先週土曜日にCAMPFIREのニュースレターに掲載いただき、たくさんの方に佐々木セルロイドのクラファンページに足を運んでいただいております。また、温かいご支援も続々といただいており、目標金額達成までの進捗率が11%になりました!支援者のみなさまが「SASAKI」を選んでいただくのはもちろん嬉しいのですが、同じくらい嬉しいのが応援メッセージだったりもします。「SASAKI」を楽しみに待っているとのお声や、鯖江の職人へのエール・・・従業員一同、大変感動しながら読ませていただいております。本当にありがとうございます!そんな中で、今日は特に人気のリターン品と、人気の「SASAKI」をご紹介。▼人気のリターン品「SASAKI」1本(定価55,000円 /税込)に、フレームへの名入れサービスこちら、好評につきモデル着用色以外にも選べるカラーを増やしてリターン品を追加させていただきました!お選びいただいた「SASAKI」にレーザー刻印で一つ一つ、心を込めてお名前を入れさせていただきます。やはり一生モノのメガネとして「SASAKI」を選んでいただく方が多く、ご自身の名前を入れて大切に使いたい、というお声をいただいております。中には大切なパートナーへのプレゼントにされる方も。フルネームでも良し、あだ名でも良し、自分のアイデンティティをぜひ刻み込んでください。▼人気のデザインは男性であればウェリントン×ブラックやはり着用されているSNS上の写真や活動報告を通して、人気が高いデザイン×カラーです。▼人気のデザインは女性であればボストン×ブラウン柔らかく、お顔の形を選ばない丸みを帯びたシェイプとクラシックながらもおしゃれなカラーが人気です。【もっと詳しく知りたい方はこちらへ→ 特別なセルロイド製メガネ「SASAKI」について。 】プロジェクト終了まで、まだまだ時間はございます!・・・と言いつつ、カラーによっては数に限りがあるものもございますのでぜひお早めにご検討ください。
続々と支援の輪が広がり、究極のセルロイドメガネ「SASAKI」を実際に着用いただいた声なども届きはじめております!今回なモデルの北口太郎さま(Instagram @tarosan.style)に「SASAKI」のウェリントン・ブラックを着用いただきインスタでも紹介いただきました。実は北口さま、長年の佐々木セルロイド製品のファンで、ご自身のメガネコレクションの中でもお気に入りなのが、昔製作させていただいた佐々木セルロイド製のセルロイドメガネとのこと。鯖江と職人を応援したい!という気持ちから、クラファンについてもインスタアカウントで紹介してくださっています。佐々木セルロイドの商品の良さ、しかもセルロイドの良さを知っていただき生の声を届けてくださることほど嬉しいことはありません!北口さま、本当にありがとうございます!!
佐々木セルロイド工業所には約40名の職人がおり、内10名強が磨き職人です。先日の活動報告(「SASAKI」の値段の理由。)でも触れましたが、磨き工程はメガネ造りの中でも仕上がりを決める要の工程です。(他の工程も要ですが!念のため!)実はメガネ造りの工程によって、その人それぞれに向き・不向きがあるのですが、磨きはその向き・不向きが特に顕著に出る工程です。弊社は基本8時半始業、17時半終業ですが繁忙期には当然長めに作業を行わなければならないこともあります。バフ磨きは椅子に座り、動きも少なく集中しての作業が必要なので、まずは長時間同じ姿勢でいなければならない点が過酷です。そしてメガネを高速のバフに当てると、しっかりと持っていなければメガネが飛んで行ってしまいます。そのため、ぐっとホールドする力も必要です。また、バフに当てすぎるとメガネがすり減ってしまい、当てた角度の通り削れてしまうので、デザインに沿った形状に仕上がるよう集中力も必要です。そんなあらゆる角度での能力が必要なのが磨き工程。私もバフ磨きに挑戦したことがありますが、5分ともたなかったのはここだけの話・・・。このようにまずは磨き作業に慣れるまでに越えなければならない壁が多数あり、慣れるだけでも最低3~4年はかかります。その先は「向き」の職人はひたすら磨きの研鑽を積み、一本でも多く美しいメガネを生み出せるよう経験を重ねます。磨きはよくセンスだと言いますが、経験とセンスを兼ね備えて初めて艶やかなメガネが出来上がります。今回の「SASAKI」で使用しているセルロイドは特に、研鑽を積んだ職人でなければ完璧に仕上げることはできません。「SASAKI」は、職人の中でも特に磨き歴が長い熟練の職人の手で、丁寧に仕上げさせていただきます。後継者不足が深刻な鯖江。中国製メガネの増加、コロナや戦争など様々な外的危機により受注量が減り、今鯖江では技術を持った小さな工場が廃業をやむなくされ、後継者不在のまま技術が消えていっています。苦境の中でも日々実直に磨きを重ねている職人達。そんな彼らに自分の仕事の何が楽しいかと話を聞くと、口をそろえて「自分の手でお客様がかけるメガネが綺麗になるのが嬉しい」と照れ臭そうに言います。まさに磨き職人になるべくしてなった人達のこの純粋な想いを守っていきたい、その嬉しそうな顔を見ると思うのです。
クラウドファンディング、各種メディアに続々掲載されております!今回はファッションやアート、カルチャーを発信されているWEB媒体『BLAZEVY』さまに弊社代表赤木のインタビューを載せていただいております。鯖江で100年以上セルロイドメガネを作り続けてきた(株)佐々木セルロイド工業所が、『究極のメガネ』と『特別な体験』をクラウドファンディングで提供ぜひご覧ください!
今回のクラウドファンディングでは、鯖江のメガネを知ってもらい、好きになってもらうために様々なリターン品を準備しております。中でもイチオシの2種類を本日はご紹介。▼【20名限定!初心者〜中級者向け】眼鏡デザイン基礎講座+眼鏡づくり体験講座(二泊三日の実習)こちらはすでにメガネの小売店で働いている方で今後ご自身のブランドを立ち上げたい方やプロダクトデザインを勉強中の学生、また一歩踏み込んだメガネ造りをしてみたい方に向けたリターン品です。福井県眼鏡協会とタッグを組んでご用意しており、特に今後メガネ造りを生業にしたいと思っている方に向けてはぜひとも体験いただきたい内容です。また、二日目の制作実習では、サンオプチカルにて実際にメガネ業界で就業したイメージを想像していただけるように実践に即した内容でメガネ造りを体験いただきます。▼【8名限定!初心者向け】メガネ手作り教室時短コース(半日)+佐々木セルロイドの工場見学イベント(お土産付き)一度は自分のメガネを造ってみたい・・そんなメガネラバーにおすすめなのがこちら。メガネミュージアムが常時行っている「めがね手作り教室」にてメガネを造っていただいた後、佐々木セルロイド工業所の工場見学にお越しいただきます。メガネ造りの裏側を見てみたい!職人を通してモノ造りに触れたい!そんな方におすすめのリターン品です。一つめの「眼鏡デザイン基礎講座+眼鏡づくり体験講座」に比べると気軽に参加いただける内容になっております。この2つのリターン品は、実は品揃えを決定するまでに様々な物議を醸しました。理由は、支援者がわざわざ鯖江に行かなければならないから。確かに、表面だけ見てしまうとそうなんです。日本国中の方々にクラファンを見ていただいているのに、わざわざ鯖江に行かないといけないなんで不親切なのでは・・・その点は私たちもとても悩みました。しかし、やはり「支援者が鯖江に来てくださることに意味がある」。眼鏡協会のみなさん、我々、そしてプロジェクトに関わってくれているメンバーの再認識のもとリターン品として品揃えさせていただきました。なぜそこまで鯖江に足を運ぶリターン品にこだわったのか?それは「鯖江のメガネ造りの凄さ・貴重さを実際に体感してほしい!」この一言につきます。私がメガネ業界に身を投じた5年前、メガネ造りの職人の手先の繊細さ、メガネを造っているという誇りに純粋に感動しました。それから5年の月日が経ち、その間に日本では今までの常識を覆すような苦境が数多く訪れました。時を遡って中国製の安価なメガネが日本のメガネ市場で台頭し、リーマンショックがあり、近年ではコロナや戦争がまだまだ猛威をふるっています。そのような、日本を揺るがすような出来事がある度に、鯖江の小さな工場が潰れ、せっかく年月をかけて修行してきた職人が辞めていくことはあまり知られていません。そのような小さな工場に、部品加工や社内ではできないような緻密な手作業を長年依頼してきている我々にとっては、心を痛める出来事です。もっと鯖江産メガネの認知が上がれば、我々佐々木セルロイド工業所が旗を振って鯖江に支援者を呼ぶことができれば、辞めていく職人を守り、さらには育てることができるかもしれないと強く思います。また、支援者の中から鯖江での体験を通じて自分もメガネ造りを共に継承したい!という気持ちになっていただけると、それもまた鯖江にとって新たな人材を得たことになります。メガネ造りと一言で言ってもやはり実際に目で見て、体験することには勝りません。そのような思いで今回あえて鯖江にご足労いただくリターン品を品揃えさせていただきました。