11月26日(土)。
小倉の町に出ました(笑)!
平野塾で出会った渡辺さんからのお誘いを受け、北九州ESD協議会の「語り場・学び場」に参加。
もともと、小倉の町に馴染みのない私。道行く人にバレないように、スマホをチラ見しながら、「北九州まなびとESDステーション」へ。
(案内が終了した後、キョロキョロと探している姿は、どう見ても「おのぼりさん!」(笑)まさか、地下とは…)
早乙女勝元さん。
東京大空襲を経験され、その経験をもとに絵本「猫は生きている」を書かれた方。
東京大空襲を記録することに力を注ぎ、戦時資料センターを立ち上げ、館長をされていた方。
私の中では、「尊敬すべきすごい方」!
今年、その訃報に、気を引き締めたことを思い出します。
その娘さんが来られる!!
さらに、重信館長(平和のまちミュージアム)さんのお話も聞ける!!
会場には、すでにたくさんの方々が集まっていました。
まず感動したのは、「年齢がさまざま」であること。
閉館した「北九州平和資料館」に関わっている時は、この私が「若い人」で、「めずらしい」。
多くが70~80代という感じでした。
でも、「ESDステーション」では、おそらく20~60代。
学生さん、若い先生も含まれていて、未来への希望を感じました。
早乙女さんのお話も重信さんのお話も、私にとって、大変元気づけられるものでした。
「切実さ」を原点として歴史を語ること。
「命の重さ」を感じてもらうこと。
自分が考えてきたこと、やって来たこと、やろうとしていることは間違っていない!
そう思えました。
私の中での歴史を語り継ぐ「切実さ」が目指すものは、「戦争をなくし、本物の平和をつくる」こと。
だからそこには、「地球の歴史」「人類の歴史」「争いの歴史」「日本がした戦争の歴史」「人権獲得の歴史」・・・そして、「身近な地域の歴史」を学ぶことが必要なんです。
「身近な地域の歴史」を学ぶ意味は、そこに「生きた人々」を感じるため。より「自分事」として感じるため。そう考えています。
受験勉強をしていた頃、「歴史」という学習(いえ、授業?)が大嫌いだった私ができることは限られていると思います。壮大過ぎて笑いが出てきます。(笑)
でも、今の私には歴史を学ぶことが、とても切実。
平和資料室の展示にも、それを感じるものを入れたいです。
充実した2時間の中で、すてきな人との出会いと共にすてきな本にも出会えました。
絵を描かれた吉澤みかさんにサインもらっちゃいました!
ほっこりしました。感謝。