ジュラキーの開発責任者、株式会社中興社製作所の中村です。予定通り「STEP-1 金属切削加工」が終わりましたので、「STEP-2 ブラスト+アルマイト処理工程」がスタートしております。当初設定させていただいた上記スケジュールを目標に、各工程を丁寧に進めてまいりますので、今しばらくお待ちいただければと思います。進展などあれば、その都度ご報告させていただきます。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、今後もよろしくお願い致します。
ジュラキーの開発責任者、株式会社中興社製作所の中村です。6月8日までに、デザイナーの山口様も含め開発メンバー全員による試作品の最終確認が終わりましたので、6月12日(月)より量産をスタートいたします。発送開始までの、現在想定出来るスケジュールは下記となります。STEP-2のブラスト・アルマイト処理工程は、もう少し短縮出来る可能性もありますが、前回問題が生じたプロセスでもありますので、ある程度余裕を持たせたスケジュール設定としたしました。上記スケジュールを目標に、各工程を丁寧に進めてまいりますので、今しばらくお待ちいただければと思います。進展などあれば、その都度ご報告させていただきます。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、今後もよろしくお願い致します。
ジュラキーの開発責任者、株式会社中興社製作所の中村です。納品が、当初の予定より大幅に遅くなっておりますこと、大変申し訳ございません。まず、修正版DURA-KEYの発送開始時期ですが「7月上旬」を目指し調整作業を進めております。ーーーーーー外観に関する問題ですが、時間がかかりましたが一つ一つ問題の原因と対応策が分かってきましたのでご報告させていただきます。3点ございます。1. ジュラルミンフレームのアルマイト処理によるムラの改善ジュラルミン素材へのアルマイト処理の再調整を行い、ムラなどを最小限に抑えるよう処置いたしました。(2023年05月1日の活動報告でデザイナーの山口様が書かれている通りです)2. ジュラルミンフレームへの熱処理による表面のムラの発生を防止従来、シルク印刷後「150℃の焼入れ」を行っておりましたが、この温度がアルマイトへのダメージを与え、表面のムラや汚れ感の原因だった可能性が浮上。そこで焼入れ温度を低温(80℃)に変更した試作品を製作。明らかな改善が見られましたので、この温度設定を採用致しました。3. ボルトの材質をA5056に変更ボルトについても表面に色ムラが発生していたため、材質をアルマイト処理が美しく高品質に仕上がる「A5056」に変更。こちらも試作品の製作を行い、明らかな改善が見られましたので、この材質を採用することとしました。ーーーーーー上記3点が表面処理に関する修正ポイントですが、それ以外にも、本体の加工時に発生するカッターマーク(刃物の削り跡)にもデザイナーの山口様から指摘を受け細かな加工プログラムの変更を行いました。これらの変更点を踏まえ、現在鋭意加工を進めております。最終試作品の製作にあと一週間ほどかかり、その試作品に対してデザイナーや開発メンバー全員のOKを得次第、量産に入ります。その後加工・組立調整がスムーズに進めば7月上旬に発送できる予定でおります。進行状況は再度ご報告いたします。ジュラキーの開発者一同、皆様をお待たせしてしまっていることは大変心苦しいのですが、納得できる品質のプロダクトをお届け出来るよう量産を進めてまいります。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、今後もよろしくお願い致します。
デザインを担当させていただいているCaro inc.の山口です。中興社製作所の中村社長が、DURA-KEY®の表面処理について様々な再検証・再調整を進めておられます。下記は、先日出来上がってきた最新版のグレーとゴールドです。「ブラストとアルマイト処理のみ」の状態で、シルク印刷前の状態ですが、前回のモノと比べて明らかに「ムラ」が減少し、均一な仕上がりになってきました。均一にアルマイト処理するのが難しいとされるジュラルミンですが、上記のような状態に辿り着くために、各種の条件を再度調整していただいたのだと思います。他の色(シルバー、ローズ、パープル)についても、上記のような状態を常に出せるように、中村社長のほうで調整作業を進めていただいております。支援いただいた皆様には、お時間をいただくことになりますが、開発チーム全員で諦めず納得出来るレベルに引き上げてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
デザインを担当させていただいているCaro inc.の山口です。先日、中興社製作所様の工場へ伺い、確認作業が進行しているDURA-KEY®について関係者全員での確認を行いました。まず、キーケースとしての「機能性」については問題無く仕上がっていました。一方で別の問題も確認出来ました。表面処理の一部に「色ムラ」が見られました。まず、下記のように一部のボルトの表面に、うっすらと「色ムラ」が見られます。光の当たり方によっては目立たなくなるのですが、やはり気持ちのいいものではありません。もう一点、下記のように本体フレームの表面にも一部「色ムラ(くすみ)」が見られます。こちらも光の当たり方で目立たなくもなりますが、出来る限り軽減したいと思う現象です。上記2点については、「ジュラルミン素材への表面処理は難易度が高い」ことが原因の一つであり、簡単に解決出来る保証も無いのですが、中興社製作所の社員の方からも「それでも時間的に許されるなら、再度限界までトライしたい」とのご意見も出ました。その後全員で3時間近く議論を重ねた結果、苦渋の決断ですが「作業を一時ストップし解決策を探るべき」との結論になりました。お待たせしてしまっている支援者の皆様に、更にお時間をいただくことになり大変心苦しいのですが、一方で我々開発チーム自身が疑問に感じた部分は出来るだけ解決した状態で皆様にお届けしたいとも考えています。現在、中村社長が修正作業をどのように進めるかについて検討されていますので、別途、ご報告出来るかと思います。最終クオリティを少しでも引き上げてゆくよう努めますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。