【写真】秋のasobi基地で実施した焼き芋。私が川の上プロジェクトに関わってみたいと思ったきっかけは、川の上に住む方々は年齢や世代に関わらず交流を楽しんでいて、豊かな暮らしや川の上という地域の文化について子供、大人に限らず、他の地域の方々とも共に学んでいる姿勢を見ました。そんな姿にとても関心が湧き、その場をさり気なく見守る側にいた川の上プロジェクトの皆さんと一緒に活動してみたいと思い現在に至ります。【写真】夏のasobi基地で実施したペイントアート。大人も子供たちに負けず楽しんでいる。この川の上プロジェクトでは、子供の自由な遊び場を提供する「asobi基地」というイベントを定期的に開催してきました。子供たちが自由な発想で作品を作ったり、元気いっぱいに走り回る姿をみた大人たちも子供の成長をみて楽しくなるイベントです。このイベントへの関わりを通し、次世代を担う子供や学生達への支援と、今までも、これからも川の上に住む人が豊かに暮らすことができる場をみんなで築いていくことが大事だと思い活動しています。石巻・川の上プロジェクト運営委員 横山翼
【写真】「耕人館」と「たねもみ広場」のコンセプトワークショップ(2017年)。川の上・百俵館の立ち上げ段階からコンセプト形成に関わった私は、今回の「耕人館」と「たねもみ広場」からなる「地域の学び舎」づくりにおいても、そのコンセプトを地域の子供たちや住民たちと交わって考えてきました。【写真】百俵館のコンセプトワークショップ(2014年)。【写真】百俵館づくりを支えるプロフェッショナルチーム(2014年)。石巻・川の上プロジェクトは、未来の社会創造におけるレジリエンス型地縁コミュニティの雛形であり、それを市民の立場から起ち上げ、人を巻き込み、形にしたこのプロジェクトを心から応援しています。この「耕人館」と「たねもみ広場」が新しい未来を魅せてくれることに期待してやみません。コンセプト形成の一部に携わせさせていただいて光栄です。 prsm コンセプトコンサルタント 藤代健介
【写真】春のasobi基地で行ったコミュニティ農園カワノカミファームでのお芋の苗植え。活動の一つにasobi基地があります。季節ごとに川の上の自然を生かした内容で、老若男女問わず交流できる場となっています。子供達は遊びを通して自然と友達になり、遊びの内容を広げ、笑い声が絶えません。大人も負けずに本気で遊び、子どもに変わってしまいます。【写真】秋のasobi基地で行った焼き芋。お芋はカワノカミファームから収穫。そんなasobi基地の活動に懐かしさを感じてしまいます。昔は近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが遊んでくれ、大人は声をかけてくれていましたが、当たり前だった光景が今は薄れてしまいました。だからこそ、優しい時間が流れる川の上での活動が、魅了的で貴重な場となっているのだろうと思います。【写真】子どもも大人も交わって自由で独創的なペイントアート。これを「懐かしい」という心象的な活動で留まらせず、あらたにできる「たねもみ広場」と「耕人館」という場をとおして、未来を紡いでいく子供達にとって、自然なものになっていけばと願っています。石巻・川の上プロジェクト運営委員サクマシホ
【写真】アドベンチャークラブメンバーで参加した「たねもみ広場」づくりワークショップ。「障害があったり,生きにくさがあったりしても楽しく過ごせる場所が欲しい」そんな想いでこれまで市内の公共施設などで活動してきたアドベンチャークラブ青少年たちが,震災後に活動の場所が少なくなり,百俵館との出会いからここで活動するようになって3年。夏にはBBQや流しそうめん,学生たちとの交流など楽しく活動してきました。 【写真】アドベンチャークラブ夏合宿@百俵館。【写真】おもいおもいのひとときを過ごす子どもたち。子どもたちは百俵館が大好き。それは何よりも,「閉ざされていない」空間だから。誰がいてもいいよ,と認められる空間。今回の広場づくりにはアドベンチャークラブも参加し,一緒にベンチ作りをしました。人との出会いは,「違い」との「出会い」だと思っています。耕人館では,凸凹のある彼らとの出会いも楽しんでもらいたいなあと思っています!NPO石巻広域ソーシャルトレーニングの会アドベンチャークラブ代表櫻井育子