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400世帯が移り住む石巻・川の上に自習室を核とした「地域の学び舎」をつくりたい!

約400世帯が住む石巻市・川の上地区は、2018年に防災集団移転により沿岸部から約400世帯が移り住む予定です。私たちは、子供も大人も、ハンデのあるひともないひとも、お年寄りも赤ちゃんも共に学びあい、支えあい、伝承のための「地域の学び舎」をつくろうとしています。みなさまのお力をお貸しください。

現在の支援総額

2,280,000

113%

目標金額は2,000,000円

支援者数

136

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/01/25に募集を開始し、 136人の支援により 2,280,000円の資金を集め、 2018/03/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,280,000

113%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数136

このプロジェクトは、2018/01/25に募集を開始し、 136人の支援により 2,280,000円の資金を集め、 2018/03/19に募集を終了しました

約400世帯が住む石巻市・川の上地区は、2018年に防災集団移転により沿岸部から約400世帯が移り住む予定です。私たちは、子供も大人も、ハンデのあるひともないひとも、お年寄りも赤ちゃんも共に学びあい、支えあい、伝承のための「地域の学び舎」をつくろうとしています。みなさまのお力をお貸しください。

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2015年にオープンした「百俵館」に続き、今回計画中の「耕人館」「たねもみ広場」でもネーミングやロゴデザインを担当しています。この3つの場の名称は、地域や自分自身の将来のために、自ら学び成長することの重要性を、川の上地域の文化に馴染みやすい耕作・稲作にかけて名付けられています。「百俵館」のネーミングは、「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」という米百俵の精神から引用され、地域の文化を育む場として根付いてほしいという想いが込められています。「耕人館」は、「まちを耕し、ひとを育む」という石巻・川の上プロジェクトの活動理念と、本プロジェクト理事の木村民生先生が開設された学びの場「耕人塾」から名称を導き出しています。地域の自学自習の場として、多くの若者たちが自らの知性を耕し、成長の場になってほしいという想いが込められています。「たねもみ広場」は、地域の知恵や文化の担い手から、これから大きく伸びていく小さな子供たちへと、未来への種が繋がっていく様子をイメージしながら命名しました。世代性別を超え地域住民に愛され、様々な交流が起こる和やかな場になってほしいという想いが込められています。現在、クラウドファンディングと並行し、ロゴデザインの検討を進めています。ONO BRAND DESIGN 小野圭介 


石巻・川の上プロジェクトでは、毎月第1水曜日に川の上構造改善センターで「川の上・大地の会」を開催しています。「大地の会」では、地域の健康と生きがいを促進するため、りぷらすのおたから健康体操に加え、毎月趣向をこらした様々な企画や、お茶振る舞いが行われます。終始笑顔にあふれ、とてもいい交流の場となっています。【写真】川の上・大地の会で行われる円になってのおたから体操。 石巻には市内も含め、なかなか交流の拠点となる場所がないように感じますが、百俵館を利用する年代は、幅広く、多様性に富んでいます。今はこの大地の会は、元々いた川の上地区の主婦の方が多いように思いますが、きっとこの先、赤ちゃんからお年寄りまで、多様な世代の集まりの場として「耕人館」や「種もみ広場」が活躍できるのでは…と考えています。【写真】大地の会のみなさんが定期的に百俵館の飾りつけをしてださります。年代も性別も生まれた場所も、隔たりなく、お互いを尊重し合えるということを、この石巻の喧騒から少し離れた「河北」という地で学べるということは、これからの未来、とても大きな宝になっていくと思います。石巻・川の上プロジェクト運営委員櫻井ゆかり


震災に関わらず、現代の日本の家庭環境は複雑化し、そのしわ寄せが子供たちに来ているように感じます。地域を愛し、地域を思いやる人材を育成するためにも「地域の子供は地域が育てる」ということが大切になってくると思います。【写真】カワノカミファームでは地域の人たちと子供たちが共に畑を耕す。(写真右手筆者)私は川の上プロジェクトのファームプロデューサーとして市民農園「カワノカミファーム」を立ち上げ、仮設住宅に住むご高齢の方や子供たちと野菜栽培をしてきました。不思議と土に触れていると皆さんの表情も豊かで、収穫を共に喜ぶ光景はとても素敵です。【写真】大地の恵みを共に喜び、分かち合う。(写真中央筆者)人と人の繋がりを大切にし、私たちが生きていくために不可欠な作物の栽培をしながらこの地域の新しい未来を共に作っていきましょう!石巻・川の上プロジェクト監事カワノカミファーム・プロデューサー菅原大樹


震災から7年を経て、ようやく徐々に集団移転が始まりました。震災をキッカケに多くのことが起こり、2014年にオープンした百俵館ではその中でも地域の交流拠点として自立した運営をできるまでに至ってきました。市民主導で起こったこのプロジェクトにおいて、今度は学習塾に通う学生が主体的に運営する場所としての耕人館の設計に関わることができて嬉しく思います。【写真】耕人館における多様な学び(イメージ模型)。百俵館と耕人館では外壁を焼杉を、使い連続的な風景を作っています。点から線に、今後さらに面的展開への余地も残しています。建物と広場をつなぐ縁側では、勉強や休憩、子どもが遊び、塾のお迎えの親たちの憩いの場になるかもしれません。【写真】天井剥がしワークショップには地域住民や学生が参加。天井を剥がしたり、ヤスリがけをしたり、壁面の黒板塗装、外壁の焼杉貼りなどは、予算削減と建物づくりから自分の場所にしてもらうために実際に使うことになる人や地元の方を中心にワークショップ形式で作業も進めています。主に自習をするための大テーブルでは、ひとりで集中できる場所、他の人に教えてもらえる場所、調べ学習など資料を広げられる場所など学習形態にあわせて場所を選べるように設計してあります。また、地域のマルシェや集会などのイベントで使えるように椅子やテーブルは機能を確保しつつもスタッキングなど収納できるように設計しました。このプロジェクトが、地域の課題を解決し、地域の資産になれるようにデザインをすすめてきました。これからも素敵な場所であり続けるために関わっていきたいと思ってます。株式会社wip 平本知樹


【写真】第一期プロジェクト百俵館前の石の広場。石は地場の玄昌石を用いている。私たちは、百俵館の広場づくりから関わっており、今回は「たねもみ広場」の計画を担当しています。 計画において一貫して大切にしていることが、二つあります。その一つは「日常の中の非日常的な場をつくる」ことです。地域が持つ風土に溶け込みつつ、自宅や職場などの日常空間とは少しだけ違う、そこに行くとワクワクする、特別な時間に感じられる場づくりを大切にしています。 もう一つは、場づくりを地域のプロと住民の共動で行うことです。場が継続的に魅力的であり続けるには、地域の職人さんが持つ経験と知恵、(お掃除や簡単な補修など)住民の日常的な関わりが大切だと考えているからです。【写真】楕円形のカゴの中には薪ストーブでくべられる薪が入る。【写真】カゴの上には柿渋を塗った角材を敷いてベンチやテーブルとして使われる。 将来は、裏山の整備も行われる予定です。これからも、少しずつ場と人が育ち、輪が広がり、地域の人々の原風景になればと願っています。株式会社スタジオテラ 石井秀幸 杉山芳里