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滋賀『江北図書館』120年続く私設図書館を未来に繋ぐ修繕プロジェクト

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

「未来を支える子どもたちと地域に暮らす全ての人たちの文化向上のために」という創設者・杉野文彌の思いを未来に繋ぐために、築85年の昭和レトロな建物を修繕します!貴重図書を保管するとともに、滋賀県最古の私設図書館を残し、本と人、人とひとをつなぐ図書館として活動を続けてまいります。

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

9,517,500

63%

目標金額は15,000,000円

支援者数

539

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/12/23に募集を開始し、 539人の支援により 9,517,500円の資金を集め、 2023/03/10に募集を終了しました

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CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

9,517,500

63%達成

終了

目標金額15,000,000

支援者数539

このプロジェクトは、2022/12/23に募集を開始し、 539人の支援により 9,517,500円の資金を集め、 2023/03/10に募集を終了しました

「未来を支える子どもたちと地域に暮らす全ての人たちの文化向上のために」という創設者・杉野文彌の思いを未来に繋ぐために、築85年の昭和レトロな建物を修繕します!貴重図書を保管するとともに、滋賀県最古の私設図書館を残し、本と人、人とひとをつなぐ図書館として活動を続けてまいります。

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滋賀県湖北エリア密着 産地直送インターネット放送局のスタジオこほく1月25日(水)21:00~ 特集『江北図書館』1月25日(水)21:00~スタジオこほく、YOUTUBEのオンライン配信に図書館理事が出演します!江北図書館の今、これからについてお話致します。ぜひ、ご視聴下さい。https://www.youtube.com/user/studiokohokuch



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図書館に歴史資料  江北図書館には、明治時代以来の図書のみでなく、古文書や古絵図などの歴史資料も多く所蔵している。図書館は図書を所蔵する施設、歴史資料は博物館や公文書館が収蔵するというのが、世間の常識。しかし、全国的にみても歴史が古い図書館は、古文書や古絵図などの歴史資料を沢山収蔵している所もある。 例えば、大正5年(1916)創立の彦根市立図書館。藩政時代以来の史料を持つと、ホームページにうたっているが、実はさらに古い石田三成の書状を収蔵している。失礼な言い方だが、もちろん三成のサインがある本物だ。私が長浜城歴史博物館の学芸員員時代、お借りして展示したこともある。 江北図書館は明治40年(1907)創立。彦根よりも9年ほど兄貴分だけあって、その歴史資料はバラエティーに富んでいる。明治から大正まであった伊香郡役所の文書。伊香郡における明治・大正・昭和の相互扶助組織「伊香相救社」の史料。北国街道に彦根藩が設けた柳ヶ瀬の関所の関係資料。戦後昭和27年(1952)に、本館が編集・出版した『近江伊香郡志』の収集資料などである。江北図書館の国絵図 そのなかで、近江国絵図は興味深いものだ。昭和59年(1984)に、木之本町飯浦の個人から江北図書館へ寄贈された絵図である。藤田宗七さんの著書『復興と探索と慰霊』(昭和38年9月10日刊)によれば、浅井郡の寺院が旧蔵者だったとある。その寺院は幕府の代官なども勤めていた模様で、その公務を果たすために使用したものと推定できる。その大きさは、縦270.0㎝×横179.2㎝で、天井が高い本館2階のホールにやっと掛けられる大きな絵図なのだ。 江戸幕府は全国60余州(近江国と越前国とかの旧国)に対して、慶長・正保・元禄・天保と4回にわたって、それぞれの国の全図製作を命じるが、これを「国絵図」といった。本館蔵の国絵図は、この内の元禄近江国絵図の写しだ。元禄9年(1696)に、江戸幕府が全国へ製作を命じたもので、彦根藩等で作成した幕府提出図の写を、さらに縦横半分の長さにして浅したものになる。したがって、幕府に提出したものは、縦(南北方向)約540㎝×横(東西方向)約340㎝とさらに巨大なものだった。絵図に描かれていること 絵図には郡界、琵琶湖、島、水路距離、主な河川、村(俵型の表記)、山名、名所、城郭、街道、一里塚が書かれている。さらに、国境の峠部分には、隣国への距離などが記される。また、近世村の中に含まれた枝郷(例えば伊香郡黒田村の枝郷・穴師)を詳細に記していることが特徴でで、枝郷については幕府提出図にもない記載が多い。本図を所持した代官が独自の調査により記入したと思われる。 本館蔵のこの絵図には、余呉湖の北に「本山 天神」とある。ここには、木之本地蔵や菅山寺などの大寺社は記載があるが、この「天神」は覚えがなく、最初どんなお堂か分からなった。後で地元の方に聞くと、現在も余呉町中之郷に跡地が残る「西天神宮」のことと分かった。 この「西天神宮」は菅原道真を祀り、余呉町中之郷の一番西の端、同町八戸との境界に近くに鎮座したが、平成30年9月に中之郷の鉛錬比古神社に合祀された。跡地には祠の基壇のみが残る。伊香郡には寺社が多いなか、特に国絵図にその名を記すということは、江戸時代には参拝者が多かったからだろう。かつては、集落から「天神道」が伸びていたという。地域の歴史資料を守り続けるために このように、この国絵図には、江戸時代の近江国へタイムスリップするランドマークが沢山詰まっている。他の史料も同様である。郷土史研究には欠かせない本館所蔵の歴史資料群。それらを末永く守るためにも、今回の建物修繕は、何としても成し遂げる必要がある。多くの方の善意を期待してやまない。公益財団法人 江北図書館 副理事長淡海歴史文化研究所 所長 太田浩司


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明日1月14日(土)から長浜市立図書館で江北図書館の展示がスタートします!本日、設置をしてまいりました。市内の方に少しでも江北図書館を知っていただく機会になればと思っています。貴重な資料なども展示しておりますのでお気軽にお越しください。【詳細】期 間 : 令和5年1月14日(土)~2月27日(月)※開館時間内※最終日は午後 6 時まで場 所 : 長浜図書館(高田町 12-34) 1階展示台長浜市立図書館 (nagahama.lg.jp)内 容 :・江北図書館の歴史および所蔵資料・活動内容を紹介したパネル・開館当初(明治時代)のブックエンドや蔵書印等の実物資料・関連図書・講談社野間出版文化賞について・市長の祝辞 等主 催 : 長浜市立図書館・公益財団法人江北図書館その他 :・期間内の休館日は、毎週火曜日および26日(木) です。・関連図書は借りることもできます。無料でご覧になれます。


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12月23日のプロジェクトスタートから17日経過し、たくさんの方々から支援、応援メッセージをいただいています。本当にありがとうございます!120年の歴史がある江北図書館を今後も残していく為に、理事一同引き続き、頑張ってまいります。2021年6月の総会で新しい理事が着任しました。本日は理事をご紹介を簡単にさせて下さい。江北図書館 理事のご紹介理事長 岩根卓弘(株式会社キクヤ代表取締役)多くの人の思いを時代に引継ぎ、地域からさらに親しまれる図書館となるよう精進します。副理事長  太田浩司(淡海歴史文化研究所 所長)図書館の歴史資料を使って、地域の歴史を明らかにしたいと思います。副理事長  平井和子(読み聞かせグループ木のポン代表)初めて江北図書館に携わります。利用者ファーストの愛される図書館にしたいです。名誉館長 冨田光彦(滋賀大名誉教授/江北図書館前理事長)図書文化を育んだ湖北の風土を大切に守っていきたいと思います。館長 久保寺容子(あいたくて書房 店主)みんなでつくる、みんなの図書館をめざします。山内美和子(民間学童支援員/地域活力プランナー)長い歴史ある図書館を守りつつ、どんな世代にも楽しめる唯一無二の「よりどころ」となるよう取り組みます。中山郁英(カフェと日用品コマイテイ)杉野さんの「若者に勉学の場を」という志を現代の文脈で大切に引き継ぐ活動ができればと思います。堀江昌美(出版社 能美舎/丘峰喫茶店)地域や世代を超えて、ゆるやかな交わりが生まれる、みんなにとって居心地のよい場所をつくりたいです。植田淳平(合同会社MediArt 代表)10年先、50年先も「江北図書館」がありつづけられるよう頑張ってまいります。