一気に温かくなり、敷地内の花々が綺麗に咲いている世嬉の一。空気の香りもすっかり春の陽気で気持ちが良い日々を過ごしております。さて、先日お手伝いしているお客様のお店が仙台でプレオープンしました。お店の名前は「仙台野菜のバーニャカウダーとクラフトビールの店 amntあむんと」です。【amnt(あむんと)の由来】おいしいものをあむあむ食べるを語源とした造語で、皆さまに親しみやすい印象を持っていただき、ここに来ればおいしいものに出逢えると何度も通ってもらえる場所にしたいと思いこの名前にいたしました。素敵なお店ができました。企画段階からなんとなく巻き込まれて・・・いろいろずっと手伝っています。SNSにアップしましたら世嬉の一の仙台のお店と間違える方がいますが、こちらは私の友人が立ち上げたお店です。オーナーの高橋さんと上野さん。髙橋さんと上野さんと知り合ったきっかけは、彼らが仙台フォーラスの地下にお店を開くとき、ビアファンの方がいわて蔵ビールさんだったら断らないで協力してくれるよと言われて、当社に見学に来たことがきっかけでした。それから交流が始まり、今回、仙台フォーラスの閉館をきっかけに移転しなくいてはならず、色々ご相談に乗っている間にお手伝いすることになってました。・・・というのもお二人が一生懸命で、頑張っているので自然と応援したくなってしまいます。プレオープンの際もなんか制服着て手伝っていたので、みんなびっくりしていました笑内装もすごい素敵に仕上がっているのですが、これも高橋さん上野さんのご友人(椅子職人の櫻井さん)がほぼボランティアで仕上げていました。みんなでお手伝いして立ち上がるお店です。僕がお二人にべったりなので世嬉の一のお店と勘違いする方も多いようですが、あくまで友人のお店です。オープンのお手伝いなど費用はもらっていませんが、お二人を応援したくなり、時間を見つけてはここ数か月仙台に通っております。完全にボランティアです。でも「なぜ、そこまでお手伝いするのか?」と聞かれることもあります。一つは、私達世嬉の一も多くの人に手伝ってもらって「今」があるからです。30歳でつぶれそうな世嬉の一に帰ってきて、一生懸命仕事しているとき、大学の先生やマスコミの方々、旅行業者、生産者、同業者、様々な方が父母を手伝いつぶれそうな世嬉の一を応援してくれ、再生していきました。今はおかげさまでしっかり経営できるようになりました。なので、小さい恩送りではないですが、何かご相談があるとお手伝いするようになりました。一つは私たちの経営ビジョンに「地域食文化の継承と革新」気持ちの良い仲間と共に、地域食文化の継承と革新を通じて、世界が喜ぶ商品を作ります。というのがあるのですが、お二人が気持ちの良い仲間だったということです。でもっとも大切な一つが下記のとおりです・・・・髙橋さん上野さんのお人柄です。常に感謝の心とご連絡があるということです。正直、私達いわて蔵ビールは、クラフトビールの立ち上げが早かったせいか、多くの方々がご相談に来ます。事業の立上げ、レシピの相談、OEM製造、人材の教育などなど・・・必然的にうちのスタッフも巻き込んでお手伝いすることが多いのですが、ある時スタッフにもうやめてくれと相談されたことがあります。それは、最初はいろいろ相談してすべて教えていくのですが(当社は基本オープンなので・・・)、落ち着くと疎遠になるのです。まぁ様々な情報でうまくいっていると聞いているので良かったなぁと思うことと、ある面人ってそういう面があるものだと思っているので仕方がないと思うのです。しかし、一緒になって応援していたうちのスタッフは、そのギャップにちょっと疲労感が大きく社長そういうのもうやめてもいいのでは・・・と言ってきたこともあります。髙橋さん上野さんのお二人は、そういうこともなく、常に連絡が途切れることもなかったので、私自身や世嬉の一酒造として、今回本気でお手伝いしているという感じです。今回、お二人の温かい気持ちのこもったお店になるのではないでしょうか。楽しみです。グランドオープンは4月18日(木)11時~です。不慣れですので、お待たせしりうまくいかなかったりするかもしれませんが、居心地のよいお店になると思いますので、ぜひお越しください。私自身、19時以降にしか行けないので本当に残念ですが、たぶんお手伝いに行くと思います。【店舗】amnt(あむんと)2024年4月18日(木)営業時間:11:00~21:00定休日:不定休住所:仙台市青葉区一番町三丁目2-1-1F(藤崎百貨店の青葉通り側)アクセス:JR仙台駅徒歩10分仙台市地下鉄東西線青葉通一番町駅北2出口から徒歩1分仙台市地下鉄南北線広瀬通駅西4口から徒歩5分居心地のよく、美味しいお店ですよ。もちろん、クラフトビールの1タップはいわて蔵ビールが入っております。今日も世嬉の一は気持ち良い仲間と共に元気に営業中です。-------------PR-----------はじまりはエジプト(エイプリルフール企画)コストパフォーマンス最大!2500円以下の純米大吟醸 横屋清酒酵母を使用したビール サケイーストエール東北魂ビールプロジェクトはこちら梅酒ソーダのご注文はこちら第一弾古酒はこちら清酒世嬉の一が新しい清酒です。WBA2021-2022、二年連続世界1位受賞、特別セット販売中!人気のセットです!
恩送り の付いた活動報告
十三年間の感謝と決意世嬉の一酒造拝啓 岩手では渡り鳥が北に向かい、地面からは蕗の薹が芽を出しております。寒暖差が激しい年ですが、日々春が近づいてくるのを肌で感じております。皆様の地域はいかがでしょうか。東日本大震災から13年がたちました。あの日も雪が風に舞っていた中、中庭でスタッフとお客様の安否確認したことを思い出されます。一時は暗闇に投げ出された中、皆様から多くのご支援いただき世嬉の一酒造は復活できました。そして今は新しい挑戦を行えるようになりました。新しい挑戦とは、念願だったこの敷地内で酒の醸造を復活させるということです。新しい酒造りに挑戦しております。また、若いスタッフも入社し、新商品開発を行い、お客様にご提案できるようになりました。例えば、酒粕でつくったマヨネーズ風ドレッシングや、家庭で解凍すれば搗きたてのお餅が食べられる新しい『餅の通販』、蒸留酒ジンやジンソーダ、クラフトコーラの開発などです。 さらに、ここ数年は、皆様から頂いた恩を次に送る「恩送り」にも力をいれております。恩送りとは、当社にゆかりのある作家井上ひさし先生に教えていただいた言葉です。いただいた多くの恩を次の方に少しでもお送りするということです。昨年から、ウクライナの方々、トルコの方々、そして今年は能登で被災された方々に微力ですが『恩送りプロジェクト』として寄付を行うことができました。特に能登の方々には13年前の私達と同じような境遇におられると思います。今はなかなか前を向くことが難しい状況かもしれませんが、被災された方々が前を向けるよう、私達ができることをお手伝いしたいと思います。 私たちは世代が変わっても皆様からのご恩を忘れず、自社だけでなくスタッフ、その家族、地域がより良くなるよう日々チャレンジし続けます。皆様には今後ともご指導ご支援いただければ幸いです。 末筆となりますが、お客様のより素晴らしい人生になることを願っております。皆様にはいつも当社をご愛顧いただき本当にありがとうございます。敬具世嬉の一酒造株式会社代表取締役社長 佐藤 航令和6年 3月11日ご愛顧・ご支援いただいているお客様
今朝は雪が降っていた世嬉の一。三寒四温で春に向かっているということですが、寒いですね。さて、皆様に1月中旬から2月末日までご協力いただいた「恩送りプロジェクトfor能登」の結果をお伝えします。※「恩送りプロジェクトfor能登」とは、お客様が当社から購入した金額全額を能登の被災した酒蔵・ブルワリーにそのまま寄付して、復興の一助にしてもらうプロジェクト。お客様は普段飲むお酒ビール代が、そのまま当社から能登の被災した酒蔵・ブルワリー様に寄付する企画です。※「恩送り」とは、恩送りとは、当社が大変お世話になった作家 井上ひさし先生に教わった言葉です。『「恩送り(おんくり)」とは、誰かから受けた恩を、別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。』 という意味です。井上先生から教わり当社の考えの一つになっています。多くの恩は返そうと思っても、なかなか返すことができません。当社も沢山の方に震災時にご支援いただきましたが、 ご恩をお返しできているかはわかりません。ただ、東日本大震災から行っていた恩送りプロジェクトも13年目を迎え、今回は能登の人たちにお渡ししたいと思いました。「恩送りプロジェクトの結果」1月中旬から2月29日までお客様にご協力いただいた結果、・【恩送りプロジェクトfor能登ブルワリー】いわて蔵ビール飲み比べセット 330ml×5本ご注文者様 169名様、238セット、ご協力金額 714,000円・【恩送りプロジェクトfor能登酒蔵】世嬉の一大吟醸酒720mlご注文者様 125名様、184セット、ご協力金額 552,000円・【恩送りプロジェクトfor能登酒蔵】特別純米 手造り原酒 720mlご注文者様 112名様、186セット、ご協力金額 281,100円・【恩送りプロジェクトfor能登酒蔵】金箔入り吟醸酒 金色堂 720mlご注文者様 73名様、99セット、ご協力金額 198,000円・ 【恩送りプロジェクトfor能登ブルワリー】いわて蔵ビール飲み比べセット 330ml×4本ご注文者様 47名様、62セット、ご協力金額 155,000円計 ご協力お客様 526名様、769セット ご協力金額 1,900,100円これに当社からプラスして、総額 2,160,000円にしました。ご協力ありがとうございます。こちらを12等分し、1社18万円を現金書留で発送いたしました。もちろん皆様のご協力の旨もお手紙にてお伝えしております。ご協力本当にありがとうございます。11蔵・1ブルワリーは下記の通りです。1.株式会社 清水酒造店(日本酒蔵)2.合名会社 中島酒造店(日本酒蔵)3.中野酒造株式会社(日本酒蔵)4. 中納酒造株式会社(日本酒蔵)5. 株式会社 白藤酒造店(日本酒蔵)6. 日吉酒造店(日本酒蔵)7.櫻田酒造株式会社(日本酒蔵)8.宗玄酒造株式会社(日本酒蔵)9.数馬酒造株式会社(日本酒蔵)10.株式会社 鶴野酒造店(日本酒蔵)11.松波酒造株式会社(日本酒蔵)12.日本海倶楽部(ビールブルワリー)※発送費など諸経費は、当社で負担し、お客様のご協力金を減らすことはしておりません。皆様のご協力で、すこしでも被災した酒蔵・ビール会社が前を向いて進むことを願っております。また、世嬉の一としても「恩送り」がこのままで終了ということがなく、なにかできることがあれば積極的にご協力していきたいと思います。まずは、ご協力いただいたお客様本当にありがとうございます。世嬉の一酒造は、「恩送り」の精神で今日も元気に営業中です。-------------PR----------- 桜の香りのクラフトビール 桜嵐IPAはこちら東北魂ビールプロジェクト セッションIPAはこちら2月のおすすめのお酒はこちら売切れ続出早めにご注文を、秘蔵の古酒蒸留酒からつくった、梅酒ジンソーダ。新発売!
今日も天気の良い世嬉の一。今日は渡り鳥が空高く飛んでおりました。このほかに白鳥や大勢の渡り鳥がいたのですが、飛ぶスピードがはやくて写真におさまったのはこれだけ・・・気持ち良い日です。さて、皆様からご協力いただいた「恩送りプロジェクト for 能登」ですが、一旦1月31日までで締めるとお伝えしていましたので、結果をご報告します。1月31日までにご協力いただいた皆様の合計は下記のとおりです。・恩送りプロジェクト 世嬉の一大吟醸 73名様ご購入 109本 327,000円・恩送りプロジェクト 世嬉の一金箔入り吟醸酒 36名様ご購入 50本 100,000円・恩送りプロジェクト 特別純米酒 手造り 74名様ご購入 130本 195,000円・恩送りプロジェクト いわて蔵ビール5本セット 95名様ご購入 135セット 405,000円・恩送りプロジェクト いわて蔵ビール4本セット 26名様ご購入 33セット 82,500円計 304名様 457セット 計1,109,500円これに当社からの寄付を加えて 1,200,000円を第一回の寄付としてお送りします。この度は本当にありがとうございます。これは皆様からの応援の声だと思い、責任を持ってお届けします。ただ、各蔵元直接送って大丈夫か、もしくはやはり酒造組合通しの方がいいのか、ブルワリー様も同様なので、一度そこの確認をしっかりとってすぐに送金したいと思います。ただ、このプロジェクトを開催している最中にも、他のブルワリーも被災しているよ・・とか、様々なご意見をいただきました。当社も小さい会社ですので、できることはそんなに大きくないのですが(自社の経営もしっかりやらねばならないので・・・)、とりあえず、この取り組みは延長して2月末まで再度行います。商品も途中で変わるかもしれませんがご理解ください。 ただ、皆様にご協力いただいた「温かい気持ちとお金」はしっかりと能登の蔵元・ブルワリーにお届けします。お届けした際もまたこちらのブログでご報告します。今日も世嬉の一は、恩送りの気持ち、ペイフォワードで元気に営業しています。ありがとうございました。2月末まで延長しますので中間報告でした。
今朝もきりっとした寒さの中、温かな太陽が光を注いでおります。さて、弊社で行っている「恩送りプロジェクト 能登半島地震・復興支援企画」が、広がりを見せています。嬉しい事です。善意の輪が広がることで世の中よくなっていく感じがします。【恩送りプロジェクトとは・・・】『恩送り』とは、当社が大変お世話になった作家 井上ひさし先生に教わった言葉です。『「恩送り」とは、誰かから受けた恩を、別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。』 という意味です。井上先生から教わり当社の考えの一つになっています。多くの恩は返そうと思っても、なかなか返すことができません。当社も沢山の方に震災時にご支援いただきましたが、 ご恩をお返しできているかはわかりません。 ただ、震災から行っていた恩送りプロジェクトも13年目を迎え、今回は能登の人たちにお渡ししたいと思いました。 今までは、ビール、清酒を販売したお金で被災地の商品を購入して、次のビールのご注文者にお渡しするという形をとりながら 被災地の復興の支援を行っていました。 今回はその形は難しいので、販売した金額の全てを被災した酒蔵(現在11蔵候補)・1ブルワリー様に寄付して復興資金の一助にしてもらおうと思います。また、お客様には、普段の家飲みのお酒・ビールなどを購入することで普段と変わらない費用ですが、 その購入金すべてが援助する形になります。普段の生活から無理しないで援助ができる仕組みです。 そして今日は、陸前高田市から車で90分かけて弊社に購入しに来てくれた人もいます。震災でいろんな方にお世話になったから・・ありがとうございます。そして多くの地域のマスコミの方々もこのプロジェクトを広めるため、紹介してくれました。地元新聞の岩手日日様 20231月19日の記事河北新報様 1月18日朝刊での紹介 そして、テレビ岩手様、ニュースプラス1いわて 1月18日夕方放送 こちら他の知り合いのブルワリーやビアバー様でも同様の動きがあり、このような活動がちょっとづつ広がれば、いい世の中になるのかなぁと青い考えかもしれませんが、思ったりもしています。昔、ペイフォワード 可能の王国という映画がありましたが・・・最終的には、能登半島で被災された方々も、今は大変ですが、どこかのタイミングで前を向けるようになれればと願わずにはいられません。さて、世嬉の一としてももちろんがんばって「恩送りプロジェクト」を行っていきます。今日もスタッフと「恩送りの精神」で元気に営業中です。