◎青木公隆さん(建築家/せんつく)「大黒湯」に初めて伺った際に、唐破風屋根からは、90年以上の間、千住の住民の暮らしを支えたに相応しい圧倒的な存在感と歴史的な重厚さを感じたことを今でも覚えています。悲しいことに、歴史的・文化的な価値は、月日の経過とともに失われる運命から逃れることが非常に難しい時代です。その中、唐破風屋根が安養院に移築・保存されることで、これからも千住の住民の暮らしとともに生きることは、今日的な文化保存の在り方として、意義が非常に高いと思います。心から応援します。
◎石原壮一郎さん(銭湯好きコラムニスト)大黒様は、五穀豊穣や商売繁盛、縁結びなど、多くのご利益をもたらしてくれるとか。銭湯も、地域の社交場として人生の学校として、幅広いご利益をもたらしてくれます。大黒湯さんの唐破風屋根を残すことは、無限のご利益と銭湯が伝え続けている文化を未来に残すことに他なりません。大黒湯の屋根を見るたびに、ご利益や明日への勇気を授かったり、今の自分は銭湯に恥ずかしくない生き方をしてるどうかを問い直したりしましょう。 (プロフィール)1963年三重県生まれ。都内各地の銭湯に出没している。「大人力検定」「好感度UPの言い方・伝え方」など、コミュニケーションをテーマとした著書多数。2017年に発表したルポ「ニュータイプからレトロまで――銭湯じわり復活の最前線を歩く」など、銭湯に関する記事も多い。足立区の銭湯経営者に向けた「コミュニケーション力講座」の講師を務めたことも。
本日無事にスタートしました!ここに来るまで、何度も何度も打ち合わせを重ね、途中色々なハプニングも発生し、本当にプロジェクトを公開することが出来るのか、不安になることもしばしば…その都度プロジェクトメンバー同士で意見を出し合って、何とかここまで来ました。ただこれからが本番!今日の午後は、メンバー一同集まって今後の打ち合わせをしました。このプロジェクトを通して、銭湯やお寺、そして千住のまちの魅力をたくさん発信していきたいと思います!皆さんのご支援お待ちしております!(あだち銭湯文化普及会 荒木久美子)