こんばんは。村長の堀元です。
いよいよ、このクラウドファンディングもラスト24時間を迎えようとしています。
現在の達成度は84%。ここまで来られてとてもうれしいですし、協力して下さった皆さんには心から感謝しています。
しかし、サクセスしなければ意味がありません!
サクセスさせるために、今日は、あの村の始まりについて書いてみます。あの村の歴史の、一番最初のページです。
そして、あの村の歴史に関わりたくなったら、あなたも是非一緒に村作りをしましょう!
はじまり-渋谷の沖縄居酒屋にて
全ての始まりは、渋谷にある沖縄居酒屋「てやん亭」で、彼と話したことです。
彼の名は白井くん。あの村を僕と一緒に始めた発起人です。(残念ながらオープン前にプロジェクトから離脱してしまいましたが……)
この日、僕と彼は「顧客が、DASH村みたいなことに挑戦できるサービスをやろう!!」と、盛り上がりました。
確か、僕が「顧客を働かせてお金を取るのが本当のビジネスだ」みたいなことを言ったところから始まりました。お酒飲むと偉そうなこと言っちゃいますね。
そして、何日かにまたがりながらサービスについて話し合い、【月額会員制村作りサービス、顧客はいつでも来て好きに村を作れる】というコンセプトが固まってきました。
土地探し-奇跡の偶然に運命を感じた
さて、村作りをやりたいなら、当然目の前に振ってくる大きな問題が”土地探し”です。
土地を見つけなければ、何も始まりません。
僕たちはSNSで呼びかけたりしながら、村作りに使えそうな土地を探しました。
当然ながら、ここは難航しました。
といっても、土地がないわけではありません。
日本には余っている土地がたくさんありますから、意外に「使っていいよ!」みたいな土地は出てくるのです。
しかし、基本的に全然使えない土地ばかりです。
例えば、岐阜県の山奥の土地、アクセスは名古屋駅から車で5時間みたいな感じです。サスガに秘境すぎて皆来られねえよ…!
そう、あの村は月額会員制なので、会員(村民)の皆様が気軽に行ったり来たりできる距離であることが最低条件でした。
・都内から気楽に行き来できる
・【村】といえる程度に広大
・近隣の民家から離れている
・建物などを気楽に建てられる(都市計画区域内でない)
などの条件を考えると、土地探しは途端に厳しくなります。
探しはじめてから2日、そう簡単に良い土地は手に入らないか…と、僕と白井くんも考え始めていた頃、ひょんなことから僕はシェアオフィスの隣の経営者に世間話をしました。
堀元「月額会員制村作りサービスをやりたくて土地を探してるんですけど、やっぱり中々ないですよねえ」
経営者「あ、俺ちょうどいい土地持ってるよ。千葉の山奥に1400坪くらい」
という衝撃の答えが返ってきました。
堀元「何で持ってるんですか?」
経営者「いや、誰かDASH村みたいなことやんねーかな、と思って買ったんだけど、誰もやらなくて余ってた」
これを奇跡と言わずしてなんというのでしょう。
運命的なものを感じて、僕と白井くんはすぐに土地を見せてもらうことにしました。
本当に、未開の山奥の土地だ
見せてもらった土地は、本当に、びっくりするくらい未開の土地でした。
しかし、僕たちはワクワクしました。
ここなら、本当にゼロからの村作りができるじゃないか、と。
しかも、近隣の民家から2km近く離れていて、雰囲気は抜群です。
アクセスも悪くない。川崎からアクアラインで2時間ほどで行ける場所でした。
ここならやれそうだ!!土地を見せてもらった僕たちはワクワクしてきて、数日後には、土地を借りることを決めました。
土地を見せてもらった帰り、動き出すのを待ちきれなかった僕らは、何時間も何時間もこれからの展開について話し合ったのを覚えています。
開拓ワークショップ
まずやることと言えば、開拓です。
草が生い茂り、ジャマな木や竹が生えている場所を、ガンガン開拓していきました。
ただの開拓作業なのですが、「開拓ワークショップ」と銘打ってお客様にも来て頂き、お金を取って開拓を手伝ってもらいました。
一歩間違えば悪徳商法な気もしますが、結果的には「ストレス解消になって面白かった!」と、そこそこ好評でした。
この頃は、家がないのはもちろんのこと、キャンプをする場所もあまりないです。
開拓したわずかなスペースを使ってどうにか生活していました。
リアル「開拓民」という感じですね。
しかし、開拓したスペースをいきなり使えることで、開拓のモチベーションは上がりました。
「よし、切り開いて生活できる場所を広げるぞ!」という、現代ではあまり聞かないかけ声が上がっていました。
竹の家を作るワークショップ
とりあえずお金をかけずに、「その辺の竹で家を作ってみようぜ!」という趣旨で始めたのがこちら。
初日は竹を火で炙って硬度を上げるなど、マジメに竹の家完成に向けて作業しているのですが……
2日目からは皆どんどん自分のやりたいことに挑戦するようになっていきまして、お玉を夢中で作ったりしていました。
結果、いい感じのお玉ができました。
他にも、地面から粘土を掘り返してきて焼き物作りに挑戦するなど、皆が自分の興味関心に応じて勝手に色々やった結果……
家は全然できませんでした。
しかし、参加者は皆、自分なりのタスクに取り組み、自分なりの発見をしていきました。
「使い勝手のいいお玉を作るためには……」
「斧で竹の根をとり切るには……」
「ちゃんとした焼き物をつくるには……」
と言った調子です。
そして、皆が満足げでした。ワークショップ後の飲み会でも、和気藹々と皆が自分の発見を語っていました。
この時、僕は「ああ、やはり好き勝手に自分のやりたいことに取り組める場所は、最高のエンターテイメントなんだ」と思いました。
そして、この場所のこの楽しさを、もっと多くの人に広げていこうと思いました。
ここから一気に、あの村は本格始動していくことになります。
説明会を開催して顧客を集め、パーティーをしてあの村の雰囲気を感じてもらい、あの竹の家を建て損なった場所には……
ちゃんとした家が建つことになります。それはまた別のお話……
まとめ
いかがだったでしょうか?
あの村は、こんな感じで、ノリと勢いで始まりました。
しかしそれゆえに、皆の「あれやりたい!」を常に乗せて発展してきました。
そして、これからも皆さんの「あれやりたい!」と共に発展していきます。
あの村の歴史に関わってみたくなった方、「あれやりたい!」を炸裂させてみたくなった方、是非一度、あの村に遊びに来てもらえませんか?
クラウドファンディング終了までラスト一日と少し、皆様のご支援をお待ちしております。