達成率374%(みなよ!)までやってまいりました!
数々のご支援を賜り、心より御礼申し上げます!皆様にご興味を持っていただき、共感いただき、ご支援・応援をいただき、まだ1か月以上残して、達成率400%が目前です。
本当に、感謝しかありません!
◆本日の田んぼ◆
少量施肥のコシヒカリです。後半に植えた田んぼなのでまだ出穂はしていません。
稲株は順調に増え、葉色もちょうどよく、このまま受粉までしっかり行けば、豊作間違いなし!と言う感じの出来栄えです。
最低保証45㎏プラスα!を目指して取り組んでまいります!
◆0か100か◆
ある意味対極にあるものを指して使う表現かと思います。
農業の中で言えば、0を慣行栽培(化学肥料と化学農薬を使用する栽培)とするならば、
100は自然農。ある種の極みみたいなもんですかね。
数年前まで、月一で東京のマルシェに出店していました。
直接消費者に自分の農作物をお届けすることを目指して活動していると、大半のお客様から
「こちらのお米は、無農薬なの?」
「こちらのお米は、有機栽培?」
こんな質問が、常です。
無農薬か有機栽培しか興味がないのか?と思うくらい、聞かれます。
お客様の中では、有機無農薬が100でそれ以外は0みたいな感じなのだろうかと思うくらいでした。
ですので、大半の農家は、いきなりそんな0から100へのシフトチェンジなんてできません。
理想を掲げて、無農薬で挑戦して失敗する人を何人も見てきている人たちは、生活するためにそんな無謀な挑戦はできないとブロックしてしまいます。
私も、そんな思いを持っていました。
しかし、0から100へ近づけていくニュートラルな道もあっていいじゃないか?道は2つじゃないと思えるようになったのが、たんじゅん農との出会いです。
100をゴールだとするならば、0に立ちとどまるのではなく、歩んでいく事って大事だよねという事です。
100以外は0同然と思い込んでいるのは自分なのです。
100以外はバカにされていると感じていたのは自分だったのです。
そういう考えるゆとりって、経済的にもゆとりがないととても考えることができません。
Farm sharingは、今まで考える余力もなかった農家に、考える時間を与えてくれます。
挑戦するチャンスを与えてくれます。
有機栽培であれ、無農薬栽培であれ、何でも自分の思った農業でお客様を喜ばせることができるのであれば、思考して挑戦する環境がFarm sharingで得られるのであれば、農業はお金にかえがたい魅力ある職業になっていくと思います。
だって、沢山の人の支えの中で、応援されながら自分の思い描く農業ができる。
ある意味、パトロンを持っている芸術家のようなスタンスになるのかもしれません。あなたは素晴らしい!あなたの農業は大切だ!そんな声とともに支援してくださる多くの仲間に囲まれてできる農業。
めちゃくちゃ幸せな仕事だと思います。そんな幸せな農業者が日本中に誕生すると思えば、このFarm sharingの構想は、やっぱりたくさんの人に知っていただきたい。
農業は農家がやるものから、農業はみんなでやるものへ!
引き続き8月31日まで取り組んでまいります。
ご支援応援をよろしくお願いします。
1681年天和元年創業
百姓一系・九代目与三郎
笑顔生産法人 有限会社 川原農産
代表取締役 川原應貴