コレまた、マンゴー栽培と同様、鹿児島県内で唯一!
徳之島高校では、コーヒーの苗を栽培しているんです。(このプロジェクトとは、直接の関係は、ありませんが・・)
伊仙町役場、徳之島コーヒー生産者会、丸紅株式会社とAGF®の4者で、「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」が、2017年に発足しました。本校は、2019年からコーヒー苗の栽培に関する研究と併せて、苗の生産を委託されて、今年で4年目になります。
全国的には、沖縄県の北部農林高校もネスレと連携して、2021年から、コーヒー苗を栽培してるみたいですね。え〜と、競うわけではありませんが、コーヒー苗の栽培に関しては、こちらの方が、2年先輩ってことでいいでしょうか?(^_^)v
生徒達の課題研究では、コーヒーの育苗を研究テーマに、徳之島でのコーヒー育苗の確立に向けて、学ばせてもらっています。
種まきから出荷まで、約1年間。毎年、何かしらの問題がありながらも、なんとか育ってくれた苗たちを出荷する日は、我が子を送り出すようで、感慨深い気持ちになります。
ところで、徳之島コーヒーの父「吉玉誠一」さん(徳之島コーヒー生産者会会長)が、ここ徳之島で、たった1人でコーヒー栽培を始めて30有余年。徳之島でのコーヒー栽培は、台風との戦いだったとか・・
様々な苦労を乗り越えてきた吉玉さんだからこそ滲み出てくる、朗らかな笑顔と徳之島を愛する想いに、私たちは、引き寄せられる。そして、吉玉さんを虜にするコーヒーとは、それほど魅惑的なものなんでしょうね。(吉玉さん、知ったかぶりをして、すみません。)
島で、唯一徳之島コーヒーが飲める場所が本文(ホーム)で紹介している犬田布岬の喫茶店「スマイル」。吉玉さんの奥様が店主なので、コーヒー栽培を始めた頃の話やご苦労されたこと等々、とても貴重なお話が聞けますよ。是非、一度足を運んでくださいね。
栽培4年目の今年は、発芽率90%!5月下旬に2年生が種を蒔き、約1ヶ月で発芽。写真の通り、今のところ順調に育っています。来年の4月の出荷に向けて、これからも生徒たちの育苗の管理が続きます。
さて、皆様の引き続きのご支援、有難うございます。ファンディング終了まであと20日間、引き続き、頑張っていきま〜す。^_^ (亀澤)