与え花を咲かせるにはまだまだ時間と手間が必要です。

2019年も引き続き、自分たちの手の届く範囲でがんばっていきたいと思います。
今後ともメンヘラ.jpをよろしくお願いいたします。

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