2022/08/07 17:30
真夏の暑い陽射しが、中干しを終え、根を深く細やかに張り巡らせた『ふくのこ』に、肥料と水を再び与え、これからの充実した出穂を促します。日に日に成長する『ふくのこ』に語りかけるかのように毎日、朝夕、田んぼを見守り続けておられます。分けつの張り具合、葉の色などなど私には見えない、状態を観察し自然環境天候を見据えながら育てる。美味しい米づくりにとっては、当たり前の事と言われますが、長年の経験が有ればこそ、手を抜かづ、気づかぬ稲の成長の変化にいち早く察知し、労わっておられます。当たり前に深く深く感謝いたします。
機械化されてきた、米作りにでも、機械を細やかに使いこなすのは、稲の事を知り尽くしていればこそと、プロフェッショナルの真骨頂を感じさせられております。
もうすぐ、お盆です8月の中旬以降から一斉に出穂し、可憐な白い”こめのはな”が一瞬にして咲き、実りを迎えます。