最終日まで残り13日となりました。現在の支援状況についてお知らせいたします------------------------------------------------------------①クラウドファンディングによるご支援:7,483,000円②現金によるご支援:9,937,687円合計:17,420,687円------------------------------------------------------------おかげさまで15,000,000円の目標を達成することができました。たくさんのご支援、本当にありがとうございます。修繕プロジェクトは、クラウドファンディングが終了してからが、本当のスタートです。昨日は、理事会を開き、お寄せいただいたご支援に感謝すると共に、今後の改修工事に向けての協議をいたしました。進捗は活動報告等で、共有させて頂きます。図書館存続のため、精一杯努力いたしますので、引き続き、応援の程、どうぞ宜しくお願いいたします。江北図書館 理事一同
いつもありがとうございます!2 月 21 日(火) より江北図書館で企画展を実施します。ぜひ、お立ち寄りください。企画展名:近世社会の生活と信仰~『近江伊香郡志』で収集された史料から~ 会 期:令和 5 年 2 月 21 日(火)~3 月 26 日(日) 開催趣旨公益財団法人 江北図書館には、一般図書の他、近世・近代 文書からなる貴重な古文書も収蔵していますが、今回は「『近 江伊香郡志』関係資料」から、この地域での近世(江戸時代) の生活や寺社信仰に関する史料を展示します。 『近江伊香郡志』は、大正 11 年(1922)に、当時の郡長で あった松原五百蔵 いおぞう の提唱により編纂が開始されました。この 時代は、滋賀県内でも坂田郡・東浅井郡など多くの郡で郡志 が編纂されており、その一環と言えます。しかし、戦争や戦 後の混乱などにより刊行が遅れ、出版に至ったのは計画から 30 年が経過した昭和 27 年(1952)のことでした。 本館には、この郡志編纂の過程で収集された古文書原本や 写が、「『近江伊香郡志』関係資料」として、834 点残されてい ます。 今回の展示を通し、郡史編纂の意義や過程を知って頂く共 に、湖北の江戸時代における日常生活を垣間見て頂きたく思 います。 協 力:滋賀大学経済学部 経済経営研究所
江北図書館ファンクラブfunは、大好きな江北図書館を存続させたいというメンバーによって生まれた会です。江北図書館の活動(イベント、講座など)サポート、清掃作業等の協力、オリジナルグッズの販売などで、地域の方々とともに、江北図書館を盛り上げていきたいと思っています。2022年4月10日に発足以来、いろいろな江北図書館の活動をサポートさせていただいています。今回は江北図書館ファンクラブfunの今までの活動を紹介していきたいと思います。イベント4/23 養老孟司講演会4/24ゾウムシワークショップ5/22講演会「郡役所文書で読む明治の伊香郡」6/12今村翔吾サイン会7/10田中靖二ギターコンサート7/16「明治の地籍図を歩く」第1回伊香郡東阿閉村を「ぶら歩き」9/18「元禄図」特別公開講座11/6「音楽の本棚」サックスコンサート古文書教室・おはなし会・読書会古文書教室 [2022年4月21日から 毎月第3木曜日19:30~21:00]2022年12月第1クール終了(受講料;有料)太田浩司氏を講師に迎え[古文書を読む教室]を開催。江北図書館所蔵の近世文書をテキストに難読文字の多い古文書をみんなで楽しく読めるようになることを目指しています。昨年12月に教室は終了しましたが、太田先生の古文書解説が面白すぎて、肝心の古文書がちっとも読めるようにならなかった・・・。という人のために、2023年1月より自主勉強会を開催することになりました。4月より第2クール古文書教室も開催予定。おはなし会 [奇数月第3土曜日14:00~]地元の読み聞かせボランティアグループ「木のポン」にご協力いただき、江北図書館所蔵の絵本、紙芝居などの読み聞かせをします。乳児・幼児・小学生からおじいちゃん・おばあちゃんまでだれでも参加していただけるおはなし会です。読み手にチャレンジしたい人も大歓迎です。読書会 [偶数月第3土曜日 14;00~]みんなであらかじめお題の本を読んできて、読後の感想をあーだこーだとわちゃわちゃ喋りあう読書会です。好きな本だったり、初めて読む本だったり、興味がある本だったり、毎回本も変われば、メンバーも変わります。「これだけは言いたい!」という人は、推し本愛をぶちまけてください。自分の感想は話しにくい人も、ほかの人の感想を聞いて楽しんでいらっしゃいます。みんなと話しているうちに意外な発見もあります。「藪の中」の時は、誰にもわからなかった犯人がわかったかも??なんてことも。図書館のメンテナンスおそうじ会の開催[2022年6月4日]長年放置されていた図書館の外回り。雑草が生い茂りジャングルのようになっていました。古い小屋も、野生動物の棲家になっていました。そこで、「江北図書館でおそうじ会をします。古い小屋の撤去、外回りの除草、図書館内の清掃などです」と、SNSやチラシなどでお知らせしたところ、地元の方、県内外の方々までのべ30人が、それぞれ、使える自分の道具持ち込みで、集まってくださいました。重機がないと壊せないと思っていた小屋も人界戦術でめくり、はがし、あとはロープをかけて、綱引きのように引っ張ると…。見事に倒壊。鬱そうとした叢もパックマンが食べつくすようにすっかりなくなりました。図書館の内部もきれいに掃除され床のワックスまでかけていただきました。すっかりきれいになった図書館はキラキラ輝いて見えました。おそうじ会に参加していただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。図書館の庭づくりおそうじ会ですっかりきれいになった外回りを、図書館の庭園として整備しています。四季おりおりの草花を植え、図書館に来られた方や通りがかりの方たちの憩いの場所になることを目指しています。春にご近所の方に苗をいただいたキバナコスモスが秋には見事に咲きました。たくさんの方々のお力添えで、美しい庭園になってきました。江北図書館グッズの開発、販売図書館グッズを開発し、売り上げの利益を図書館の運営やイベントなどに役立ててもらっています。トートバッグ(大) ¥1900 トートバッグ(小) ¥1300 ポストカード5枚セット ¥500 しおり 2枚セット ¥100江北図書館ファンクラブfun会員募集江北図書館ファンクラブfunは、会員になってくださる方を募集しています。江北図書館に興味がありイベントに参加したいと思っておられる方や、おそうじ会などのボランティアに参加したいと思っておられる方は、ぜひ、会員登録を! 【ファンクラブ fun からの贈り物】(1)会員証の発行(2)各種情報のご案内(3)サポーター交流会への参加(4)オリジナルグッズ購入費の割引※特典の内容は変更の場合もございます。【入会方法】江北図書館にある申込書に記入していただくか、Mail にて必要事項(住所・氏名・連絡先)をお知らせください。【申し込み・問い合わせ先】江北図書館ファンクラブ fun 事務局〒520-0425 滋賀県長浜市木之本町木之本 909TEL 090-6900-4512Mail / kohokutoshokanfun@gmail.com
江北図書館がある木之本町は長浜市の北部に位置し、長浜市街地からは車で約30分の距離にあります。平成の大合併により、長浜市は琵琶湖とほぼ同じ面積をもつ程に広くなりました。かつては木之本町を含めた周囲4つの町は「伊香(いか)郡」と呼ばれていて、木之本は北部の中心的地域として北陸自動車道が通り、周辺には、スーパーや金融機関などが集まっています。今回クラウドファンディングに挑戦させていただいたことで、日本各地に江北図書館の存在を知ってもらうことが出来ました。そんな江北図書館があるこの木之本のまちは、一体どんなところだろう?120年続いてきた図書館が見てきたまちの姿って、どんな風だったのだろう?前置きが長くなりましたが、今回はそんなまちの姿をご紹介していこうと思います。私たちのまち「木之本」の紹介近くの田上山からの眺め。手前は木之本・奥にはお隣の高月町。霞んで隠れていますが琵琶湖も望めます。江北図書館は木ノ本駅を降りて徒歩1分。目の前にあります。(住所表記は木之本ですが、駅の漢字表記は「木ノ本」と書きます。)雪に覆われた江北図書館。ここ木之本から北は市内でもとても雪が多い地域です。関西の方がよく天気予報などで「長浜市柳ヶ瀬」と耳にする場所は、木之本からさらに車で15分ほど走った余呉町にあります。木之本の中心集落は、かつて木之本地蔵院の門前町として、また北国街道と北国脇住還が交わる宿場町としても賑わっていました。江北図書館から東へ5分ほど歩いたところにある旧街道は、中山道の鳥居本宿(彦根市)を起点として米原・長浜・木之本へと宿場が続き、現在も昔ながらの商家や町屋の家並みが残り、叙情を誘います。木之本といえば、眼にご利益がある仏様として知られる「木之本地蔵院」が日本三大地蔵として有名で、6mもある大きな地蔵菩薩像が木之本のまちを見守っています。毎年夏には大縁日が開催され、露店が立ち並び各地から多くの参拝客が訪れ賑わいます。 木之本地蔵院木之本地蔵院の前を通る北国街道沿いの町並み。木之本地蔵院の前を通る北国街道沿いの町並み。特に、周囲の豊かな山々から生み出される地下水が商業や暮らしに欠かせない資源として使われており、日本でも古い歴史を持つ有名な造り酒屋や醤油醸造元が、代々引き継がれています 昔は街道の真ん中に小川が流れ、脇には柳の木などが植えられていたそうで、馬に荷物を引かせ人が行き交う光景がありました。町並みにある、とある商店では、そんな当時の貴重な写真が飾られているので、ぶらりと歩いてみると出会えるかもしれませんね。そして一歩細い路地へ足を進めると、そこからは徐々に生活の息遣いが感じ取れる風景に変わって行きます。鰻の寝床のように間口が狭く奥まった家並みが続いていて、歩いていると自然と空を仰ぐように目線が移ります。時代の変化とともに、お店を閉じたところや民家が取り壊されていくこともありました。密集した住宅地が気づけば空き地になっていたり、寂しいなと思うこともありますが、意外にも木之本は外から新しい人が移り住んだり、面白い場づくりをする人たちが集まってくることが多い地域です。住みやすい環境と受け入れてくれる周りの地域住民の人、身近なところにある繋がりに惹かれた人が多く、ここ近年はお店をリノベーションしたり、古い場所を活かしながら新しい活動する・・・そんな人が増えている印象があります。一見、ひっそりとした光景のまちなかですが、木之本は四季折々の行事や神事も残っていて、そのたびに地域住民同士のつながりや伝統を大事にする心を感じます。毎年5月初旬におこなわれる「秋葉祭」は約2トンもの御神輿を担ぎながら町内各所を回る神事ですが、それぞれの町ごとに法被のデザインが異なり、また裏方で支える女性たちが作るお料理や装いが違うなどそれぞれ特色があり、どの町の住民も誇りを持って臨まれているおまつりです。また、伝統産業も大切に受け継がれていて、養蚕が盛んであった地元で育てたお蚕さんから生糸を紡ぎ、良質な絹糸が作られる和楽器糸が有名な地域でもあります。プロ向けではほぼ100%のシェアを誇るというから驚きです。他にも木之本の中心地域だけでなく、まちの中では観音信仰が深く人々の暮らしと密接につながっていたり、自然環境もよく四季を通して楽しめる場所が点在しています。こんなふうに、地域に根ざしたものを大切にする気持ちが感じられる木之本は、一つ一つのコミュニティーの結束が強く、地元を愛してやまない、そんな人が多いと感じています。 江北図書館が長きに渡り今日まで残ってきたのも、地域の方が日々通い、たくさんの本と学びを大切に思って来られたからこそ。生活の中に溶け込む当たり前の場所であったかもしれないし、欠かせない場所でもあったかもしれません。いろんな苦難を乗り越えながらも、120年間の月日を経ても今なお存在する江北図書館。この灯を消さぬよう、今まで支えて下さった方、またプロジェクトを通して出会ったたくさんの方の思いを後世につなげていければと思います。
12月23日にプロジェクトがスタートして最終日をいれて残り33日となりました。(3月10日まで)現在の支援状況について共有させて頂きます。------------------------------------------------------------①クラウドファンディング 6,275,000円②現金による寄付 4,093,687円合計:10,368,687円------------------------------------------------------------たくさんのご支援、本当にありがとうございます。目標金額は15,000,000円です。ファンドレイジング目標として残り約5,000,000円となりました。残り1ケ月、理事、関係者共に頑張ってまいりますので引き続き応援の程宜しくお願いいたします。クラウドファンディングのプロジェクトが終了してからが本当のスタートです。今回応援していただいた皆様には、修繕状況、その他取り組み等活動報告を通して共有してまいります。