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海外からも注文殺到|鯖江のメガネ職人による「特別なメガネと体験」を届けたい

高い品質・独特の質感が魅力の「セルロイド眼鏡」を製造する(株)佐々木セルロイド工業所。鯖江のメガネ産業を保全するだけでなく、より活性化させるべく魅力を発信していきたい!そのために、熟練の技を持つ職人が提供する「特別なメガネと体験」をCAMPFIRE限定で立ち上げます。ぜひご支援ください。

現在の支援総額

1,430,000

23%

目標金額は6,000,000円

支援者数

30

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 30人の支援により 1,430,000円の資金を集め、 2022/11/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,430,000

23%達成

終了

目標金額6,000,000

支援者数30

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 30人の支援により 1,430,000円の資金を集め、 2022/11/19に募集を終了しました

高い品質・独特の質感が魅力の「セルロイド眼鏡」を製造する(株)佐々木セルロイド工業所。鯖江のメガネ産業を保全するだけでなく、より活性化させるべく魅力を発信していきたい!そのために、熟練の技を持つ職人が提供する「特別なメガネと体験」をCAMPFIRE限定で立ち上げます。ぜひご支援ください。

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佐々木セルロイド工業所の二階にあるこの長い廊下・・・この先にあるのが、選ばれし者のみが入れる「デザイン室」。今でもここの扉をノックするときはちょっとドキドキする私です。デザイン室には、メガネのデザイン、構造を知り尽くした佐々木セルロイドの隠れドン、冨永が黙々とMacに向かっております。(先日の谷口会長に続き、渡る鯖江はドンだらけ。)佐々木セルロイド工業所は企業様からのご依頼でOEMも承っておりますが、そのほとんどを冨永がいろんなアイデアを出しながら、時に私のような営業担当と打ち合わせしつつ仕上げています。今回の「SASAKI」ももちろん冨永によるものです。まずは手描きで構想を練ります。カラーなどもイメージしつつ・・・あまり知られていませんが、佐々木セルロイド工業所では雑貨も製造しており、それらのデザインも冨永がさせていただいております。今回のリターン品にも登場している、アセテート製雑貨ももちろんそうです!今までの試作品も含めて、デザイン室にずらり並べております。まだ世に出ておりませんが、この「組み鶴」はアセテートが繊細に組まれて造られており、Saya的お気に入り。実は鯖江の製造工場では、製造用の「図面」を引ける人は多くいますが、冨永のようにアイデアを形にする「デザイン」をできる人はなかなかいません。0からデザインを起こしてメガネとして形にするまでを一貫して製造できるのも、佐々木セルロイド工業所の特色であり強みです。なるべく内製で全てを行うことで、目指していること・造りたいメガネを実現しやすいような体制にしています。また今回のリターン品の一つ、「眼鏡デザイン・眼鏡づくり体験講座」では経験豊富なデザイナーである冨永から心を込めて眼鏡デザインについてレクチャーさせていただきます。ぜひご検討ください!


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鯖江は本当に楽しい街です。特にメガネファンにとっては!サンダーバードの車窓から見えるこの看板はあまりにも有名。この看板ですでに血の沸き立つ興奮を覚えてしまう、そんなあなたはぜひとも鯖江でメガネの世界にどっぷり浸かっていただきたい!そして鯖江駅に降り立ち出迎えてくれるのがこの看板。ザ・鯖江ですね。このわっかの中に顔をはめての写真撮影がおすすめです。Saya的イチオシは、鯖江駅を出て左側に行くとひっそりとある地下通路。こちらを通ってメガネミュージアムへ!隠れメガネがそこここに・・・。あまり写真を掲載してしまうとみなさんが探す楽しみがなくなってしまうので、ほどほどに。番外編として、同じ地下通路には鯖江のメガネ産業を共に支える会社が名を連ねる一角があります。たまにこの前でしみじみと鯖江とメガネについて思いを巡らせます。隠れメガネはまだまだ鯖江に散りばめられています。特にメガネミュージアムに近づくほどにその数は増えていき・・・!?鯖江にお越しの際は、ぜひぜひ、町の隠れメガネを探してみてください。「思ったより見つからなかった・・・」そんな場合は、その足でメガネミュージアムにお越しいただきメガネの新調を!(笑)


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今回の佐々木セルロイドクラウドファンディングの目玉リターン品である、セルロイド製メガネの「SASAKI」。こちら、本体価格は55,000円(税込)です。高っ!・・・て思いますか?思いますよね。私の小さいころに比べ、世の中には“メガネ”が溢れかえるようになりました。繁華街の雑貨屋さんから百貨店まで、ピンからキリまであらゆる価格帯、品質、デザインのメガネを購入できるようになりました。キリの方と比較すると、確かに「SASAKI」は少し高級かな・・という印象を持ってしまうかもしれません。ですので、今回の活動報告では少々その理由をお伝えできればなと思います。いわゆる“プラスチックメガネ”には大きく分けて二つの造り方があります。一つは樹脂製と呼ばれるもので、溶かしたプラスチックを機械の型に流し込んでベルトコンベヤー式に製造する方法です。安価で、大量生産に適した生産方法です。対して、日本の鯖江で造られるメガネは板から一つ一つ、前枠、ツル、鼻当て、などパーツごとに削り出し、磨き、ネジなどを使って手で組み上げていきます。鯖江産のメガネは一本が出来上がるまでに200以上の工程を経なければなりません。ベルトコンベヤー式で生産されるメガネが“工業品”なのに対して、鯖江産のメガネは“工芸品”と言うとわかりやすいかもしれません。佐々木セルロイド工業所では主にアセテートとセルロイドをメガネの素材として採用しており、工場の生産量の内アセテートが占める割合は95%、セルロイドはたったの5%です。そして、約半年の時間をかけて板状態から一本のメガネに形にしていきます。その半年間の中で、大半の時間を割いているのが“磨き”の工程です。磨きの工程をもう少し詳しく見ていきましょう。磨きには、“ガラン磨き”と“バフ磨き”と大きく分けて2つの工程に分けられます。前者は以下のような機械を何十時間も回してメガネの角を滑らかにしていく工程です。この工程によってメガネに自然な丸みが出て、また傷が付きにくくなります。ガランにも実は種類があり、“粗ガラン”“中間ガラン”“仕上げガラン”と計3度、それぞれ20時間ずつほど回します。ガランの種類によって異なる竹製のチップと研磨剤を採用しておりますが、使用するチップ、研磨剤の量を調整するのも職人の仕事です。微調整を重ねながら機械を動かすので、長年の経験がある職人がこの場所を担当しています。▼粗ガラン用チップ▼中間ガラン用チップ▼仕上げガラン用チップガラン磨きの間に入る工程がバフ磨きです。バフ磨きも同じく“粗バフ”“中間バフ”“仕上げバフ”の3工程があり、こちらは100%職人の手作業です。粗、中間、仕上げ、によって使用するバフ、研磨剤を変えて磨いています。実は佐々木セルロイドの手作業の内、80%の時間を要しているのがこの磨きの工程です。“磨き”と聞くと一度磨いて終わり、という印象を持たれがちですが、実に6回、そして最も多くの職人の手と時間を使っているのがこの磨きの工程になります。前置きが長くなりましたが(え、まだ前置き?)、なぜ「SASAKI」がこの価格かと言うと、実はセルロイド製の磨きにはアセテートの3倍以上の時間がかかるのです。それだけ時間がかかるが故に、先述した通り全体の5%しかセルロイド製メガネを造れないという現状もあります。セルロイドは固く、またアセテートのように簡単には艶が出ません。絶妙な力加減でじんわりじっくり磨くことで、この深みのある美しい艶がようやく顔を出します。それを今回の「SASAKI」では、さらに粘り強く磨かせていただきます。今回のクラウドファンディングでは、初めて鯖江産のメガネを掛けられる方も多いと思います。そんな方に、「SASAKI」が顔に触れた瞬間に感動してほしい、磨きに磨かれたセルロイドって“掛け心地が良い”を通り越して“気持ち良い”、そんな驚きを感じてほしいと思っております。「SASAKI」がきっかけとなり鯖江産のメガネの虜になっていただけるよう!今回はそのような想いから、磨きに特にこだわり、時間と人の手をかけて造らせていただいております。


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今回のクラウドファンディングに当たっては、我々が造ったメガネを多くの人に届けるだけでなく、今までお世話になってきた鯖江全体のためになることをしたい!という強い想いがあります。そのため、少しでも多くの鯖江内の理解と応援を得たいと思い、まっさきにぜひともこの取り組みに理解・賛同いただきたいということで、鯖江メガネ界の優しきドン、眼鏡協会の谷口会長にお話しをお伺いしてきました。ちなみに、谷口会長は鯖江で歴史があり、メガネ産業を長らくけん引してこられた谷口眼鏡の取締役社長でもいらっしゃいます。鯖江の名所、メガネミュージアムにて谷口会長と、弊社社長の赤木にて対談をさせていただきました。谷口会長、弊社赤木共に鯖江のメガネ造りをより広く知ってほしいという想いが共通でした。プラスチックのおもちゃがまだセルロイド製だった時代を知っているお二人だからこその想いかもしれません。今日本で溢れかえっている安価なメガネと鯖江産のメガネはどう違うのか?ドロドロのプラスチックを流し込んで、ガチャンガチャンと機械で抜いた大量生産のメガネとは違い、鯖江産のメガネは板状から削り出して、磨きながら形にしていきます。今回リターン品の一つとして揃えているめがねミュージアムでのメガネ造り体験は、その違いを肌で感じていただける支援品となっております。このようなカラフルな板からお好きな色を選び、職人のサポートを受けながら、自分の手でたったひとつのオリジナルメガネを造れるコースです。また、10月1日・2日にはメガネファンなら知る人ぞ知る、メガネフェスが3年ぶりに開催されます。ぜひクラファンと合わせて、メガネフェスもチェックをお願いします!(佐々木セルロイドもブースを構え、「SASAKI」を展示予定です!)


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昨日オープンしましたクラウドファンディングに、たくさんのご訪問、また早くもたくさんの温かいご支援をありがとうございます。昨日早々に福井新聞さまへの掲載があったためか、鯖江で直接顔を合わせたときに「見たよ!」「おもしろいことやってるね!」「応援してるよ!」と言ったお声かけもいただき感謝の気持ちでいっぱいです。今回の活動報告では、みなさんにより佐々木の裏側を知っていただければと思い、手始めとしてまずはいわゆる“中の人”をご紹介させていただきます。改めまして、私、佐々木セルロイド工業所で今回クラウドファンディングを主に運営しておりますSayaと申します。私がメガネ業界に飛び込んだのは約5年前、それまでは通販会社でインテリアの商品企画を行っておりました。ご縁があり、メガネ業界に飛び込んで早5年。いつも思うのは、「日本製のメガネって本当にたくさんの職人が手塩にかけて、掛けてくださるお客様への思いを込めて、一本一本丁寧に造られているのだな」ということです。一本のメガネを2、3人の職人さんで囲み、もう少し綺麗に仕上げるためにはどうしたら良いか、と相談している光景は社内では日常茶飯事。手前みそ感満載ですが、そんな職人たちが私にとっては愛おしくてたまらず、いつも思うのは“みんなのこの想いがもっと広く届けば良いのに”、その一点です。ありがたいことにぜひ工場見学をしたい、ということで鯖江にいらっしゃっていただいたお客様は必ず「え!?こんなに手作業でメガネを造っているの!?」と驚かれます。はい、そうなんです。鯖江製のメガネは他のどの国で造るメガネよりも丁寧に、緻密に造られています。職人の想いがこのクラファンを通してたくさんの方に届くよう!鯖江のメガネという日本の宝物が少しでも発展するよう!そんな想いを込めてこのクラファンを走らせる日々です。今後はこの活動報告を通して、私、Sayaが「SASAKI」のことだけでなく鯖江のこと、職人のことなどなど配信していきますのでぜひお付き合いのほどよろしくお願いいたします!「こんなこと知りたい!」などリクエストも大歓迎です。