こんばんは!
cocokaraの かとうゆりえ です。
どんな人がチャレンジしているプロジェクトかを知っていただけたらと思い、長くなりましたが今までの体験や想いを綴らせていただいています。
〜ここからは生い立ち後編です〜
第6章:食×エンタメとの出会い
代官山にあるカフェで、昼はランチ営業、夜はライブやカルチャーイベントがあったり、レストラン営業だったり。
時にはウェディングパーティーがあったりもして、それはそれは刺激的な楽しい職場でした。
私はランチスタッフで入り、たまに夜やウェディングの仕込みなどお手伝いもさせていただきました。
キッチンとしてガッツリ調理をするのはほぼ初めて。カフェ開業を目指しているので、ゼロから学ばせてください!!!と勢いでスタート。
もちろんオペレーションも何も初めてなので、あたふたしていた私を育ててくれた先輩やシェフには本当に感謝です。
この時よく練習と勉強のためにまかないを作らせてもらっていたのですが、その時シェフに言われた「かとちゃんが作ると家庭の味になるんだよなぁ」という言葉が、開業を目指して学校に通う私には撃沈する言葉でしたが、「お店で出す味は、自分の好みの味より少し濃いめにするといいよ」とアドバイスしてくださったのでした。
あの時の【家庭の味】という言葉が、後の今の私をつくることに繋がるのでした。
その後、ランチの仕入れからシフト組みまであれこれランチについて任せてくださり、独り立ちするための勉強をガッツリ現場でさせていただきました。
第7章:イベントフード、食×LIVEに目覚める
その後学校を卒業し、カフェを卒業し、カフェ時代の仲間の紹介で渋谷のカフェでイベントフードなどをやらせていただくことに。
自主企画で食×LIVEのイベントをさせていただいたり、落語イベントのフードを考案からさせていただいたり、これまた刺激的な体験でした。
自分で考えて作って提供して反応があって。
これがcocokaraの形の始まりみたいな一歩でもありました。
第8章:地元へ帰る
代官山、渋谷というキラキラ・ギラギラした街で都会の速い流れに揉まれながらも、だんだんと地元のペースが一番心地よく感じ、地元に戻ってお店を出すという夢を抱いたまま地元へ帰ってきました。
まだまだ自分で店を持つには早すぎたので、飲食バイトを。そこにこれまたご縁で友人からの紹介で新規立ち上げのお店で働かせていただくことに。
開業を目指していることを応援してくださるオーナーや料理長。
途中から昼間の時間にカフェの練習としてランチやってみる?と、ランチを自分で考えてやらせていただきました。
ひとりでは心細すぎて、専門のクラスメイトに来てもらって一緒にランチをスタート。
夜のお客様やラジオ時代に出会った近所のお店の方、友達、色んな方が来てくださり、皆さまから学ぶことだらけの体験。
しばらくの間チャレンジさせていただきました。
第9章:エンタメ×飲食へ
そうこうチャレンジさせていただいているうちに、代官山時代の先輩からイベントのお手伝いのお誘いが。
その日の打ち上げで偶然前に座った方が、後の上司、そしてオーナーに。
新規事業を立ち上げるんだけど、エンタメと飲食が融合した、まさにかとうちゃんがやりたいような業態!ちょっと見に来る?と、まさかの展開に。
そこからライブレストランでのお仕事が始まりました。
新業態の立ち上げ。
制服、食器選びから飲食部門の構成などなど。初めましての仲間たちと試行錯誤しながら作り上げる、まさに立ち上げ。
これはとても勉強になりました。
スタッフの役割から何から全てゼロから。
ガッツリエンタメは初の業態だったので、刺激的すぎました。
様々な経験をさせていただき、たくさんチャレンジもさせていただき、そんなありがたすぎる場を卒業し、背中を押していただいて独立。
第10章:cocokara開業
飲食の仕事も長くなり、不規則な生活にもなっていたこともあり、身体の変化を感じ始め、【身体に優しいもの・健康的な食事】が自分の中にテーマとして浮かび上がりました。
お店で出すものは、手作りで優しいもの。
バランスがとれる一汁三菜を取り入れて。
そんな風に考えながら、健康への意識が高まっていました。
「一日3食の中のお昼1食でもバランスのとれた食事を摂ってほしい。」
そんな想いで始めました。
この想いを受け取ってくださったお客様が少しずつ増えてくださり、おやつも優しいものをテーマに提供し、だんだんと「おいしいね」の笑顔が増えてきました。
週末にはライブやワークショップも開催したり、マルシェを開催したり、様々なイベントも楽しんでいただける場になり、笑顔溢れる場になることができました。
第11章:コロナ禍での気付き
お店をオープンして2年とちょっと過ぎた頃。コロナ禍と呼ばれる世の中に突入。
店内飲食をやめ、入口の狭いスペースでお弁当や焼き菓子の販売のみに切り替え。
ある日突然日常がガラリと変わることを誰もが目の当たりにした瞬間でした。
この先どうなるか分からない。
何が正解か分からない。
人に会ってはいけない!?
予想もできない日々に不安が募るばかり。
ここでまたいつ何が起こるかわからない。
今できることを精一杯やりきろうという思いが高まりました。
緊急事態宣言の時期、それぞれがお家で楽しめることやできることを!と考えて動きましたね。
その時にもトレーナーの山崎さんは、自宅でできるストレッチ動画配信始めたんでよかったら!と声をかけてくださり、おうちストレッチを楽しめました。
その頃からより一層健康とは…と考えるようになり、そこからトレーニングにお声がけいただいたことがきっかけで、自分自身の身体を健康に保つこと、健康な身体をつくることでまた誰かをサポートできるようになるということを改めて感じました。
第12章:身体と心の変化
週一回トレーニングに通うようになり、身体が軽くなり、動きやすくなり、体調を崩すことがなくなりました。
それだけでなく、身体が思うように動くようになると、気持ちがどんどん晴れてきて、前向きになっていくのが自分でもよく分かりました。
体重が落ちて体型が変わり、オシャレを楽しめるようになったことも大きな変化。
以前より美意識的な部分が変わり、もっと自分を大事にしてあげよう。手をかけてあげたらこんなに変われるんだ!と自信になりました。
それから約1年ちょっとトレーニングは続けていて、好きなものも食べていますが、体型もしっかり維持できています。
(食べすぎたら調整できるようになりました。)
昨年夏には、パーソナルトレーナーを目指す方向けの講座を山崎さんがしているということで、その講座のうち健康と栄養に特化した講座を受けたい!と相談し、テキストを作っていただき、毎週通って勉強させていただきました。
以前、食生活アドバイザーの資格を取ろうと思って取り組むも忙しさを理由に挫折していたこともあり、今回は改めてしっかり学び直しを。
身体の仕組みや働き、食べたものがどのように吸収され身体に影響するのかなど、興味深い内容ばかりでした。
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コロナ禍に入り、人と会わない間に、自分自身と向き合う時間がしっかり取れたことで、思い切りチャレンジも勉強もできて、この経験は自分だけの体験で終わらせるにはもったいない気付きがたくさんあったので、今回形にすることにしました。
そして、本当に何時何が起こるかわからない時代。
人生一度きり。そしてたくさんのご縁が今を作っていて、そのひとつひとつを形に残したいという想いもありチャレンジしています。
笑顔でいるためには、まず自分が健全な状態であることが大切で、それができてやっと周りに繋げることができる。
歳を重ね、様々な経験をさせていただく中で気付けた、当たり前だけど大切なことでした。
忙しい現代社会の中で日々頑張るみなさんが笑顔で過ごせるように。
いつも頑張っているから、肩のチカラを抜いて頑張りすぎずにできることを届けられたら。
そんな想いを一冊の本に込めました。
それぞれの明日が今日よりちょっと明るくなりますように。
そして、いつしか子どもたちに「大人になるって、楽しいよ!」と、背中で語れる大人になりたいと思っています。
長い生い立ちから今までをご覧いただきありがとうございます。
あ、こんな人がやってるんだ。
私にも何かできるかも。
ちょっとやってみようかな。
そんなふうに思っていただけたら嬉しいです!
元気に生き生き過ごす第一歩をここから始めてみませんか?
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