皆さん、こんにちは!
ヤングケアラー協会の宮﨑です。
今回の活動報告でも引き続き、ヤングケアラー協会が実施してきた「ワークショップ」についてお伝えしていきたいと思います!
Part1はこちら▼
https://camp-fire.jp/projects/595633/activities/403850
前回までのワークショップを通して、ヤングケアラー協会としてどんな社会を実現していきたいかを話し合いました。その中で、最も多く挙げられたのが下の5つです。
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・ケアを理由に夢を諦めない社会
・ヤングケアラーが自分らしく生活できる喜びを感じられる社会
・ヤングケアラーだということを隠さず言える社会
・ヤングケアラーを(協会が)発見できる社会
・自分ごととしてヤングケアラーに関われる社会
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今回のワークショップでは、これらのビジョンをどんな風に伝えていくかについて話し合いました。
ヤングケアラー協会がどんな思いで活動しているかが一言で伝わるよう、まず作成したのが「タグライン」です。タグラインとは、協会のキャッチコピーに当たります。協会の理念やコンセプトを一文で分かりやすく伝えるために必要です。
今回、「ヤングケアラー協会から社会に対して伝えたいこと」と「ヤングケアラー協会がヤングケアラー本人に伝えたいこと」という2軸でタグラインを考えました。
まず、「ヤングケアラー協会から社会に対して伝えたいこと」軸のタグラインは
話すユウキ、守るチカラ。
です。このタグラインには、「ヤングケアラーの方に友人や協会の誰かに悩みを相談する勇気も持ってほしい」という思いと「その悩みを話した勇気を守ることのできる社会をつくっていきたい」という思いを込めました。
次に、「ヤングケアラー協会がヤングケアラー本人に伝えたいこと」軸のタグラインは、
手放さない、今と未来。
です。このタグラインには、ヤングケアラーだからという理由で、今の希望や将来の夢を諦めないでほしいという思いが込められています。
このように、タグラインを策定することで、ヤングケアラー協会がどのようなスタンスで活動しているかを端的に伝えることができます。
そして、タグラインに加えて「協会の雰囲気」を伝えるために「コアカラー」も策定しました。
コアカラーは、全て日本の伝統色になっています。
日本の未来を支える希望が子供たちや若者であるように、ヤングケアラーも一人ひとりが自分らしく生きられる社会を作っていけるようにという想いが込められています。
また、メインのカラーは「苗」です。
幼い草や木の苗がヤングケアラーだとするとヤングケアラー協会は苗を支える添え木になりたいという想いで策定しています。
クラウドファンディングページの画像や特設サイトなど、このコアカラーをもとにデザインしています。ぜひご覧ください!
Part2ではワークショップのお話しから、タグラインやコアカラーを作成したところまでをご紹介しました。
次回は、どのようにして社会の人をヤングケアラー問題に巻き込むのか?についてご紹介したいと思います!お楽しみに!