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第二種動物取扱業者の養老牧場です。コロナで餌代が急騰し、馬の餌代を助けてください

第2種動物取扱業者は、一切の使役を動物にさせないアニマルサンクチュアリーです。コロナで、餌代が急騰して、資金が枯渇しています。現在、馬が28頭、猫が約40匹他がいます。私たちの牧場に来るまでは、人間のために生きていました。ここで初めて、自分のためにだけ暮らしています。そんな動物達を助けてください。

現在の支援総額

9,610,077

192%

目標金額は5,000,000円

支援者数

1,514

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/05に募集を開始し、 1,514人の支援により 9,610,077円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

9,610,077

192%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数1,514

このプロジェクトは、2022/09/05に募集を開始し、 1,514人の支援により 9,610,077円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

第2種動物取扱業者は、一切の使役を動物にさせないアニマルサンクチュアリーです。コロナで、餌代が急騰して、資金が枯渇しています。現在、馬が28頭、猫が約40匹他がいます。私たちの牧場に来るまでは、人間のために生きていました。ここで初めて、自分のためにだけ暮らしています。そんな動物達を助けてください。

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セサミには、優馬くんという障害を持ったポニーがいました。優馬くんは四肢が全て内側に曲がり、受け口で歯が見えていました。人が 愛玩用に無理やり小さく作ったために、ハンディを持って産まれた子馬だったのです。優馬君とは肉馬の市場で出逢いました。優馬くんをつれて来たオーナーに話しを聞くと、「こんな障害のある馬は要らんから連れて来た」とのこと。そのオーナーと一緒に、友人の獣医さんも来ていたのですが、「売れ残ったらこちらの 獣医に処分してもらう」とも言っていたのです。優馬君のオーナーがトイレに行った間にその獣医さんは、「人間のエゴで作って産ませたのに、障害があるからと言って殺すのは忍びない。無邪気にキョトンと見つめて居るこの子を殺す事は自分には出来ない。何とかならんだろか?」とMOMOさんに耳打ちしました。MOMOさんは迷わず「私の所に引き取りたいと思います。ただ競り市場である以上全力で努力しますが 」と伝えました。膝下程の小さな、足の曲がった優馬くんが、大きな馬たちの列にちょこんと並びました。資金ギリギリでかなりヒヤヒヤしたのを覚えています。なんとか無事に優馬くんを競り落とすことができたMOMOさんと当時一緒にお世話していたはまさんは、優馬くんを軽のワゴンRの後ろに乗せて帰りました。優馬くんは他のポニーたちより小さく、歩くのもやっとやっとのため、普通の馬小屋では他の馬達に襲われるかもしれない。とりあえず猫舎のトイレの通路に優馬くんに入ってもらい、MOMOさんたちはその場を離れました。しばらくして戻ってみると、優馬くんはストックしてあったトイレットペーパーをグシャグシャ、バリバリにしたり、やりたい放題イタズラして遊んでいたのでした。MOMOさんは優馬くんに「一生君を支えるよ。共に生きよう。約束だよ」と言うと、優馬くんは嬉しそうにまたトイレットペーパーをバリバリにして喜びました。歩くのもヨチヨチ一生懸命なはずなのに他の子馬たちと同じようにかなりのいたずらっ子「優馬」との出逢いでした。人の都合で愛玩用に小さく小さく作られる動物は、ハンディキャップを背負うリスクも高く、そんな売れない子たちは当たり前のように処分されています。オープンセサミでは、ハンディを持っても持たなくても、共に生きていけるように支え合って暮らしています。


200万円達成のお礼
2022/09/14 21:43
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今日でクラウドファンディング開始から10日目となります。おかげさまで目標額の40%を越え、200万円に達しました。沢山のみなさまからご支援本当にありがとうございます。引き続き応援よろしくお願いいたします。オープンセサミ・アライブ一同


クロの願い
2022/09/13 14:21
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今から25年くらい前のこと。熊本の肉馬の市場では沢山の馬たちがひしめき合っていました。当時の市場は、100頭以上の馬たちが集まっていたと言います。MOMOさんは肉馬の市場には、弱っていたり具合の悪そうな馬がいないか、もしもそんな馬がいたら、牧場に連れ帰ってのんびり余生をおくらせたいと思い、毎年四国から熊本の市場に来ていました。MOMOさんが一列に並んだ馬たちの前を通ると、1頭だけ「ヒヒィン」とか細い、だけど子馬が母馬に甘えるような声で呼び掛ける、痩せこけてぼろぼろの年老いた馬がいました。一度はその馬の前を通りすぎ、また戻って前を通ろうとしたとき、今度ははっきりとした声で「ヒヒィン」とMOMOさんに呼び掛けたのです。もしかして、とそのぼろぼろの馬のたてがみをかき上げると、それはMOMOさんが15才くらいの頃に天塩にかけて育てた「クロ」という名前のサラブレッドでした。10代のころから馬の育成、調教もしていていたMOMOさんに大切に飼育されたクロは、2才の時に県外の乗馬クラブに買われて行きました。まさかここ熊本で再会できるとは夢にも思わなかったクロ。15年くらい前に別れた時の面影はほとんどありませんでしたが、額の星の模様がクロだということを証明していました。「クロ、お前ここにいたんか」なんとしても競り落とさなければ、クロは肉になってしまう。なんとかクロを競り落とすことができたMOMOさんは、熊本から愛媛までの長距離をクロが体力的に持ちこたえられるように、伸びきっていた蹄をきれいにその場で削蹄しました。クロはとても嬉しそうにMOMOさんに頭を何度も何度も刷り寄せました。「よし、一緒に帰ろう」とMOMOさんはホロで囲われたボロボロの2トントラック(その市場では、あまりのボロボロさに、「幌馬車隊」と呼ばれていました)にクロをのせて四国の牧場に戻りました。通常、手放した馬にはよほどのことがない限り再び会うことはできません。無邪気な、元気いっぱいで乗馬クラブに送り出したクロが、15年ほどの間にどれだけの苦難の中で生き抜いてきたか。クロは幼い時に大切に育てられ可愛がってくれたMOMOさんを忘れてはいませんでした。どんなに過酷な環境で飼育されていたとしても、大切にしてくれた人をずっと覚えていたのです。それからクロはMOMOさんの、当時の愛媛の牧場に戻って3年の余生を過ごしました。柵にも入らず、毎日お世話するMOMOさんやスタッフについて回り、大きな体で寄りかかってお昼寝をしたり、まるで子馬の頃に戻ったような日々を送りました。最後は、牧草の植わった草むらに座った状態で鼻先を地面にちょこんとつけて、まるで本当に眠っているような表情で亡くなっていました。生きていく途中で離れてしまっても、一度信じた人のことを馬はずっと覚えています。そんな動物たちと絆、約束を守るのが、オープンセサミです。(クロの写真が見つからなかったため、クロに似ているモンちゃんの写真を使っています)


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オープンセサミには、日本の在来馬の中で絶滅しそうになっている対州馬がいます。名前は大黒天(通称てんてん)。セサミに来たのは10年前。今年の7月に亡くなった道産子の宝船(通称たーちゃん)と一緒に、熊本の肥育牧場に居ました。その肥育牧場のオーナーから、対州馬がいるとMOMOさんに連絡が入り見に行ったところ、後の大黒天と宝船が2頭で寄り添っていました。2頭を引き離して大黒天だけを連れ帰るのがあまりにかわいそうになったMOMOさんは、両方とも引き取ることを提案しましたが、2頭を肉値で買い取るしか方法はありませんでした。馬の引き取りは100%現金取引なので、買い取るための資金をかき集めましたが、2頭を引き取る金額には程遠く途方にくれました。その時、今は亡きMOMOさんの友人で、末期癌で闘病中だったしっぽちゃんが、「MOMOさんが大切にしているお馬の命を助けてあげて」と、足りない金額を出してくれました。そのおかげで大黒天と宝船は命を繋ぐことができ、セサミへやってきました。体調がよくなり一時退院したしっぽちゃんは、セサミでのんびり暮らす2頭を見てとても喜んでいました。それから1年少ししてしっぽちゃんの癌が再燃してしまい、闘病のすえに亡くなるときに、「また来るね」と言ったMOMOさんに、「大黒天と宝船、パンナコッタを私と思って。よろしくお願いします」と言ってお別れしましたが、それがしっぽちゃんとMOMOさんとの最後の会話となりました。たーちゃんは今ごろ、しっぽちゃんと一緒に天国で過ごしていると思います。セサミの動物たちは、沢山の人の思いと支援がその命の未来を変えて、今を生きています。みんながお腹を空かすことなく穏やかに過ごせるるように、どうかみなさまのお力をお貸しください。


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9月5日に始まりましたクラウドファンディング。本日で5日目を迎えました。沢山の方々にご支援頂き、本当にありがとうございます。オープンセサミでは初めてのクラウドファンディングへの挑戦。分からないことだらけのですが最後まで一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!!高騰する餌代、ぼろぼろの馬小屋、人手、足りないもの沢山ありますが、馬たち、動物たちとの約束は体をはって守ります。どうぞみなさま、最後まで応援よろしくお願いいたします。オープンセサミ・アライブ一同