埼玉県版ふるさとSDGsボードゲーム学校体験学習の4校目は、川島町立川島中学校です。
3月8日(水)、ファシリテーター一同さいたま市から車で向かいました。中川を超えると田畑が目立ち始め、川島町に入るといっそう緑が濃くなります。民家の庭先にはピンクや白の桃の花が彩っていました。
さて学校へ到着しました。校長先生、学年主任の武内先生たちのお出迎えを受けました。廊下を進むと、生徒さん全員のSDGsの学びの成果が張り出されています。自分で調べたこと、将来の自分、自分ゴトとして取組むこと、などです。そうです、学校のカリキュラムとしてSDGsの学びを終えられていました。今回は埼玉県の諸団体の実際の取組の切口で、楽しみながらSDGsの学びを広め、深める、そんな意味合いがありました。
授業が始まりました。今回は、1年1組と1年2組の2クラスに分かれての授業です。生徒の皆さんは講師の話に対し真剣に聞き入ります。ゲームが始まると取り残されている生徒がいないと感じました。
グループ内で、一人一人が事例を読み上げるときに一生懸命聞きとろうとする姿が印象的でした。これは、普段から人の話を聴く習慣が身についているのだろうと想像できます。また、先生方が1クラスあたり2~3名が、ゲーム中巡回しながらゲーム進行のサポートをしてくださったことも、生徒さんの集中力を高めること、正しいルールで進行することによる得られる学びを高めることにつながったと思います。
そして、エンディング・・。自分が達成したミッションで一番心に残ったカードの紹介とその理由説明では、生徒さんの発言はよどみがなくしっかりした内容です。これはSDGsについての学びの礎があるからだと思いました。
最後に、川島中の1年生と先生方のおかげで、すばらしい体験学習会となりました。生徒さんも楽しんでいただけたようですし、その様子を見守る先生方の笑顔もとても素敵でした。そして私たちファシリテーターも「これまでやってきてよかったね!」ととてもハッピーな気持ちで学校を後にしました。
川島中の皆様、お世話になりました。ありがとうーー!
ファシリテーター一同