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誰もが農場主になる時代!ファームシェアリングを広めたい

あなたも米農家になってみませんか?江戸時代から341年続く能登の米農家が、一緒に農業を盛り上げてくれる農場主を募集中!自然豊かな地ですくすく育った美味しいお米は「自分のお米」として受け取ることができます。日本の食糧危機を救う新しい農家のカタチ、それがファームシェアリングです!

現在の支援総額

1,969,500

656%

目標金額は300,000円

支援者数

114

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 114人の支援により 1,969,500円の資金を集め、 2022/08/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,969,500

656%達成

終了

目標金額300,000

支援者数114

このプロジェクトは、2022/07/14に募集を開始し、 114人の支援により 1,969,500円の資金を集め、 2022/08/30に募集を終了しました

あなたも米農家になってみませんか?江戸時代から341年続く能登の米農家が、一緒に農業を盛り上げてくれる農場主を募集中!自然豊かな地ですくすく育った美味しいお米は「自分のお米」として受け取ることができます。日本の食糧危機を救う新しい農家のカタチ、それがファームシェアリングです!

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無肥料 の付いた活動報告

子ども達から学ぶ
2022/08/26 23:36
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残り4日になりました。今日は稲刈り準備のために、乾燥機やコンバインの掃除をしておりました。もうすぐ稲刈りです。新米、楽しみにお待ちください。◆子ども達から学ぶ◆川原には5人の子ども達がいます。上は中学3年から下は1歳までと幅広く。一番上の子を授かった時、この子が食べるものは、親である自分たちが選んだものだけだと思ったとき、出来る限り良いものを食べさせたい。出来るだけ体に悪いものは避けていきたい。そう思って、自分でハウスの空いたスペースで、野菜を少し育ててみました。しかし、ただ単に思いだけで動いて、農薬は使いたくないと使わなかった結果、二十日大根の葉っぱは虫にあっという間に食べられ、オクラはアブラムシにやられ、キュウリはうどん粉病に侵され、、、難しさを痛感しました。4番目が授かってから、食に関する意識が更に変わりました。嫁さんが、調味料から意識して変えていくようになったのです。そして、体の変化とともに、いろいろな氣付きが生まれてきました。そして、たんじゅん農と出会うのです。そして、無肥料田んぼを育て始めるのです。無肥料だと、めっちゃ不安です。だから、しょっちゅう気にかけて見に行きました。見ると感じるんです。隣近所と比較してみるんです。最初弱々しく見える稲を見ていると、手を差し伸べたくなるんです。でも、他の人ができているんだから、自分にもできる。この子たちだって対応できる。そう信じて我慢して待つんです。そうすると、ある時生長が追いついて追い越していくんです。その姿を見ていたら、出来るという自信が湧いてきました。でも、最初の3年間は収穫量を落としてしまう状況で苦しみました。しかしどうしてもあきらめきれませんでした。この苦しみが、全て経験値です。そしてこのような育て方を選んだ結果、子育てと同じだとシンクロして感じるようになりました。皆と同じ事で人は安堵します。時代も変わっていけば、流行も変わります。本当に良いものは常に変わっているのかもしれません。農家は、経営をしながら、常に良いものを生み出す事を目指さねばなりません。現状維持は衰退とも言います。農家も、常に良いものを目指しながら、現状よりも良い方向へと思考を向けねばなりません。だからこそ、農家には挑戦できる余力が必要です。今の日本の大半の農業者は、挑戦する余力がありません。Farm sharingでキャッシュフローが安定する農業者が出てくれば、確実に挑戦する農業者が増えます。なぜならば、Farm sharingしてご支援を賜ろうと思うのであれば、自分の農業の売りを語られなければ伝わりません。あなたの農業の強みは何ですか?他の農業者との違いは何ですか?あなたを選ぶことでどんなベネフィットがありますか?これらを、自ら発進しお客様にイメージしていただかなければ、ご支援に繋がりません。だからこそ、ただ単に今買ってくれるところがあるから、今まで通りの農業で良いというのは、違ってくるはずです。ご支援していただく、農場主の皆さんの為にもよりよい農業をしていく事、より喜ばれる農産物を生み出す事、後世に継承していける農業にしていく事が大事です。子どもの成長と、作物の生長。その時その時の一瞬はもう二度とやってきません。だからこそ、観るという行動や力が本当に大事だと思います。ご支援を賜ったおかげで、私にはその余力を含め、生の声をいただく事でモチベーションがどんどん上がっています。ご支援をいただいた皆様に、去年よりも今年、今年よりも来年と常に向上していく事をお誓い申し上げます。残り数日。引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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残り5日となりました。早いもので、プロジェクトももう終盤です。沢山のご支援をいただいて、お陰様で達成率が542%となりました。リターンに上乗せのご支援をいただいた方もいらっしゃって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、それだけ期待を寄せていただいていると感じています。私にできることは、発信していく事です。そして真似したいと思ってもらえるように努力する事です。一つでも多くの情報を一人でも多くの人に知ってもらえるよう、プロジェクト最後まで続けてまいります。◆本日の田んぼ◆事務所前の少量施肥コシヒカリです。緩やかに傾穂してまいりました。信じて生長を見守るのみです。害虫による被害もちらほら見受けられますが、今年だけじゃなく来年に向けての伏線ともとらえています。そちらは、ファスティング農業塾でもお話ししていきたいと思います。◆作物を目の前にして◆Farm sharingオーナー権を取得していただいた、支援者の皆様とともに、作物を目の前にして語らいたいと思っています。写真はいろいろと毎日のように撮影してはアップしていますが、どうしてもリアルとオンラインでは掴み取りにくい差があります。一番伝わる事が、リアルな現場で作物の息吹を感じていただくことだと思っています。そして、どんな奴がどんな思いで、どういう農業をしているのかを感じていただくことで、消費者の皆様にもいろんな氣付きが生まれるんじゃないかと思っています。私は基本的に、強制されることは好きではありません。だからこそ、自分なりにどうやったらいいのか?自由に挑戦してきた結果のファスティング農業が今あります。ですので、誰かを私も強制したくはありません。どんな農家も自分の農業が正しいと思って信じて頑張っています。それを支持してくださるお客様とともに、自分の農場を目の前にして管理する農家が今の状態を解説する。お話しする事で、農家の人間性を見ていただき、作物の息吹を感じていただき、生でなければ体感できない事を体験していただいたとき、今までにない感情や感覚も芽生えるのではないかと思っています。そういったものも、私の想像通りでなくても良いと思っています。普段の生活では、なかなか農業に触れるきっかけがない人が多い状況かで、農場主として自分の農地に足を踏み入れて体感した時に、感じる感じ方も感じたこともすべてその農場主様の自由な感覚でストレートに受け取っていただけたら嬉しいなと思っています。そして、それを聞かせていただき、その感覚を私も共有出来たらうれしいなと思う次第です。私が思い描くFarm sharingの理想形は、お互いの想いを受け止めながら、互いの為にできることをして支え合う形です。是非、現場にお越しください。遠く離れた場所かもしれませんが、リアルな現場をご体感いただけたら、普通じゃ味わえない価値を味わっていただけるものと思っています。私は、農場主の皆さんがプラスになるように、努力いたします。お越しになる際は、是非ご一報メッセージでお知らせください。私も、あちこち出かけることがあるので、せっかくお越しいただくときに顔を合わせられないのは残念ですので、是非事前にお知らせいただけたら、できる限りのおもてなしをさせていただきたいと思っています。皆様の笑顔が、私の原動力です。そして、私以外の農業者もまた、喜びを噛みしめながら楽しく挑戦する農業を展開していただけるように取り組みます。それが巡り巡って、農場主の皆様のお役に立つことと信じています。残り5日間となりました。最後までできる配信を続けてまいります。どうぞ、引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


固定概念を外すと
2022/08/24 22:54
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残り6日間となりました!達成率が今宵541%(こよい)になりました!ご支援・応援をしてくださいました皆様のおかげ様です。本当にありがとうございます!◆本日の田んぼ◆少量施肥のコシヒカリです。周辺の田んぼでは稲刈りも始まりました。川原の田んぼは田植えが遅いので、まだまだ青いです。◆固定概念を外すと◆川原はこの業界の中では異色な人間です。1681年から続く農家の家系で、9代目の私が何故異色になってしまったのか?それは、歩んできた道にあります。小学生の時に、父が喜ぶかなと「俺、将来後を継ぐわ」と一緒にお風呂に入っている時に言ったことがあります。照れ隠しだったのか、なんだったのかはわかりませんが、父が返した言葉は「そんな事考えんでもいいから勉強しろ」でした。超素直な形でその言葉を受け、後は継がなくていいのだと思っていました。高校受験の第一次願書を出したその夜、担任が我が家にやってきて言うのです「志望校はボーダーラインぎりぎりやし、変えたらどうだ」と。。。これ幸いと、左手に父、右手に祖父、正面に担任。3人で私を囲うようにして、説得に入ったのです。「お前は農家の家の息子だ、農業高校に言っても何ら恥ずかしい事はない。農業高校に行け」と。。。後を継がなくても良いと思っていた私にとっては、手のひら返しを食らったようなもん。。。ふざけるな!と腹を立てて、だったら高校なんていかん!と荒れていましたが、最終的に「県内の一番遠いところなら行ってやってもいい!それ以外はいかん!」と言う私の一言で、互いの妥協点が決まり、旧石川県立松任農業高等学校(現翠星高校)の食品製造科に進学しました。そこでは、食品加工のイロハを勉強し、発酵食品の微生物が面白く、微生物にかかわることをもっとやりたいと、筑波大学 第二学群 生物資源学類 に進学させていただきました。大学では、海洋微生物に関する研究室に入り、海洋微生物を少しだけかじって卒業と言う状況で、高校大学と農業生産にかかわる学びは殆どしてきませんでした。そんな私だから、農業生産に関する基礎知識は皆無。だからこそ、農業の常識が私にとっては疑問になる事が多々あって、父とは23年の農業歴の中で20年近くは衝突ばかりでした。基礎知識皆無から始めると、とりあえずは先人である父のいう事を聞き、農業改良普及員に学び、同業者から教えを請いと言う状況です。みんなそれぞれに自分の世界観をもって、それぞれの農法を実践しているわけですが、私にとって農業を行うという事は、収穫量を増やす事でもなく、形の綺麗な作物を育てる事でもなく、どちらかと言うと、食べて美味しいものをお届けするというところに意識が向いていました。良く、昔からご当地で言われることは、反収8俵前後が一番美味しいと言われており、お米は取りすぎると味が落ちると言われていました。しかし、私が就農してから、米価は値下がりの一途。3.11の影響で、一時期東北のお米が避けられていた時は、需給バランスによって多少値上がりしましたが、毎年20万トンから30万トン消費が落ちると言われているお米も、高値を維持することはほぼ不可能な状況です。近年各都道府県で品種改良されて出てくるお米は、多収米。肥料を多く入れて、耕作面積当たりの収穫量を増やすというもの。しかし、行政側の指導は減反政策は廃止になったものの、生産調整をしてくださいというお願いと言う名のノルマが課せられ、加工用米・飼料用米などを耕作したり、転作作物を育てたりと、食用米の生産量を絞ろうとする動きがなされています。明らかに矛盾があります。生産調整を行う一方で、農家の手取りを安定させるために、値段が下がっても収穫量を上げれば帳尻が合うと多収米で収穫量を上げさせようとする。収穫量が維持されたり豊作になれば、またお米の値段が下がる。そこへ来て、コロナの影響やウクライナ問題、円安の問題から肥料の原料が輸入できなかったり、値上げになったりと、農家の経費は圧迫の一途です。こんなことが起こるとは全く予想もしていませんでしたが、川原が行ってきたファスティング農業が時代の流れにマッチングしてきています。肥料を多用しないで、収穫量を維持する事で、大幅なコストダウンを図り、品質を向上させ、環境にも配慮された、持続可能な農業のスタイルを構築しています。こんな道に進むことができたのも、追い求めてきた理想の農業は、食べて美味しいを念頭に置いていたからです。無肥料で育てたお米や野菜が美味しいと感じたから、その道に入っていっただけです。結果として、大幅なコストダウンをしながら、稲を見守っていった結果が収穫量が落ちることがなく上昇してきたという流れです。もし、農業高校で農業生産を学び、大学でも生産にかかわる知識経験を詰め込んできていたとしたら、この道に進んでいなかったかもしれません。川原には基礎知識が欠乏していたからこそ、既存の固定概念が無い状態で臨めました。固定概念を外すことは、一度蓄えた知識を否定し捨てる事にもつながりますので、勇気がいります。しかし、全てが悪いわけではないのです。そういうやり方もあるという事です。いろんなタイプの農業がある事は、ある種の種の多様性です。一つのやり方がだめでも別のやり方があると生き抜くことができます。ですので、肥料栽培もあっていいと思っています。但し、経営できないほどの経費圧迫をさせてまでやるのは違うと思います。ですので今の時代には無肥料・少量施肥のファスティング農業がマッチすると考えています。もし、お知り合いの中に、稲作をされる農業者さんが、経費が増えて米価は思ったように上がらないしと、お困りだったり、辞めようとしているようでしたら、一度川原のファスティング農業って見てみたらどう?もしくは、Farm sharingで資金調達したら継続できるんじゃない?とお声かけをしてあげてください。日本で農業をする人がいなくなってしまうと、国防的にもとても危険です。農業をする人が、力強く!楽しく!面白く!取り組める環境が大切だと思っています。他人に何か言われることは、プロとしてのプライドが傷つきますが、もし聞いてくれる人がいるのであれば、どうぞ川原のやり方を教えてあげてください。真似ていただいて構いません。挑戦できる農家が、日本中に増える事が、日本を変えていく第一歩です。そこに、Farm sharingがお役に立てたのであれば、ファスティング農業がお役に立てたのであれば幸いです。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


砂漠化と森林化
2022/08/23 18:53
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(有)川原農産のFarm sharingにご賛同いただき、ご支援・応援をくださっている皆様、いつもありがとうございます!◆本日の田んぼ◆実ってまいりました!こちら、無肥料栽培の能登ひかりです。もう、刈頃を迎えてきました。試運転も兼ね、天気とにらめっこしつつ、出動しなければと考えています。もうすぐ新米が食べられます!お楽しみに!!◆砂漠化と森林化◆昔、社会の授業の中で、大量生産するために肥料を投与しまくって、土壌が痩せて砂漠化するといった話を聞いたことがあります。でも、その時は学生。肥料も加減して使えば大丈夫だろう?だって親は肥料つかっているし。と思っていました。あれから30年余り。自分が農業の現場に入って20年余り。ファスティング農業をやり始めて7年。いつも、情報って本当の事も伝えているのに、それは別の地域だから、別の人の事だからと、あまり真剣にとらえてきませんでした。しかし、肥料を入れても農薬散布しても、収穫量は上がらない状況を15年ほど経験してきていたのです。その時言われていたのは、肥料の振り方が足らないと親父に言われ続けていました。天邪鬼な私は、経費削減の為にも無駄な肥料は使いたくないと、極力絞っていたのです。何故か、いつも同じだけ入れているのに、収穫量が多い年と少ない年があって、安定しません。たいていは、自然相手の商売だから、天候によってそんな年もあるってあきらめて納得するようにしていました。しかし、ファスティング農業をするようになって、この3年ほどは、年々収穫量が増えてきています。やっている事は、肥料を減らして農薬を減らして、できる限り稲の生長を見守る事。今年も、昨年並みの収穫量は予想できますが、昨年よりも農薬散布を削減しましたので、カメムシの被害などがどれくらいの割合で出てくるかは、収穫してみない事にはわかりません。肥料を与えなければ、まともに収穫できないというのが、一般常識になっていますが、過去の教えでは肥料を与えすぎれば砂漠化に向かうとあります。今日本中で、お米が余っているから栽培面積を減らせという動きがあります。にもかかわらず農家の手取り収益を守らねばと、各都道府県が品種改良して打ち出しているのは、多収米と言う面積当たりの収穫量が多くなる品種です。その多収米には、多めの肥料でと言うのが栽培指針として打ち出されています。つまり、、、農地に大きなダメージを与えていく行為に他なりません。コメ余りだと言いながら面積減らして収穫量を上げるという矛盾に今の農業がシフトしています。川原のやっているファスティング農業は、一見楽してズルしているかのように同業者からは見られます。しかし、川原のやっている事は、他のどの農家よりも稲を観ることに力を注いでいます。稲の変化をつかみ取って、必要なお世話をする。不必要な事はしない。ただこれだけです。やるものやってないのに、収穫量だけが上がっていくのは変に思われるかもしれません。でも何も変な事はなく、実は日本の国土と水にはそれだけの力が備わっているのです。川原が、農場主となっていただいた皆様に代わって、国土を保全し、水資源を守り、より安心安全な豊かな農産物を生産しお届けする事に、最も必要としているものは人手です。ようは、人件費です。無駄な肥料農薬を省き、必要な人件費に投じていく。それが川原のやっている事です。収益が安定して見込めなければ、雇用も安定しません。Farm sharingを行うことで、農作業が始まる前に、農場主様を集い販路と予約販売と言う形での資金調達ができれば、安定した雇用が確定します。安定した雇用から生まれるのが、安心安全な農産物になります。川原だけでなく、日本中の農家が真似できる仕組みです。皆様の、お力をお借りして、川原は皆様の為になる挑戦をし続けます!残り、1週間となりました。最後の最後まで、発信し続けます。どうぞご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴


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残り8日となりました。支援者の皆様、応援者の皆様、いつもありがとうございます。(有)川原農産は、今回田んぼを舞台に、Farm sharingを行っています。しかし、このFarm sharingは、田んぼだけじゃなく、果樹や野菜、畜産関係など、ありとあらゆる農業者が応用して活用できる仕組みです。(有)川原農産は、国のパイロット事業で開拓された栗園が、廃園となっていた場所を借り受け、ユンボを使って会長が抜根して6年前に造成し、新たに栗の苗木を植えなおししました。もともと、昭和39年に祖父が開墾して植えた栗園が2haほどあり、ずっと栗の栽培もおこなってきました。私が、就農した時ですでに35年経過した古木となっていた栗園が、10年くらい前から残念なことにイノシシが出没するようになり、まともに収穫できなくなってしまう状況に陥っていました。しかし、需給バランスでいうとお米とは逆で、国産和栗の需要は高いのにもかかわらず、供給量が追いつかない現象がずっと続いております。お菓子屋さんや、お節料理を作る事業者、農産物通販をする会社など、様々な事業者から取り扱わせてほしいという声はあるモノの、出せる栗がほぼないという状況で、断り続けてきました。弊社では、もともとあった2haの栗園は、車で行く事の出来ない山の中にありました。管理も大変な状況だったところにイノシシに食べられてしまう状況に、一旦は心が折れるような状況ではあったのですが、その間にも米余りは続き、米価が下落する方向は止まらない現状から、将来的な経営の軸に栗は必要不可欠と判断し、6年前に9haちょっとの農地を借り受けたのです。他にも弊社ではリンゴも育てています。ですが、リンゴ園もイノシシの被害が出ています。この被害を食い止める為に、一番足りないものが人材だったんです。もともと私が就農した直後は、田んぼの面積は2ha、リンゴ1ha、栗2haの耕作面積でした。これを家族で回せていたのが、田んぼは今や33haに膨れ上がり、果樹に手を回す余裕がなくなってしまっていたのです。イノシシの被害も、草刈りをして電気柵をはり、手入れをしたら良品が収穫出来、それなりの売り上げになるところ、面積が増えれば増えるほど人手が足りず、手が回らなくなる事で良品も取れなくなっていくという、悪循環にあるのです。今回、川原農産は田んぼでのFarm sharingを行いました。なぜ、栗やリンゴでやらなかったかと言うと、㎡当たりの収穫量が予想しにくい状況だったことと、リターンとして贈呈する農産物の物量と面積をどのように考えていいかが、想定しきれなかったからです。今年、5年間栗をできる限り収穫しないよう、木の生長に力を向ける為、実を落としてきました。今年6年目。栗の収穫がある程度できるように、大きく生長してきました。ですので、来年は能登栗のFarm sharingも開始しようと思っています。そこで、生産活動が安定したら、その次はリンゴのFarm sharingも行います。田んぼだけじゃなく、栗園やリンゴ園の農場主となる事ができるようになってきます。農場主が増えていくと、固定した雇用ができるようになります。雇用ができる事で、作業が順調にできるようになり、管理が行き届きます。管理が行き届けば良質な農産物が、安定収穫できるようになります。こういう感じで、お米だけじゃなく、栗、りんごと、ファスティング農業で管理できるスタッフを充実させながら、私は他の農産物でもファスティング化していく研究をしたいと思っています。後々のところでは、野菜物にも取り組みたいと考えています。川原は自分一人では農業を展開していく事はできません。だからこそ、多くの農場主と共に力を課していただきながら歩む道をFarm sharingに見出しました。Farm sharingから生まれる、ファスティングされた農産物が、ご支援くださる農場主の皆さんの身体を作っていく事に、美味しくお役に立つと確信しています。このような挑戦する農家が、世の中に増えれば増えるほど、日本中の食糧が良質なものに必然的に変わっていきます。是非、志高い農業者の知り合いがいましたら、Farm sharingやってみたらどう?とお声掛けください。なにそれ?と聞かれたら、どうぞ川原をご紹介ください。一人でも多くの挑戦する農業者を、今まで農業に関わってこれなかった消費者の皆様や事業者の皆様で支えながら、みんなが取り組む農業として日本の食が変わっていったら、面白いだろうなと思います。どうせなら、楽しい未来を!どうせなら、面白い未来を!どうせなら、みんなが幸せな未来を!農業から創っていけたら面白いなと思っています。今回のクラファンの取り組みの残りのお時間は短いですが、引き続きご支援・応援のほどよろしくお願いします。1681年天和元年創業百姓一系・九代目与三郎笑顔生産法人 有限会社 川原農産代表取締役 川原應貴