本質へのリ・ボーンを可能にする!! 270年の古民家くらしを届けたい

ネクストゴール400万円に挑戦中!! 笑い絶えないこの場所の秘密はなんだろう。朝のコーヒータイム、午後のお茶飲み場、流れで始まるBBQ、なんだこの自然発生的な集まりはとても心地良い♪物々交換が普通に日常にある風景、深い繋がり。その里のくらしに欠かせない古民家、それが始まりです。

現在の支援総額

621,000

155%

目標金額は400,000円

支援者数

56

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/11に募集を開始し、 56人の支援により 621,000円の資金を集め、 2023/08/31に募集を終了しました

本質へのリ・ボーンを可能にする!! 270年の古民家くらしを届けたい

現在の支援総額

621,000

155%達成

終了

目標金額400,000

支援者数56

このプロジェクトは、2023/07/11に募集を開始し、 56人の支援により 621,000円の資金を集め、 2023/08/31に募集を終了しました

ネクストゴール400万円に挑戦中!! 笑い絶えないこの場所の秘密はなんだろう。朝のコーヒータイム、午後のお茶飲み場、流れで始まるBBQ、なんだこの自然発生的な集まりはとても心地良い♪物々交換が普通に日常にある風景、深い繋がり。その里のくらしに欠かせない古民家、それが始まりです。

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最初にできた国産ベチバー蒸留水 は定番の3種だった。その後OEMなども増え続け、リッツ・カールトン福岡のアメニティにはベチバー蒸留水が全て含まれて、完成度の高いオーガニックコスメとなっている。株式会社オーラテック製造。蒸留水(ハーブウォーター )とは「芳香蒸留水」とも呼ばれるハーブウォーター。フランス語でイドロラ(栄養のある水)ともいう。植物を蒸留した時に得られる、水溶性成分(芳香成分)と1%以下の微量の精油成分(芳香成分)を含む。アラブやヨーロッパの過程で昔から蒸留され、食品や化粧水などの用途で利用され続けている。今、とても希少価値が認められる様になった精油とハーブウォーター とフローラルウォーターだった。(ベチバーのフローラルウォーターは香りが良いので根の部位だがあえてフローラルウォーターと命名)全て天然成分のみの蒸留水と精油でできていて、防腐剤、無添加。常温保管も可能。揮発し無い様にハンドプッシュすると蒸留で微粒子化した液体が体に染み通って中から潤う。精油成分も微量入っているのでそれがブースターになってより浸透する。【蒸発しない使い方:スプレー後に必ずハンドプッシュを】優しく抑える①⁑ ハーブウォーターハーブウォーター は魚の匂いも消臭したいとの声に応えるため、ベチバーの根のみから全草のハーブウォーター となる。それも現在では芳香成分、バイオレゾナンスでの検証で明らかになるに連れて、更に驚く結果となった。 日焼け対策・浄化に微香性なのにディープリラックス、これまでのアロマの概念から新提案。過敏にならない乾燥・消臭対策。介護にお勧め。INCI名:Vetiveria Zizanoides Leaf/Root WaterSAnoSA ハーブウォーター主要成分:テルピネー4-オールバイオレゾナンスの数値:浄化力+5 肌の再生+5 肌の炎症+5②⁑ベチバーウォーターベチバー 初めての方に。清々しい干し草のような香りに包まれ、心身のクールダウンに最適(首の後ろなど)全身ミストにお勧め。べチバーウォーターは熱が体に籠ったり、赤身のあるオデキなどにとても助けになって眠れ無い痒みから解放される様な芳香蒸留水。INCI名:Vetiveria Zizanoides Root/Leaf/Cymbopogon CitratusStem/LeafwaterSAnoSA ベチバーウォーター芳香主要成分:テルピネー4-オールバイオレゾナンスの数値:③⁑ナチュハートプラス ウィルス・花粉対策に抗菌スプレー(黄色ブドウ球菌の抗菌で常在菌のバランスを調える)九州大学との共同研究による特許取得商品。大阪大学にてヒトコロナ感染予防率92%が実証された。NCI名:Cymbopogon Citraus Leaf/Stem)/(Vetiveria Zizanoides Root)Waterナチュハートプラス 主要成分:テルピネー4-オール・ℓ~カルボンバイオレゾナンスの数値:マクロファージの活性化プラス5④⁑フローラルウォーター 心身のシンプルケアに 化粧水として。全身化粧水としてオーガニックコスメの基材として防腐効果も高いベチバーの根のみを蒸留水です。他の香りを引き立てる保留剤としても秀逸です。INCI名:Vetiveria Zizanoides Root Waterフローラルウォーター主要成分:テルピネー4-オールバイオレゾナンスの数値:《水に5滴垂らした時》肌全般 +4 再生力+4⑤⁑フローラルウォーター A.Fver. スペシャルケアに④と同じように使用可能です。他にディフューザーにオイルの様に垂らしてご利用出来ます。専門家の療法のツールとして使用可能な(仏)シンプルズの製品規格の条件を満たしています。睡眠力+5 集中力+5 浄化+5 グラウディング+4 肌全体+4INCI名:Vetiveria Zizanoides Root WaterSAnoSA フローラルウォーターAF.ver主要成分:テルピネー4-オールバイオレゾナンス数値:⑥精油  レスキュー的なグラウディング・心身のバランシングに。キャリアオイル50mlに0.01ml程度で十分堪能出来る粘性のある香り高い精油です。ブレンドの魔術師の名の通りそのポテンシャルは高く、シングルでも手放せない逸品です。 INCI名:Vetiveria Zizanoides Root OilSAnoSA 精油主要成分:セドロールバイオレゾナンスの数値:グラウンディング力が+5⑦⁑八女の優 ピロースプレー 穏やかな眠りに。ベチバーと葛の蒸留水に芳樟の芳しい絶妙なコンビネーション。微香性なのに心和みより添い続ける様な自然なミストスプレー。INCI名:(Vetiveria Zizanoides Root/Pueraria Thunbergiana Flower/Leaf/Stem)WaterSAnoSA 八女の優 ピロー スプレーバイオレゾナンス数値:睡眠+5 松果体の活性 +4 脳の脊髄液 +4 (脳の脊髄液を流す力があることで、脳を休める。)オキシトシン +5⑧⁑八女の優 化粧水 穏やかな心地に⑦のピロースプレーを化粧品として製品にする為に、化粧品メーカーに委託し煮沸処理後に充填しただけのミストスプレー。ピローよりも柔和な香りとなってます。INCI名:(Vetiveria Zizanoides Root/Pueraria Thunbergiana Flower/Leaf/Stem)Waterただ今製造休止⑧⁑ドライハーブ ハーブティー用 お茶で一服乾燥根をカットしお茶として旨味を引き出す、自社独自加工処理を施したドライハーブ。※食品として粉末にしたものもある。【INCI名:Vetiveria Zizanoides Root Powder】バイオレゾナンス数値:エネルギー+5バイオレゾナンスは南青山のクリニック『WELLC』の森嶌先生がベチバーにご興味をお持ちになり、研修対象となったのでバイオレゾナンスの測定機械で測定され以下のように数値化されたもの。《+5とはー5~+5の10段階の内の最高値》物品の周波数の測定は10段階評価で、−5(不活性)から+5(最大活性)WELLCでは、最高値+5が出るものしか扱いされない。+4は良い素材でうまくブレンドした商品であれば、その数値が出ることはあるが、+5はなかなか出ない。WELLC『バイオレゾナンスで、森嶌先生に周波数を測定してもらった。ハーブウォーターを5滴のむと、睡眠中枢が1分でベストの状態になった。(WELLCオーナーが飲まれ、その前後を森嶌先生が確認)ベチバーの収穫の体験をすると、その人のストレスが緩和され、脳疲労もとれてゆるみ(視床下部、下垂体、松果体、脳脊髄液、オキシトシン、セロトニン、すべてによい変化がある)第6,7,1のチャクラが活性化されている。それを周波数測定器で測定していただいた。                    文責:薫風株式会社 代表取締役 片山恵理


・仏教医学書に記載の内容・ヴェーダに記載されるウシーラ=ベチバー・茅葺きの屋根材とベチバー・お釈迦様の経典『ダンマパダ337 』の記載内容福岡県八女市は、日本有数のお茶処です。黄緑色の新芽が、色鮮やかに芽吹いています。八女の伝統玉露を作り続けてきた高木家も、お茶摘みや野菜の苗の準備、苗床を整え、手を入れた竹林にはタケノコが伸びてきて収穫に忙しい時期となっています。星野村には、地元の人たちの憩いの場となっている、福楽寺というお寺があり、石橋弘勝ご住職様自らが情報収集される民族の歴史や、その探究成果などを楽しみに聞きに来られる方もたくさんいらっしゃいます。その、石橋ご住職が教えて下さったベチバーに関するお話は、とある仏教医学書に書かれているお話だそうです。ご住職と古民家でお話しをしていた時に、私がベチバー(ウシラ・Usira) について触れたところ、薬草としてはもちろん、お寺の屋根を葺く資材として珍重されている、ということをうかがったのです。(真ん中:石橋弘勝ご住職 トレッキングコース近日予約サイト公開2023.8月 星野村 カラ迫岳標高:1006m)南伝大蔵経の「大品(だいほん・Mahā-vagga)」の「六:薬犍度(薬・食物に関する規則が書かれた章)」で、爵金、生萱、菖蒲、白菖蒲、麦門冬、辛胡蓮、ウシラUsira(茅根香、学名:Andoropogon squarosus,Linn.)の記述があり、お寺の屋根をベチバーで葺くその方法が書かれているとのこと。それを知らなかった私は、驚きました。南伝大蔵経:上座部仏教に伝わるパーリ語で書かれた仏典を大成したもの。以前から、(星野村の)古民家の屋根の葺き替えについて、大変な労力と破格の費用を要することになるので簡単には維持できない為、星野村も残すところ民家では1件となりました。『もうこのまま朽ちていくのを見守るしか無い』と嘆く9代目の茂子さんの言葉になんとも言えない状態が続いていました。『南国のベチバーが雪降るこの里に来た意味がきっとあるはず・・・』という気持ちからキッカケになる様なことがあれば可能性はあるかもしれない。私は微力だけど方法はないものかと考えていたのです。 これまで古民家を維持してきた高木さんのご苦労は、いかほどかと想像もつきません。何とか費用の足しになり、継続するための支えにならないかと、ベチバーの栽培と商品化が始まったんです。その矢先に、ベチバーの栽培と商品化が、屋根の葺き替えの費用捻出に役立つだけでなく、ベチバーそのものが屋根の資材として使えるという事実は、思いがけないものでした。実際に屋根をベチバーで葺くことは、未だ実験中で実用レベルには辿り着いていませんが、今はその時期を待つことにしています。(現在:活動報告#3にある様に茅葺き職人の上村組さんのご協力で屋根に葺くことが決まり、ベチバーの葉と杉皮を準備しています。)ベチバーは「頭」に良いアーユルヴェーダには『リグ・ヴェーダ』『サーマ・ヴェーダ』『ヤジュル・ヴェーダ』『アタルヴァ・ヴェーダ』の4種があり古典と呼ばれています。『アーユルヴェーダ』は『アタルヴァ・ヴェーダ』の副ヴェーダになります。医学に関する記述が抜き出されたものが、世界最古の医学書として現代に伝わっています。そのアーユルヴェーダの古典には「ベチバーは頭に良い」とあるそうです。現在、(2020年当時)まだ日本に7名しかいらっしゃらないアーユルヴェーダ医師である田端瞳先生に教えていただいたお話しです。さらに、お釈迦様の主治医はジーヴァカというアーユルヴェーダの医師だと伝えられています。その関係性からなのか、屋根にベチバーが葺かれているというのは、前の章でも触れました、お釈迦様により伝授された仏教医学書に、そのお記述があるという繋がりも大変興味深い点です。ベチバーに関する内容を総合すると...「頭に良い・湿温調整・忌避作用・消臭作用に長けるベチバーを屋根に葺く生活の知恵」ということになります。(現在更にインド在住のアーユルヴェーダ医師である亀森奈緒子先生に現地調査含めて情報を戴きました。以下、その一部抜粋:  古典書での記述について。  <チャラカ>  ・総論編 4:肌を良くする、灼熱感をとる、身体の痛みをとる、嘔吐を鎮静、生殖 組織の浄化、母乳を促す・治療編1/145 :シャダンガパーニーヤ《musta, parpataka, ベチバー、白檀、乾燥 生姜で煎じ液を作って、冷ましたもの。口渇や熱を鎮静》<スシュルタ>・総論編 38:解毒、肌を良くする、痒み鎮静、ニキビのようなできもの鎮静、口 渇、出血病、ピッタ性の熱、灼熱感を鎮静。<バーヴァプラカーシャ> karpuradi varga 86-88 ・未消化物を消化する。冷性。軽性。苦味。甘味。熱、嘔吐、酒酔い、口渇、血液                                                                                               組織の病気、毒、灼熱感、排尿困難、潰瘍を鎮静する。止める働き。カファとピッ タ鎮静。                                                                                               <バイシャジヤ・ラトナワリ>・ushira asava 《ベチバーなどの薬用酒》:出血病の章 ・ushiradi kvatha 《ベチバーなどの煎じ液》:熱病の章・ushiradi churna 《ベチバーなどのパウダー》:出血病の章 ・ushiradi taila 《ベチバーなどのオイル》:排尿困難の章 *たくさんのハーブが入った薬用オイルにべチバーも使われていることが多々。)                         長い年月をかけて、洗練された先人の知恵は生活の「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」を上げるだけに留まらず、わたしたちの心身の活力を上げるヒントがあるように思われます。本来、ベチバーの原産は南インドで、常夏の20度~40度のサバナ気候で育つ植物なのです。*サバナ気候:乾季と雨季が明瞭に区別される熱帯気候。「イネ科の植物が、積雪のある星野村に根付いたこと」、「 "頭に良い" というのは具体的にどのような作用を伝えているのか」・・・その理由を紐解くヒントを、様々な場所で巡り合う方々に頂いています。それはその必要性があるからだと、日を追う毎に思うのです。この先、星野村の古民家の屋根は 「茅と杉皮」から「茅とベチバーと杉皮葺き」に変化していく日が来るのかもしれない。ベチバーがこの土地を選んだのかもしれない、という考えも浮かびます。(資金が調達できればまず完成します。このクラファン で400万円で前面が修復可能)そして、星野村はヴェーダにあるような意味合いを備えた拠り所になるのではないのか・・・と考えずにはいられません。(『野の風』はリトリートや相談、ベチバー見学にみえる拠所になりました)これまで以上に、訪れる人に安心感をもたらす存在となり、魂の成長を促す場所へ。今に続く270年の佇まいを残しながらも、里山の需要と供給を満たす、継続可能な姿へと進化を遂げて行く未来へ。そうした里の存在が、人々を魅了していく様を見守りたいと思い願う日々です。(既に次のフェーズに入りました。協議会を会社組織にして高木家を始め、星野村のハブ的な役割を果たしながら活性化をする事業を継続していきたいと思います)ベチバーの「根」と「葉」 仏教医学書を読んだとき、こんな疑問が湧きました。「あれっ?八女にあるベチバーは "≪学≫Vetiveria zizanioides" なのに、この本の書かれているベチバーは別物なの?」というのも、その医学書には、ウシラ "≪学≫Andoropogon squarosus" と記述されているからでした。私の知っている「≪学≫Vetiveria zizanioides」ではなかったのです。しかし、その疑問はすぐに解けました!長崎県島原市・玉峰寺のご住職である、太瑞知見さんに教えて頂いたのです。その情報にはこうありました。≪学≫Andoropogon squarosus, = ≪学≫Vetiveria zizanioides同定されていました。《Materia medica より》つまり同じベチバーなのです。(現在学名が更に改編され、以下の通りドミニック先生よりご教示戴きました。《学》Chrysopogon zizanioides  L.Roberto)この資料は、太瑞知見さんが九州大学の薬学部の卒論でまとめられたものの中にありました。サンスクリット語・パーリー語・英語に通じる知見さんならではの見識に触れ、それをご教授いただいて鳥肌が立つほど感動したものです。何の意図もなしに勉学に励まれ、何十年も前に書かれた、その卒論が私の疑問を紐解くヒントになっているのですから。知見さんはベチバーが日本で育っているのは勿論、まさか実物を見ることができるとは思いもよらなかったと、星野村へ見学にお越しになることになりました。その時に、星野村に集まる人々や、旬のお野菜料理、それを育む土地と人にずいぶん感動されました。そのお陰で知見さんの著書「お釈迦様の薬箱」と、私どものベチバーのコラボ講座を毎年2回ずつ開催していただくことになったのです。 (現在:脳科学の観点からの瞑想とベチバー等 京都で2回/年を開催中 次回2023.11・25予定)お釈迦様の抒情詩とも云われる経典『ダンマパダ《法句経》』の「第24・渇愛の章337」には、ベチバーの幸せの本質を求める例えが書かれています。ウシーラ根《ベチバーの根》・ビーラナ《ベチバー葉》がわざわざ分けて書かれているお話。それには深い意味合いが含まれています。それまでは草としか訳されず、難解で腑に落ちなかった文章ですが、星野村の自然の中でしなやかに育つベチバーの存在に触れることで、その本質を実感された知見さんから気づきを得られて、よりお釈迦さまの伝えられたかった教えに理解が深まりました。知見さんの見解は、こうです。『ダンマパダ(法句経)』の「第24・渇愛の章337」は、釈尊の知恵の詩集といわれる経典です。「香りのよいベチバーの根」は、2500年前のお釈迦様の時代にも皆の知るところだったようで経典にある「ベチバーの根」は「幸せ」を象徴しています。「葉《ビーナラ=渇愛》」、「根《ウシーラ=幸せ》」という構図です。はびこりやすい「ベチバーの草《ビーナラ=渇愛》」を掘り起こしたのちには、「香り高きベチバーの根《ウシーラ=幸せ》」が得られると仰っています。同じ植物を、その葉と根に対して異なる単語で表現されたのは、一方が「渇愛」、他方が「幸せ」という対局を象徴するためだったのかもしれません。よく考えてみると、ビーナラもウシーラも「ベチバー」の一部。ここで「ベチバー」を「私たち」に置き換えてみると、渇愛も幸せも私たちの中にあるものである、と考えられます。私たちには、「ベチバーの草《=ビーナラ》」のように「渇愛」が生じやすいものですが、怠ることなくその「根」を掘っていくと、いつしか香り高き「ベチバーの根《=ウシーラ》」の如き「幸せ」が得られると仰っているのではないでしょうか。バラエティー豊かなコラボ講座お釈迦様がなぜ、敢えて「ダンマパダ337」の章でベチバーを例えられたのか。新たに分かり易く翻訳され、説教じみない笑いも交えて、楽しく分かり易くお話くださるのが、知見さんの講座です。長閑に包まれる古民家での「10秒瞑想《瞑想の本質を知る》」がコラボ講座の概要になっています。難しいことは一切ありません。「また聴きたい、また来たい」とお客様の反応も上々で、大変人気です。(知見様大変多忙の為、星野村では来年開催予定)京都でも、同様にコラボ講座を開催していただいていますが、星野村での開催とは趣も、場の醸し出す雰囲気も違うようで、何度受講しても愉しく興味深い講座の1つです。ベチバー畑・蒸留の見学、旬のお野菜料理、クラフト体験、バッチフラワー体験を随時開催しております。他にも「スペシャル蒸留会」として八女の星野村リトリートでは、人間味あふれ、植物の力に通じる先生方の出張講座の、ベチバーコラボ講座をご一緒に展開していただいています。・村上志緒先生《薬学博士、株式会社トトラボ 代表、著書に『日本のハーブ事典《東京堂出版》』など》 *6/6開催(終了):「もっと知りたい!ベチバーと月桃のこと on ZOOM」『ベチバーで出来ること』録画視聴可能 @トトラボ オンライン(現在:トトラボ 主宰で山梨県のプロジェクトで早川町にてリトリート開催されています。)・ドミニック・アウストリュック先生《クレイテラピスト、アロマテラピスト、経絡療法士、アロマ・フランス コレッジ校長》(現在:高槻のアロマフランス 店舗にて毎月蒸留口座を開催されています。)太瑞知見さん《曹洞宗・玉峰寺ご住職、薬剤師》只今(2020年5月)、各講座は、新型コロナウイルスの影響で自粛しております。こういう時こそ、という想いではありますが、ここは次なる準備の時間と考えています。今後は、星野村の旬のお野菜料理や、ベチバーウォーター・バッチフラワーにもっと気軽に触れていただける場として八女で2ヶ所、八女のお茶屋的に解放する予定で準備を進めています。(現在:『野の風』にて嗅覚反応と合わせてベチバーケアをその後必要に応じてバッチフラワー のコンサルテーションを完全予約制で受けていただいております。)ワークショップや、様々な植物療法を体験出来る安心・安全の場づくりを、この機会に進めるべくその時間を与えられたのだろうという想いです。(現在:仲間も増え2階のサロンも稼働し始め、心身ともに調えるメニューが出揃いました)野の風Instagramハイライトベチバーは、お釈迦様が『幸せ』と喩えられたように、他に類のない鎮静や静寂の精油であり、心が落ち着く芳香を持っています。海外産のベチバーは少し癖のある香りですが、九州産のベチバーは好き嫌いがあまりないようです。海外産に慣れ親しんだ人は、その芳香の豊かさに驚かれます。「ずっと香っていたい」と、根のドライハーブを鼻にすり寄せる人も。そんな感動をお届けするのが、私の仕事なのです。「安心」は睡眠の質を上げ、自己肯定感も上がります。また、私は感情のバランスを調えるバッチフラワーのプロフェッショナルでもありますので、そのツールとノウハウもあります。ネガティヴな状態から、ポジティブな状態へと無理なく導くお手伝いが出来るとご感想を多々いただいてこれまで述べ1000人以上の方へカウンセリングして参りました。このような「安心」をお届けできるグッズをはじめ、身体の作用を邪魔することなく免疫を上げるための、助けとなるヒト、モノ、コトをパーソナライズしたお1人お1人に合わせご提案します。日常に役立ち、無理なく気持ちよく、元の気に戻っていかれるお手伝いをしたいのです。 「ここに来て元気になった」「命の泉の湧くところ」「一時間で体中の細胞が生き返った」「とにかく気持ち良くて・・・」「八女がやめられない・・・」と言われる多くの繋がっていただいた方々へ。そして、八女にはまだ来ることができないけれど、すでに応援いただき繋がって下さっている方々へ。(現在:ようやくお客様へ安心と調和の場を整え、お迎えする準備が出来ました)そして、これから繋がってくださる方々と、心から寄り添い、互いを尊重し高め合う仲間になれることを心待ちにしながらベチバーを育てます。植物に見習い、互いの相乗効果を醸し出す里山の在り方をお伝えしていきますので、晴れて日本全国コロナが収束した暁にはどうぞ八女の地へ足をお運び下さいませ。(現在:ようやくコロナは終息したとの事ですが実際発症され、その後の経過もおつらい方が多くいらっしゃいます。その様な病名のハッキリしない状態を未病と言います。その予防も含めて『野の風』のケアを受けて頂きたいと更にその需要が高まっていると実感しています)それまで待てない・・・という方には感情を調えるベチバーの落ち着く香りや、バッチフラワーのコンサルテーションもオンラインでご提供が可能です。(現在:リアルとオンラインどちらも承っております。リアルは京都開催日程1回/月:まちなかリトリート)薫風株式会社 HPからお問い合わせ下さい。ちょっとしたことですが、余裕が持てると何かしら気づきのお手伝いが出来ると思いますので、ご遠慮なくお申し付けください。ピーンと張った糸は切れ易いので、少し緩めるとほぐれやすいんですよね。モノに関しては、今、出来ることを丁寧にお届けするのが「里の作法・SAnoSA《作り手と使い手を繋げる》」です。どうぞお気軽にお話し下さい。『次の一歩へ』必要な時に心よりお待ち申し上げております。(現在:『野の風』にてリボーンプログラムをご提供中。リターンにも掲載しております。トランスフォーメーションゲーム、ほぐしケア、嗅覚反応分析、ベチバーケア、バッチフラワーコンサルテーション。旬のお野菜料理を含め、お宿は温泉付きの池の山荘。遠方より2泊3日などおいで頂きご好評です)                          文責:薫風株式会社 片山恵理


福岡県八女市星野村・星野村とベチバー・ベチバーに導かれて...・作り手と創る人を繋ぐ 国産ベチバーブランド 「SAnoSA」星野村とベチバー                            築約270年の茅・杉皮葺き 福岡県八女市星野村に、八女茶の伝統玉露を作り続けてきた古民家があります。270年前のその当時のままに暮らす高木家。茅葺きに杉の皮を葺いている屋根は日本古来の里の姿を残し、訪れる人々の心を和ませ、魅了しています。ところが、6年前に九州北部豪雨(2012年)が発生。代々伝わる古木のお茶の木も流され、土地の土は変わり果て、農家にとって存続するのは困難なことが多く皆が途方にくれました。当時、有限会社フローラ美工・専務だった弟の渡辺裕一朗は、学生の頃に居候していた高木家の役に立ちたいという想いから、その当時インドネシアから輸入されたベチバーで、両親が作る天然消臭剤の資材のハーブを植えます。                          和多屋嘉平商店 渡邉 裕一朗そのハーブが土壌流出を止めるために、海外や沖縄で役に立っていることを知ったのです。ハーブに詳しい専門家を探し、星野村へ招いて越冬という課題に取組み、翌春には見事クリアするに至りました。そこから星野川の河川敷、休耕田、火山灰、砂地、海岸・・・植栽と観察を行い、実験が始まりました。(現況:未だベチバーの土留は事業として実現しておらずボータレスの皆様とも関わって頂きながらボランティアで水俣に施策をしている段階です。現職はボリビアからのアンデス岩塩の卸業など)本当の水の循環を取り戻し治水をする決め手となると信じて止まない想いはいつ実現するのでしょうか。私たちにも分からないけど必要だとは確信しています。)ベチバーに導かれて...                                  星野村の風景元々ベチバーは原産が南インドの常夏の地域に作られています。精油となり、有名ブランドの高級香水のベースノートにもなっている縁の下の力持ち的存在。類を見ない独特の希少な役割を果たしています。私は当時、愛知県で3人の男の子の子育ての合間にセラピストとして、ハーブやバッチフワラーのコンサルテーションなどの植物療法の相談を受けていました。度々、出張の折に愛知に立ち寄る弟に「八女に、蒸留水の責任者として帰って来て欲しい」という相談を持ちかけられていたのです。その都度、身の回りの整理がつかずに悩んでいましたが、今考えるとその頃自分に起きたことは、まるで八女に帰るように仕向けられた脚本の一部だったような気がします。結局、紆余曲折ありながら次男と三男を連れて八女へ戻る決心をします。そして長男と主人は愛知に残ることになったのです。それから九大との研究が始まり、ベチバーの歴史、特徴、様々な民族文化としての在り方などを学び、専門家のお話しをお聞きし、ベチバー精油の最上級と言われるベチバーブルボンの蒸留を見にレ・ユニオン島に行ったり、マーケティングとしての可能性を調査するため香港を訪問するなど、色んな方々のお力添えを頂きながら、まだまだ未知のベチバーの情報収集と開発に勤しんでいます。大学や食品センターの研究結果を基に蒸留水を造り出し、その後3年間、試行錯誤の毎日となりました。                            レ・ユニオン島のベチバーブレンドの魔術師といわれるほどの「鎮静の香り」をもったハーブとして 、南インドの家庭医学で用いられる妙薬として、アーユルヴェーダの薬草として、インドのお寺の屋根を葺く資材として、王宮の涼をとる網戸や団扇として、モスリンと呼ばれる布を守る忌避剤として、野菜の防腐剤として、病中病後の滋養のお茶として。それに、肌のお手入れ、浄血や頭に良いと書物に残され、2500年前のお釈迦様の叙情詩にも記載がある、香草。その香りを求める人は今も昔も数多く、特に国産の香りには、独特の土臭さが無く、芳しく品があり優しい仕上がりのため、多くの専門家やセラピストを驚かせ、魅了しています。作り手と創る人を繋ぐ 国産ベチバーブランド 「SAnoSA」                           星野村の自然栽培 ベチバー現在(2018年)、福岡県では自然農法を、3年前から熊本県ではバイオダイナミック農法を、自社管理のもと行なっています。植栽から収穫、水蒸気蒸留、充填までを一貫して管理し弟がネーミングした《里の作法》SAnoSAを引き継ぎ、作る手《生産》と創る人《加工者》を繋ぐという意味を併せて「SAnoSA」ブランドとし、国産ベチバーを広く必要な方へ届けることに尽力する日々です。異常気象、公害、災害、汚染されてゆくストレス社会で苦しむ人々にとって、自然のままのハーブウォーターという植物の力そのものを日常に取り入れることが、どれほど救いになるのかということを先人たちは知っていました。私どもの薫風株式会社は、有限会社フローラ美工のベチバーそのものを活かした製品を皆さんにお届けしています。生命の知恵として、ホリスティックケアとして、安心な場作りをしながら、講座でお伝えするイドロラセラピーもその一つです。これからの社会に役立ち、SDG‘s《継続可能な開発目標》の17の約束を果たしながら継続する未来づくりのツールとしてご提案しています。人がベチバーや植物を通じて繋がり、「活きる力を取り戻しながら、生きている意味を知る・・・それが幸福感を味わう毎日」へとつながることが私がもっとも望むことです。現在「ベチバーリトリート蒸留会」を催している星野村古民家の維持もその一つの課題です。こちらの実現にも真摯に取り組んでいきたいという想いがあり、その進捗状況も含めて今、私達が出来ることを、里の風景とともにお届け出来たらと思っています。ベチバーが、この星野村の高木家を選んで来てくれたように思えてならない、その理由などもまた追々お伝えしたいことの1つです。日常的に、安心して気兼ねなく、どなたにもお役に立てるような製品づくりのお手伝い、ご提案。ベチバーという稀にみる多様性と可能性を持つ植物との生活。現在、インドやアメリカでグリーンテクノロジーとして研究されている植物の力を、必要な方へお届けしていきたい。地球環境問題への取組みにご賛同をいただき、自然との繫がりを一人一人が実感し、世界が共存する社会へと移行していくのが役目だと確信しています。その日々の徒然を、これから過去を振り返りながらも温故知新として繋がるモノづくり、それにまつわる里からのメッセージをお伝え出来たらと思っている今日この頃です。皆様はどうお感じになるでしょうか。(現況:2023年となり今もベチバーに関わり続けていられることを幸せに思います。これから星野村の仲間たち共に古民家再生のおかげでそこから繋がる京都の方々とも日々加速しており、誰も置き去りにしないコミュニティの実現へ向かっています。どこまでいけるのかは誰も分かりませんがやれるところまで邁進するつもりです。5年間疾走してきたのでこのクラウドファンディングを機にそろそろ自分自身の体も労わりながら進めます。どうぞ皆様のご協力をお願い出来たらと願っております。)                         文責:薫風株式会社 片山恵理


コロナの影響 《2020 5月に書いたものです。》()は現在の状況を補足・ベチバーで繋がる人々・今までの繋がりを活かして・もっと知って欲しい本物たち・世界中に広がるネーミング・終息後にできること2020年3月下旬に新型コロナの影響で東京に緊急事態宣言が発令され、それにつづき4月上旬には福岡県にも緊急事態宣言が出されました。そうした影響により、今年度に予定していた蒸留会は事態の経過を見守っていた状況でしたが、その後は全て開催中止となりました。例年ですと、4月~11月まで1~3回/月を目途にベチバーの畑を皆様に見学していただき、蒸留も見ていただいています。旬のお野菜料理を堪能しながら古民家で、『自分の田舎に帰ったような時間を過ごす』そんな、リトリート蒸留会や植物療法の講座がご好評でした。中にはスペシャル蒸留会と称して、2日間の植物学の先生と学ぶフィールドワーク・製剤つくり・蒸留後の染めなどを体験する「日本のハーブ」コースや、曹洞宗のご住職 太瑞知見様 に学ぶ「10秒瞑想法」など京都でも開催している人気講座です。他にもアロマフランスの校長ドミニック先生による、植物療法のメディシナル講座で3日間のハーブウォーター完全講座などもあり、皆様毎回唸るほど楽しんで美味しい料理に感動の連続。「八女がやめられない・・・」と合言葉のように言ってくださいます。  ベチバーで繋がる人々これも始まりは、私が植物療法のイロハを学んだ東京自由が丘のグリーンフラスコでの繋がりがきっかけになりました。まだ、愛知県に居た頃、国産精油の修了過程を経てディプロマが発行される講座に通いました。その時の1期生の仲間の方々からの『国産精油であるベチバーを見に訪れたい』という要望から始まったのでした。グリーンフラスコ認定J-aromaマイスター養成講座《この講座を受講すると》「注目の国産精油に関する知識と実践法を体系的・効率的に身につけ、自由に使いこなせるようになります」「グリーンフラスコ認定J-aromaマイスターを目指す方には 認定試験がございます!」という内容がハッと目につき、受講したものでした。着々とツアー計画を立てられたご一行様のお陰で現実となり、J-aroma講座仲間と当時の講師と関東圏のセラピストさんの4名が星野村のベチバーを訪れてくださいました。その際にご案内した内容にプラスα、試行錯誤しながら現在のリトリート蒸留会となっております。それは、5感を解放するのに必要な要素が揃っているからです。ここに来てベチバーという植物に触れること、その力強いベチバーが育つ土地の風や水や太陽に包まれた、旬のお野菜の活力を戴く愉しみは他にはない感動があります。その料理を作る仲良し4人組の、おちゃらけた、賑やかで、和やかな様子に人の温かみを感じ、それが思い出につながります。遠くから里山へ足を運んでくださる方々へ、『お帰りなさい』という気持ちで接するおばちゃん達との交流などなど・・・自然と会を重ねる毎に淘汰されてきているようで、お越しになられた皆様が自由にお持ち帰りになられるように私ども自体が臨機応変にファシリテートするような素敵な時間を過ごさせて戴いています。知識を繋いでアウトプットする為に必要な感覚的な要素や、それを更に活かせる本来私たちが持ち合わせている根源的な感覚を思い出し、緩やかな時の流れに五感を解放し本来の自分を感じてゆく場所。そして溢れ出た感情は、バッチフラワーという植物療法によって調えながら1日を過ごし、必要な分をお持ち香り戴きます。それは、心のクロージング。気づいたネガティヴな感情を、そのままにしないでバランス良く調えるセルフケアの方法です。そうすることによって、必要なことに自ら気づく余裕が出来ます。今の自分に必要なことが分かる様になること・・・それは活きる為に自分で判断できるということ。なかなか忙しく、気ぜわしい日常の中で調えるのは難しいのが現状です。それは自己研鑽やコントロールすることでは成せない、感情の部分へのアプローチとして在る、お花と水の療法です。自然と心が解放される里の古民家。この場へ皆様をお迎えして、お手伝いさせて戴いているような気持ちでいます。ベチバーのお土産は、非売品の減圧蒸留器で蒸留した濃厚な水と原料の対比が1対1のプレミアムハーブウォーター100ml。ご要望の方には非売品のベチバー苗1株、クラフトで作る櫨ロウバームやヒマワリのオイルのバームなど、その会によって旬の植物のテーマがあります。オーガニックなのに、無添加で常温で1年保管可能な簡単手作りコスメなど。ベチバーの特性を活かした優れものが盛りだくさん。どんな状況で来られてもきっと心配はありません。お1人でみえる方が多いのも特徴です。  今までの繋がりを活かしてそんな古民家は、これまでに類のない農泊プランが可能なのではないかと皆様にアドバイスをいただいています。今後は更に準備を進めて、私どもの「野の風」は、常時開店をするかたちで皆様のご都合の良い時に来ていただける体制づくりを、という願いをもっています。これまでは開催予告もFacebookのみで、ほとんど口コミとリピーターの方のご利用で、延べ人数300人以上の方に来ていただいております。(現在こちらで受付中:ベチバー体験コンテンツ 3種どうしても個々人には限界がある、現実に追われて無理や限界を超えてるのに気づかない時、何よりご一緒する喜びを大切にしながらベチバーで繋がる人々と一緒にこの場をつくることでコミュニティを紡いで参りました。これからなお一層、土留としての可能性を追い続ける弟を始め、星野村の皆とも話し合い、八女市にも協力を仰ぎ、これまで応援してくださった方々にシェアして貰いながら、伝えたい想いと品を届けられるよう準備している真っ最中です。ベチバーが教えてくれたこと「人の繋がり・・・無理のない双方向の歓びで繋がる可能性」。それは物質的な利益重視の計画などでは成り立たないものです。この可能性が相乗効果を生みだしながら、創り上げられる場。その素晴らしさを此処「星野村の古民家」から発信して参ります。とてもお伝えしずらいものですが、ご興味をもって何か感じて下さればそれは大きな可能性への入り口となると信じて私どもで出来る限りのことをしてゆくつもりです。もっと知って欲しい本物たちこの里で体験することによって皆様が得られるものは大きいようで、その後も何度も足を運んでいただいています。私が、Instagramに八女「星野村便り」や「薫風便り」について投稿すると、それをご覧になった皆様が、瞬時に八女の里山へとへトリップしたような感覚になると仰っていただくのをお聞きし、私どもはしっかり安心をお届け出来ているのだなという気持ちになります。何より、感覚で覚えたものは香りの思い出と同じで、瞬時に反射的に記憶が蘇るようで、そのような感覚は素敵な思い出とともにあって欲しいなぁと思います。私どもは気を張ってご対応しているというわけではなく、いつも通りに愉しんでもらえたら嬉しいという思いでおりますので、その心持ちが皆さんに届き、よりリラックスしていただけているのかもしれません。なぜなら、個人個人でご要望もその時の状況も違いますので、その方の必要なものが何かを知りたいという気持ちでいます。そしてなるべく自由にお話しいただけるように橋渡しのお役目をしているに過ぎません。そのせいか、会にお越しになったお客様方同士で初対面だったのに、その場でお知り合いになられ、今も連絡を取り合ってらっしゃる方も多いのです。災害の時には直接連絡を取り合い、必要なものをお届け出来るように日頃の情報交換は「お互い様」の気持ちで活かされていきます。そこには大きな負担はないように、「できることから始めよう、出来る範囲でお手伝い」そして継続的に必要に応じて、柔軟性をもって、形を成していきます。この4年、お陰様で色んな繋がりが出来ました。勿論、私も全国にお知り合いが出来ていて様々な変化や出来事が起きますが、益々充実の毎日を未来への希望とともに過ごさせていただいています。 世界中に広がるネーミング ベチバーという名前は、初めて聞いたときには、耳馴染みがないせいか何度か聞き直した記憶があります。その学名が《Vetiveria zizanioides》というのも実家がはじめた蒸留の話から知りました。(現在:改訂後Chrysopogon zizanioides  L.Roberto)調香師、アロマセラピストの方にはベチバーをご存知の方は多いのですが、日本では、ハーブとしては殆ど知られていなかったんですよね。それはその名前が、国や使われる療法によって違うということもあって、同じものと知られずに存在していて、それぞれが分散しており、繋がっていなかったことが原因かとも思われるんです。前回ご紹介したように学名もいくつかあり、それらを同定出来て初めて同じ植物といえるのも大変興味深い歴史を感じます。【Vetiver講座でお伝えしている呼名などの例】ヒンディー語カースサンスクリット語ウシーラ・ヴィーナラ日本べチバー・クスクスガヤ日本 仏教医学書べチバー・クスクスガヤタミール語ヴェチバー 「まさかりで獲る」ベンガルベナ草各国共通《学》Vetiveria zizanioidesインド《学》Andoropogon squarosusインドネシアアカルワンギ 「良い根の香り」 終息後にできること コロナ禍を受けて、世界中が新しい生活様式の定着へ向けて模索を始めている中で、ここ星野村では、これまで実施してきたリトリート蒸留会を更にバージョンアップさせようと試みています。感染症の拡大防止の観点から、関わる業種毎のガイドラインを遵守しつつ、個人向けに対応するプランへと変容させていく準備に取り組んでいます。(現在6名/1コンテンツ)具体的には、御希望の日程でご予約頂き、最高2組、それぞれ5人までのプランを宿泊先別の3種のお宿で選んでもらえるものです。移動は、レンタカーもしくはタクシーのプランで八女市と連携して産業省や観光庁の補助を受けながら古民家を活かした農泊の心身回復処、滋養の場として整備しようと考えています。以前、八女に阿蘇薬草園の薬草研究家の井澤敏先生がいらした際にこんな言葉をいただきました。『ここは命の泉の湧くところ・・・色んな野草料理もできるね』と言われ、感動されました。川砂のベチバー畑での小道は、私道なので人はほとんど通れない所です。(現在:50年経った杉の皆伐により植生が大幅に変わりました。)山からの湧き水が流れ、そこにクレソンやセリ、水草もあり、スイカズラ、レンゲ、カキドウシ、オオバコ、オオイヌノフグリ、ヤマブドウ、タデ、ニオイヒ、野苺、蛇苺、ツボクサ、イラクサ、クズ、ヨモギ、ネジバナ、アキノタムラソウ、キンミズヒキ、イヌタデ、ツユクサ、スイバ、カタバミ、カラスウリ、ヒガンバナ、ゲンノショウコ、シロツメグサ、タンポポ、スベリヒユ、センブリ、タムラソウ、ハコベホウズキ、ギボウシ、タンキリマメと季節毎にキリがないほど、、、道端にある小さな草花達。山には多様な木々が群がり、そこに集まる虫や鳥や猪、生き物の循環が継続している里山の風景です。多様な生き物が共存している、生を成す場なのでしょう。私たち人間も、そこで共存する生き物の1つとして畏敬の念を忘れ、独りよがりに振る舞っていては自然の本当の力を享受するのは不可能になります。7年前に星野村でも起きたように、ここ何年も日本のどこかで前代未聞といわれる災害が毎年発生しています。川が氾濫し暴れた時、洪水になった時、災害に見舞われた時に人と人が助け合い繋がりあって行く様は暖かく、感謝が溢れ、感動さえありますが、決してそれだけでは終わりません。その後に続く長く辛い苦しい日々。そうならずとも気づき合える日常を取り戻したいとも思います。その為に必要な、一歩を踏み出す。そのきっかけの場として存在することを目指します。もっと自然の声に耳を傾ける・・・。余裕が持てるのはどんな状態なの・・・。緊張を手放し、脱力するってどんな感じかなあ。知識ではなく感覚のトコロで自身を調え、自己肯定感を上げる体験を農泊・グリーンツーリズムとして此処、星野村の「天地人風水火空識」よりお届けします。準備が整い次第、皆さんにご案内が出来ると思いますので、ご興味のある方はその折にお知らせくださいませ。(農政局の農泊補助を受け、2年のソフト事業を終えました。次のステップに向けて準備中です。)リアルに御目にかかれる日を「野の風」一同、愉しみにしております。薫風株式会社 代表取締役、有限会社 フローラ美工 クラシス事業部 マネージャー、BFRP バッチ財団登録プラクティショナー。福岡県八女市星野村で国産ベチバーの蒸留を行う傍ら、バッチフラワー講師としての活動も行う(バッチフラワー の講師業は辞めております。コンサルテーションのみ実施)片山恵理 のプロフィール日立製作所を退職後結婚。夫の転勤にともない各地を点々とする中、3人の男児の出産をきっかけに植物療法を知る。植物療法に関する研鑚を積みながら、家族の健康維持、病気の予防について実践する日々を送る。ハーブやバッチフラワーの研究と同時に、実家では並行してベチバーというアーユルヴェーダで使われる薬草のハーブを植栽し研究しており、国産の消臭アロマ製品化のアドバイザーとして3年前より関与。蒸留の責任者として八女に赴任し現在に至る。現在、日本では福岡県の八女だけで蒸留しているベチバー。世界でも珍しい国産ベチバーを実際に見て、触れて、体感したいと各地から訪れる方々に向けて、見学ワークショップを開催している。また、八女市星野村ではリトリート蒸留会を開き、良き日本の里山・自然空間を感じていただきながら、未病予防としてセルフケアのイドロラ、バッチフラワーを京都と福岡で講師としてお伝えしている。アーユルヴェーダの薬草として、お釈迦様の経典にも記載されているベチバーを家族と親戚で土作りから蒸留、製品化。日常に簡単に取り入れられるハーブウォターを身体を調えるツールとして、幅広い業種、赤ちゃんからお年寄りまで禁忌なく毎日ご愛用頂けることを目指して活動を行なっている。 助産師さんのOEMなども製造、医療機関、ケアセンターへ納品し、自ら心身の健康に必要なモノを必要な方へお届している。京都本社の薫風株式会社では、バッチ財団プラクティショナーとして植物療法を織り交ぜながら「清々しく生きるヒント」をお伝えする会として、また、高島屋、阪神、三越などの百貨店を初め東京アースデイやSDG’Sに深い理解を持ち、実践する企業としてもバッチフラワーレメディWS・「ベチバーの繋がるWS」各地で開催中。薫風株式会社 代表取締役有限会社 フローラ美工 クラシス事業部 マネージャーBIEP バッチ国際教育プログラムレベル1 元・PTTコース認定講師(福岡県・京都府)BFRP バッチ財団登録プラクティショナーJAMHA メディカルハーブセラピストアロマフランス認定 イドロラセラピストNPO法人日本ホリスティック医学協会専門会ホリスティックヘルス塾インストラクターNARD アロマアドバイザー日本アーユルヴェーダ学会認定資格アーユルヴェーダ・ヘルスケアアドバイザー                       ・カウンセリング講座修了里山の蒸留所 薫風SAnoSA八女市星野村古民家くらし研究会


最初の驚き:南国原産のハーブインド原産でインドネシアやスリランカなどで育つアーユルヴェーダ の薬草として知られるハーブなのに雪も降る里山の星野村に根付いた。その意味を10年に渡り情報収集と研究、研鑽しながら必要な方々へご提供してきた結果、土の流出を止め、自然災害を繰り返さず水の循環を保全するグリーンテクノロジーとしても知られるようになってきた。2番目の驚き:ハーブティのテロワールこの広瀬地区は昔から里芋やジャガイモ、さつま芋の根ものの美味しさが際立つ場所、その土地の山水で育つハーブティは酷暑を乗り切るアイテムとして不要な熱や膿を身体から排出し、浄血すると云われるお釈迦様の経典にも記載される幸福の香りのハーブ。断食後の回復食の際に飲用、消化器官の負担を軽減し、エネルギー補給になり、リバウンドを防止するとともに、デトックス効果の持続が期待できます。3番目の驚き:ベチバーは重金属浄化するファイとレメディエーションとして有用が証明された論文国連でも研究されていたフローティングによる根の浄化作用を実証したもの。海外では土留としても重金属のヒ素などを吸い上げ排水処理、水の浄化に役立つグリーンテクノロジーとして認証されている。今後地球環境を守り、社会課題の解決に多いに役立つものとされる。植物療法学校トトラボ 代表村上志緒先生により、ネイチャーに掲載された論文解析と共にコラボ講座を開催したものが有料講座としてアーガイブされている。ご興味ある方には詳しくはこちらになります。ベチバーで出来ること 録画視聴講座参考)ファイトレメディエーション phytoremediation,植物による環境修復4番目の驚き:CBDとの同等の作用を確認:バイオレゾナンスでの数値化グラウディング力が高いハーブとして知られるベチバー。有限会社フローラ美工と薫風(株)では高木農園と提携し、自然栽培とバイオダイナミック農法で育成から製品化まで一貫して管理。そのハーブウォーターのフィトケミカルを作用を最大限活かして製品開発している。その作用を東京表参道のクリニックのオーナーの東谷さんとWELLCの森嶌医院長が研究対象とされ、星野村のベチバー畑や作業前、作業後をバイオレゾナンスで測定して下さった結果ストレスマネジメントとして有効と認証され、OEM商品を共同開発、必要な方へお届けしている。特にピロー スプレーの「八女の優」のオキシトシンの促進。マウスウォッシュの「ナチュハートプラス 」のマクロファージの活性化、精油のグラウディング力の高さは10段階の最高値が計測された。肌の活性化、細胞再生力の高いフローラルウォーターは化粧品基材としてメーカーさんに使用されていたのがより深く納得し、自信を持ってご提供出来る結果となる。薬事法の関係で商品と共にご紹介出来ないのが残念だが、講座や星野村『野の風』の嗅覚反応分析と合わせたベチバーケアはその結果を元に構成しています。そのままスプレーするだけで心身を調える助けになることが確認された。分析や実験では認識されなかったハーブウォーター の作用がここで数値化し見える化出来たことは今後多くの方の不調をトトノエル逸品となるだろう。眠れない辛さや免疫調整、肌のトラブルケアなどで未病予防として役に立つアイテムが揃っていることが証明され、これまで振り返らず、前だけ見て走り続けてきた苦労が一気に解明されてきたような感動の瞬間だった。OEM商品セイクレッドハーブローション:CBDとの比較 データ WELLCのオーナーの『星野村応援プロジェクト』これにより無理のないリ・ボーン『人が本質に戻るためのストレスマネジメント』に役立つベチバーケアが体系化され、星野村で過ごすリトリートがリボーンに繋がるということに拍車をかけていくことになっている。                      5番目の驚き:ベチバー 葺きの屋根この星野村のシンボルともいうようになぜか『さかなクン』が鶴瓶さんの家族に乾杯で来てくれたり、花丸大吉さんが『なんばしよーと』の番組の300回記念で東野さん突然訪れたり、前川清さんも突然に吸い込まれるように入って見える古民家。この270年間の営みは一言では語れませんがそれだけ人を魅了する場所になっているのだと思います。バワースポットのような居心地の良さ、柔らかな川風が吹き抜け、朝どれの旬の野菜料理を食し活力に溢れ、皆と語らうその場は決して人工的に作り出せるものではない神聖な印象を受けます。最近、他にはない希少なこの古民家を未来に繋げるためにベチバーが根付いたとしか思えなくなってきました。その理由は『仏教医学書』の住宅の章に記載されている屋根についての記載です。この医学書は京都の三井寺で修行された山伏でもある星野村福楽寺のご住職の石橋弘勝さんに教えて頂いたことで、ベチバーの根を別名:ウシーラと言うんです。と偶々古民家でお話ししたのがキッカケでその記載を見つけて下さったのでした。ウシラ=ベチバーということは薬剤師の玉峰寺のご住職の太瑞知見さんに同定の根拠となる九州大学在学時の卒論からの引用などを拝見しながらレクチャーを受けたことに始まります。そして、その実践の実験を繰り返してるうちに素晴らしい屋根職人さんとお会いしました。日田の古民家にお住まいの上村組さん達。この方々はベチバーを今試しながら実際に茅の代わりに葺き、その上に茅を重ね、杉皮を葺くというプランを出して、崩壊しかけた屋根を一緒に見守ってくれている仲間です。その中の女性の屋根職人である野田明子さんから応援メッセージを頂いたのでご紹介させてください。杉皮葺にベチバーを   上村組 野田明子杉皮葺は、軒を作る際、茅や稲藁か麦藁、杉皮を使います。 その後、屋根面を葺上げて行く場合には茅と杉皮を使っていくのですが、今回は、この軒の部分にだけ、稲藁や麦藁の代わりにベチバーを使う予定です。 心と身体を癒してくれるベチバーを育てている高木さん、恵里さんたちだからこそ、身近なものとしてベチバーをつかうことができたと言えます。 我々上村組の事務所や作業場も杉皮葺で、これから、手入れしないといけない時期に来ているのですが、恵里さんの弟さんにサンプルでいただいたベチバーを試しに一部使ってみた際、葺く時になんとも言えないいい香りがしてきたので、ベチバーの下で暮らす家の方はもちろん、ベチバーを使って葺く職人にもいい影響を与えてくれると期待しています。 今後、ベチバーの栽培が更に進み、広く使えるようになっていくことが、更なる杉皮葺、茅葺の強みとなってくると思われます。 高木さんのお宅のような、誰もがほっとする、心の故郷のような杉皮葺、茅葺のお宅を後世に残していけるよう、皆様方のお力添えをよろしくお願い致します。         最後に片山よりお伝えしたいこと子供達の健全な希望ある未来にはその素養を潰さない寛大さと愛溢れる活力ある大人のコミュニティーが必須です。大人が本質で生きる:それぞれの才能を最大限に活用しながら尊重しあい、相乗効果を生み出して活きることがそのまま暮らしとなる。そんな次元へのシフトです。その実現へ向けてリ・ボーンプログラムを完成させました。この場所で共鳴する仲間と共に作り上げています。あとは施設を改修するのみとなりました。皆様のご賛同を心よりお待ち申し上げております。プログラムの内容は次回の活動報告に綴ります。                       文責:薫風株式会社 代表 片山恵理


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