こんにちは。龍ノ口りんご園です。日毎に寒さ加わる時節となりました。
現在りんご園では、晩生品種の「王林」と「サンふじ」の収穫を行っています。どちらの品種ともに平年より成熟が早く推移しています。
天候の悪化がない限り、11月11日から皆様への発送を順次開始する予定です。
ところで、1本の木からどれだけの量のりんごが収穫できるでしょうか?
龍ノ口りんご園で最も大きな「ふじ」の木からは、今年は木箱で14箱以上、木箱1箱がおよそ20キロなので約280㎏が収穫できました。個数で計算するとおおよそ1200個ほどが1本の木から採れたことになります。
龍ノ口りんご園の「ふじ」の木からの収穫量は約280kgでしたが、近隣にある弘前大学の研究農場には毎年コンスタントに600kgほどのりんごを収穫している木もあるそうです。
1本の木から沢山のりんごが収穫できるように見えますが、実はこれは春頃に選定した結果で、何も作業しなければこの5倍ほどの実がなります。しかし、その場合は1つ1つのりんごはとても小さくなってしまい商品になりません。大きくて甘いりんごに育てるために選定や手入れを施し、1年かけて選りすぐりの実になったものを出荷しています。皆さんにお届けするりんごも、そんな選りすぐりの1個になります。楽しみにお待ちください!