2019年、あいちトリエンナーレでの「表現の不自由展・その後」が中止された後、市民たちは直ちに再開を求める活動を始めました。今回の「私たちの表現の不自由展・その後」はその闘いから始まりました。市民たちは再開を求め、トリエンナーレが終了するまで1日も欠かさず毎日のスタンディング、集会、デモなどの行動を続けていました。この映像はその当時、再開を求める活動を総括する集いで、その間の活動を振り替え、以降の活動を模索するため作成された映像です。ぜひご覧ください。映像の最後の部分には「最終の勝利の日がきっと訪れると思います」とのフレーズがありますが、まさに今年の展示会を予想したような気さえします。まだ、課題はたくさんありますが、今回の展示会の成功の経験を活かし、より希望のある社会を作っていけるように皆さんと共に行動していきたいと思います。
展示会の期間中、皆さんからたくさんの一言メッセージをいただきました。その一部をご紹介します。参加された方は、ご自分の思いと他の方との感想を比較しながら考えたり、参加されていない方は、参加された方が何を見、何を感じられたのかを共有するきっかけになればと思います。そういう、共有の場が作れたことも今回の展示会の大きな意義の一つではないかと思います。
展示会3日目の27日に行われた作家とのトーク、小泉明朗さんとのトークのハイライト映像です。ハイライトの内容は、1.芸術、芸術家とは2.連作《空気》、空気としての天皇3.天皇制4.「表現の不自由展」の意味です。ぜひご覧ください。
展示会2日目の26日に行われた作家とのトーク、その二回目の「『平和の少女像作家とのトーク」のハイライト映像です。ハイライトの内容は、1.「平和の少女像」について2.「『平和の少女像』が日韓の対立をもたらす」主張について3.「慰安婦」の証拠があるのかという質問について4.「平和の少女像」制作にあたって5.今回の展示会についてです。ぜひご覧ください。
展示会1日目の25日に行われた作家とのトーク、その一回目の「安世鴻 作家とのトーク」のハイライト映像です。ハイライトの内容は1.ニコンサロン中止事件2.作家にとって作品と展示場とは3.慰安婦被害の事実を認めない人たちに対して4.アジアの被害者を撮影し続けることはです。ぜひご覧ください。