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映画『インタンジンブル~遠くて、近いもの~』自主上映&海外映画祭出品プロジェクト

知らぬ間に形のあるものだと考えてしまう「家族」について、その幻想を家族の会話からあぶりだす作品。全国各都市での自主上映、並びに海外映画祭出品のために本プロジェクトを立ち上げました。皆さまのご支援よろしくお願いいたします。

現在の支援総額

292,777

114%

目標金額は255,000円

支援者数

57

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/05/24に募集を開始し、 57人の支援により 292,777円の資金を集め、 2016/07/04に募集を終了しました

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現在の支援総額

292,777

114%達成

終了

目標金額255,000

支援者数57

このプロジェクトは、2016/05/24に募集を開始し、 57人の支援により 292,777円の資金を集め、 2016/07/04に募集を終了しました

知らぬ間に形のあるものだと考えてしまう「家族」について、その幻想を家族の会話からあぶりだす作品。全国各都市での自主上映、並びに海外映画祭出品のために本プロジェクトを立ち上げました。皆さまのご支援よろしくお願いいたします。

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(前回の記事 映画を撮るまでの道のり part3からの続き)

オーディションも終わって、無事ご出演いただく方は決まった。けれども、実際に撮影をするとなったときの、カメラの視点や物語をつなげる方法、そういわゆる絵コンテやカット割りはどう作っていけばいいんだろうか?

カット割りの作り方なんて監督する自分の感覚だし、どこかにハウツー本が売っている訳でもない。そもそも、そういったハウツー本のやり方じゃなくてもいいじゃないかというせめぎあいの中、僕のカット割りを作る作業は始まったのでした。

簡単に説明しますと(説明不要かもしれませんが)、どんな映画やドラマでも、いろいろなシーンをつなぎ合わせて映像作品は出来上がっていきます。もちろん、カットなしで撮りっぱなしで使うという作品もありますが、どこでカメラを一度切って、それを次につなげるか。そして、どの視点からカメラを回すか。それによって、物語の見え方は変わってきたりするのです。

僕自身、まずは台本にどこでカットするかを決める作業から始めました。この作業は、妄想の連続です。「えっと、ここでこうなって、あそこがこうなるから」そんな風にデスクの上で独り言を繰り返しながら、僕の台本にカット割りを書きこむ作業(矢印を用いて、ここは3カット目と書いたりする作業)は続きました。

カット割りができたー!、と思うと、次はカメラマンに指示を出すための絵コンテの作成。どの角度(アングル)で、どのセリフからどのセリフまでを撮るのか。以前にもお伝えしたように、僕はあまり絵がうまい訳ではないので、微妙な机の角度を描くにも数時間…。「あぁ、こんなところそんなに気にしなくてもいいのに。」なんてことを考えながらも、一度こだわると止めれない性格。はたからみると、極めて非効率な作業を続ける一方で、今回これを自身で経験することの大切さ、このプロセス自体が次回作につながると思っていた側面もありました。

まあ、そんな一人修行のおかげもあって、今では絵コンテをだいぶ描けるようになったと思います(たぶん)。いよいよ、数十枚に及ぶ絵コンテが完成しました。そして、台本の微調整や細かい修正を終えて、僕はようやく撮影の準備ができた(気がしていた)のでした。
しかし実のところ、「いよいよ、撮影だー!」と勘違いしている僕にまだまだたくさんの試練があったのでした…。

この「映画製作葛藤日記」的なものは一度お休みして、次回はご主演頂いた皆さまの本作に関わるきっかけや本作への想いをご紹介できればと思います。

 

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