大吉の世界へようこそ
私たちは佐賀県にある焼き物の町、有田町というとても静かな田舎に会社を構える
《はたけの大吉》と申します。
数あるプロジェクトの中から目を止めて頂き誠にありがとうございます。
耕作放棄地と聞くと農家と思われた方も多いと思いますが、私たちは器のイベント販売(陶器市)を西日本の大型商業施設で行っている会社、つまり陶器屋です。
そんな私たちが器から離れ、現在本気で取り組んでいる事があります。
会社の前の耕作放棄地を開墾して、畑を楽しみながらコミュニケーションを高める
《アグリケーション》
を軸に、「食べれる幸せ、生きれる幸せ、仲間がいる幸せ」を沢山の方と分かち合い、幸せが溢れる場所をみんなで創って行く事です。
少し私たちの紹介をさせてください。
私たちは器の催事販売を始めて10年以上なる会社です。
『器で人々の暮らしを大吉に』
をスローガンに沢山の人にhappy luckyを届ける為に活動してきました。
ですが、私たちは器を販売しながら焼き物の『器』だけを販売していません。
なんの事かサッパリ分かりませんよねw
正確には器を販売しながら《人間の器》をSNSや催事を通して発信してきました。
Instagramに力を入れた約二年間平日は毎日ライブ配信をおこなったり、フォロワーさんが楽しめる企画を沢山考えて、皆さんに日常の疲れを忘れて楽しんでいただけるように頑張ってきました。
応援して下さる皆様のおかげでSNS総登録数は4万人を超えて沢山の方とオンライン・オフラインで繋がっています。
そんな中、コロナが蔓延して私たちの予定していたイベントも中止。
助けてくれたのはお客様でありSNSのフォロワーさんでした。
私たちはそんな方たちを【大吉ファミリー】と呼ばせて頂いております。
コロナも一時的に収束して催事が再開したときには沢山の方が会場に遊びに来てくれました。
一緒に写真を撮ったり他愛もない話をしたり、中には小さいお子さんも一緒に遊びに来てくれて、今では店員とお客様の垣根を越えて楽しく毎日を過ごさせて頂いております。
しかし長引くコロナの影響は私たちにも大きな打撃がありました。
毎年30万人が来場される陶器市も2020年、2021年と中止になり、関西まで行った催事も中止に追いやられ...
いつまた規制がかかって動けなくなるのかと先行きの不安を抱えている中、ある方と出会うことで私たちの考え方は大きく変わりました。
佐賀県東脊振(ひがしせふり)で有機農業をされている松本農園の松本さん
(以下、師匠と呼ばせて頂きます)
師匠はブランドにんにく【吉野ガーリック】や農薬を極限まで使わないイチゴ【とよのか】を栽培されて、沢山のファンがいらっしゃる方です。
他にも化学肥料を使わない野菜を沢山育てており、農業のプロフェショナルです。
これまで農業とは無縁だった私たちですが、師匠に強制されて…w
畑から収穫したばかりの泥付きの人参を「食べてみろー」と言われ、泥を落として食べてみると…
今まで食べたどの人参よりも甘くてビックリしたのを鮮明に覚えています。
松本農園には定期的に通わせて頂き、農業のいろはを学んでいるのですが、実は私たちの他にも松本農園には日々沢山の人が訪れます。
師匠の野菜に惚れ、人柄に惚れた方たちでいつも師匠の周りは笑顔で溢れています。
陶器屋だった私たちが器の根底にある『食』というものを考えるきっかけを頂き、ずっと悩まされていた問題に立ち向かうことを決意しました。
私たちの会社がある有田町は人口1.9万人にも満たない場所です。
耳を澄ませば小鳥のさえずりが聞こえて、夜になれば星空が一面に広がり、とても暮らしやすい良い場所です。
しかし、会社の周りを見渡せば荒れ果てた田んぼが20年以上何もされず、放置されている状況だったのです。
会社の裏の耕作放棄地は崖になっていて大雨が降ると崩れるのではないかと毎回ヒヤヒヤしています。
1mを超える雑草は秋になると花粉をまき散らし、近隣の方に花粉アレルギーで悩まれる方もいて、状況は深刻です。
全国的にも問題になっている使われない田んぼや畑は今後さらに担い手不足や高齢化によって増えていきますが、私たちの周りの農地も直接的な解決策もないまま長い年月がたっていました。
調査によると日本の耕作放棄地・遊休農地の面積は42万3千haあるそうです。
その面積なんと
もうイメージできませんよね(笑)
とにかく広大な農地が使われずに荒れ果てた土地となっているようです。
注目して見て頂ければ皆さんの周りにも荒れ果てた土地が多いのではないでしょうか。
もう一つ、耕作放棄地と同様に私たちが目を向けている事があります。
日本は添加物大国と言われ、国が使用を認めている添加物の種類は世界一,二を争うと言われています。
もちろん全てが体に害があるものではないそうですが、アレルギーや癌の原因になっているとも言われています。
昔に比べてアレルギーを持ったお子さんが多くなった気がするのは私たちだけではないと思います。
さらに今や日本人は2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで死亡していると言われています。
その背景には消費者である私たちが安価で綺麗で長持ちする物を買い求めた結果、添加物や化学肥料など体に良くない物が多く使われていて、じわじわと体をむしばんでいるのかもしれません。
そんな状況を知り、運命的にも師匠と出会い、安全な食の在り方を教えて頂いています。
私たち自身すべてに気を使って食生活を送るのは無理です。
ですが、このような現実を目の当たりにして、美味しくて安全な野菜の存在を知ることで、意識が変わり少しずつでも安全な暮らしが送れると実感しています。
何より子供達の為にも正しい知識を持ち、健康に過ごしていきたいですよね。
私たちがおこなっている農作業に関して、とても凄いことが明らかになっています。
ストレスで増加するホルモンであるコルチゾール、クロモグラニンAが減少し、
幸福度をあらわすホルモンのオキシトシンは増加していることが確認されたとの調査結果が発表されています。
農作業をするだけで幸福度が上昇するなんて最高だと思いませんか?
収穫時期になると野菜も取れるので一石二鳥ですね!
1.加速する田舎の衰退を止め、地域に根付いた活動の中で人と繋がる事の大切さや、食べ物について楽しく考える場所を作ります。
2.親子、カップル、友達など老若男女問わず一緒に種を蒔いて、一緒に収穫して、一緒に料理をして楽しい時間をみんなで共有する場所を作ります。
3.私たちが作る野菜を通して添加物や化学肥料などへの正しい知識多くの人が持ち、子供たちの未来を安全な物にしていきたい。
1.田んぼだった耕作放棄地を畑にするために必要な堆肥を入れたい
堆肥を入れる事によって土の中の微生物が活発になり化学肥料に頼らない野菜作りが出来ます。
2.みんながくつろげる空間として屋根がある場所を作りたい。
会社の駐車場にテント型の屋根を設置して収穫祭や夏祭りなどの行事を定期的に行い、人が集まれる場所を作りたいと計画しています。
野菜作りは土づくりから!!
現在私たちは美味しい野菜を育てるため土づくりに力を入れています。
元々田んぼだった場所が多く、野菜を育てるには水はけが悪いし長年手を付けていなかった為、土はガチガチに固まっています。
この荒れ果てた土地に松本さんに助言頂き1反(300坪)あたり約10トンの堆肥を入れます。
他の農家さんなどに話を聞くと堆肥の量に驚かれますが、化学肥料を使わない胸を張って勧められる野菜を作る為に欠かせない栄養です。
野菜作りを始めるにあたってトラクターや他の必要な重機なども続々と揃ってきました。
現在借りている畑は5反ほどあり、随時必要な堆肥を投入しています。今後規模を拡大する際にさらに必要になります。
今年の3月から始めた活動で夏野菜を初めて自分たちの手で作りました。
病気や害虫の被害を受けながらも問題を解決しながら頑張っています。
5月には地域の関りとして近くの認定こども園の園児がキュウリやナスを植えに来てくれました。
大吉のメンバーは全員子育て真っ最中のパパママ世代です。
この活動を一番届けたいのは、こども達です。
種から育てて小さな芽が出た感動を多くの子供達に味わってもらいたい。
子供達こそ野菜の育て方や化学肥料など、野菜の事に目を向けてもらいたいですよね!
そして野菜作りと並行してもう一つのプロジェクトを進めています。
私たちの会社には利用していない窯芸窯(焼き物を作る窯)が数十年使われないまま眠っています。
現在使っている場所は会長である大吉の母(パワフルウーマン)の実家で、昔は有田焼の高級割烹食器を作っていた窯元があった場所なのですが、後継ぎがいなく廃業してしまいました。
大吉はその場所を改装して使っているのですが、改装当時から大きな問題がありました。
倉庫の中に2基の窯芸窯が鎮座しているのです。
写真を見て頂ければお分かりだと思いますが、かなりの大きさです。
当時は邪魔で処分を考えましたが、解体するのに数百万かかると言われ断念していました。
現代の考え方では要らないものを壊すのではなく、環境を大事にして持続可能な社会を作り後世に受け継ぐ、サスティナブルな世の中です。
私たちも今ある物を有効活用できないか考えました。
10年以上使われず会社に鎮座していた窯を自分たちの手で巨大ピザ窯に…
ピザ生地は小麦の調合にこだわり粉を自分たちで捏ねて作り、畑から新鮮な野菜を収穫してその場でトッピングします!!
900度まで温度が上がる巨大窯に3分ほど入れるとアツアツ・モチモチ・パリパリのピザが完成。
最大で90cmのピザが焼けます。(笑)
出来立てをみんなで食べるのは最高のひとときです。
このピザ窯がきっかけに沢山の人に遊びに来てもらい、出会いが広がる場所になることを願っています。
あなたも食べたくなったでしょ?
そしてもう一つ
有田町には棚田百選に選ばれている《岳の棚田》と言う絶景スポットがあります。
空気も新鮮でずっと居たくなる場所です。
私たちはこの岳の棚田でも校長先生と呼ばれている前田さんと繋がらせて頂き、耕作されていない田んぼを借りて前田さんの指導の下、お米作りも始めました。
6月には大吉ファミリーを招いて手植え体験も行いました。小さい子供達も参加して後半からは泥遊びになりました。(笑)
作物を育てながら遊びを見つけて楽しむ、まさに私たちのやりたかった事だと実感できました。
田植えをした後は、棚田米を使って羽釜で炊いたカレーをみんなで食べました。
羽釜で炊いたご飯は米粒がしっかり立って、ツヤツヤで甘く最高です。
いつもは小食な子供もおかわりしてくれて最高の体験だと自信を持って言えます。
今回紹介したものは、ほんの一部に過ぎません。
まだまだやりたいことは沢山あって、色々な野菜や果物を植えて収穫体験をしたり、夏祭り・蕎麦打ち・餅つきなどのイベントも現在計画を進めています。
このページが沢山の人に見て頂き、応援して頂ける人が増えると私たちの活動も規模が大きくなり、沢山の人と幸せを共有できると確信しています。
•耕作放棄地への堆肥散布費 約20万円
•駐車場の常設テント屋根建設費用 約400万円
•Good morning手数料(9%)
※このうち100万円を目標にさせて頂きます。
実施スケジュール
堆肥・野菜作りは時期に合わせて随時行っていきます。
7月16日「はたけの大吉」実店舗オープン
9月中旬 常設テント屋根建設
9月以降 リターン順次発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
※私たちらしく少々クセのあるリターンをご用意しています(笑)
1.すべての子供の未来の為にとにかく応援 (30秒程の動画メッセージ付き) 3,000円
私たちの感謝の気持ちを動画でお届けします。
2.すべての子供の未来の為にとにかく応援 (1分程の動画メッセージ付き) 5,000円
感謝の気持ち+あなただけに特別なメッセージをお届けします。
3.すべての子供の未来の為にとにかく応援(1分程の動画メッセージ付き) 10,000円
感謝の気持ち+3年は笑える気合の入った爆笑動画をお届けいたします。
4.【はたけの大吉】で収穫した朝採れ野菜 (60サイズ) 9月以降発送 3,000円
私たちの心を込めた愛するキュートな野菜たちをお届けします。
5.はたけ1日体験大人 1名様 (2名様以上は再度ご支援ください) 2,500円
私たちと一緒にオキシトシン高めませんか? お話をしながらの農作業はとっても楽しいですよ。
6.はたけ1日体験 小学生以下 1名様 (2名様以上は再度ご支援ください) 1,500円
お子さんオキシトシン足りてる? たまにはゲームやスマホから離れて最高の一日を過ごしましょう!
7.【行かなくても会いたい】スタッフとzoom30分 3,000円
爆笑の30分になることをお約束いたします(笑)
8.大吉のしゃちょーに人生、経営相談60分 10,000円
常に先手を打ってきたひかる社長、知識の数は六法全書なみ?すべての悩みが一瞬で解決します。(ホントです!)
9.coco428プレートセット 8,000円
はさみの大吉オリジナル。幸せを呼ぶ四葉のプレートセット。
10.coco428ボールセット 12,000円
どんな料理にも合う!盛り付けるだけで幸せな気持ちになれるボールセット。
これまで器屋として活動してきた私たちですが、これから地域や未来の為、子供たちの為に本気で取り組んでまいります。
有難いことに今まで応援して頂いている方も沢山います。
新しく事業をするにあたりそんな方々から沢山心配の声も頂きました。
ですが私たちは現状に立ち止まることなく全力で前に進んでいきたいと本気で思っています。
今の日本の仕組みや現状に色々言うつもりはありませんが、思う事は沢山あります。
当然私たち一事業者に日本を変える大きな力なんてありません。
ですが大切な家族、友人、特に子供たちには健康で幸せな未来に繋がる日々をおくってもらいたい。
ちいさな取り組みかもしれませんが、沢山の力が集まれば大きな力になると思います。
その為の第一歩をご覧いただいている皆様と一緒に歩んで行ければ嬉しいです。
佐賀県のみならず、九州、本州と私たちの活動が広がることを願っております。
はたけの大吉スタッフ一同
最新の活動報告
もっと見る残すところ後3日…
2022/09/01 16:49こんにちは。はたけの大吉クラウドファンディングも残すところ後3日となりました。毎日催事に行ったり自分達の畑の管理、岳の棚田の管理、農業修行、イベントの準備、集客、TikTokライブ、YouTube撮影、カフェのオープンなどなど様々な仕事を全力でこなす中での初めてのクラウドファンディング挑戦で、しっかり準備したつもりでも、後から考えると「こう書けばよかったな」とか「こんなリターンがあったら面白かったな」とか「リターンの癖が強すぎた?」とか色々と考える事ができた挑戦でした。…ヤバい、終わりの雰囲気出てる…w今日までに55名もの方にご支援いただけてホントに嬉しいです。しかーし!!まだ後3日残ってるじゃないか!大吉がこのままで終わるわけないじゃないか!!最後まで諦めず全力で突っ走ります!!引き継ぎ応援して頂ける方、顔面ストッキング好きな方、どうか子供たちの将来を豊かな物にするために私たちの活動にご協力お願い致します。まずは台風11号の対策を!!皆様も十分お気を付けくださいね!! もっと見る
新しいリターンを追加しました。
2022/08/23 11:19こんにちは。本プロジェクトも残すところ14日と折り返し地点を過ぎました。今日までに52人もの方からご支援をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。ですが、まだまだ目標までの道のりは長く、なんとか達成に向けて頑張っていきます!そこでプロジェクト内で紹介している棚田米、こちらが予想にスクスク育っているので、急遽リターンに入れさせていただく事になりました!!パチパチパチパチーこの棚田米…初めて食べた時の感動を皆様にも味わっていただきたいです。多分こんな感じになると思います。w6,000円と少し高いと感じるかもしれません…ただそこは皆様のお気持ちで私たちの活動を応援して頂けると嬉しいです。私たちも全力でお返しさせていただきます♡ もっと見る
初めてのクラウドファンディングから10日がたちました
2022/08/17 15:32ご覧いただきありがとうございます!8/8にクラウドファンディングを公開してちょうど10日が経過しました。おかげさまで47名の方からご支援をいただき、公開から10日で達成率29%突破いたしました。ご支援してくださった47名の方々、本当にありがとうございます!!!以前から大吉を応援してくださっている大吉ファミリーの皆様、私たちスタッフの知人や仕事関係の皆様、そして全く面識のない方々まで、いろいろな方々にこのプロジェクトを知っていただき、そして応援いただけることを本当に嬉しく思います。クラファン公開から今日までの10日間を振り返ると、ご支援いただいた方はもちろんですが、応援メッセージをくださった方、クラファンのシェアをしてくださった方など、本当にたくさんの方に協力していただき成り立っているということを実感した10日間でした。そして、多くの方にご支援・ご協力いただくたびに、安心・安全な野菜を作って子ども達の将来の為に意義のある活動にして行こう!!という思いが強くなり、このプロジェクトへの覚悟と責任がより一層強まった10日間でもありました。改めまして、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます!!もうすでに畑での活動は今年の3月から始まり、春に種を蒔いた夏野菜ズッキーニ・キュウリ・ナス・トマト・ニンジン・ピーマン・オクラなどなど沢山の野菜を育てました!初挑戦にして化学肥料を一切使わず農薬なども極力抑えた野菜作りをしている私たちですが…これが難しい!!少し油断すると虫にやられて思う様に収穫できなかったり、枯れてしまったりと日々奮闘しております。そして今から秋野菜に向けて準備を始めました。こちらも荒れ果てた場所からのスタートです。お手伝いに来ていただける方、絶賛募集致します。wまだまだ挑戦は始まったばかりですが、まずは公開から10日、このプロジェクトを応援してくいただき、ありがとうございました!これからも皆さんと一緒にこのプロジェクトを盛り上げて行けるよう、全力で活動していきます!この活動報告では、ご支援いただいた方、プロジェクトに興味を持っていただいた方に向けて、タイムリーな情報をお届けしていきます!引き続き宣伝・シェア等していただけますと嬉しいです。よろしくお願いします! もっと見る
生産している人の顔が見える。生育状況が見える。種蒔きから草取り、収穫体験も随時出来る。色々なイベントを開催している。楽しみが沢山ありそう。