2022/08/10 08:00

「インクルーシブ教育がインクルーシブ社会をつくる」海老原さんがいつも言っていた言葉だ。大人になって、街中で障害者に会ったとき必要以上に戸惑ったり、「障害者はいない方がいい」と思ってしまうのは、子どもの頃に障害のある友達と関わった経験がないからだという。

 頭ではその通りだと分かっていた。大学卒業後、初めてほにゃらの事務所に行った時、私自身が他の障害者とどう関わっていいか分からなかったのは、子ども時代に自分以外の障害者と話す経験が全くなかったからだ。もし、どんな障害があっても普通学校・普通学級に行くのが当たり前で、同じ学校に私以外にも色んな障害のある生徒が、障害のない生徒と混ざり合っている環境だったら、普通学校でも自分以外の障害のある子どもに会うことができ、「自分以外にも障害のある人が近くにいて当たり前」という意識が、ずっと普通学校で過ごしてきた私の中にもできただろう。(続く)

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