皆様、お待たせいたしました。4月13日、「ムジゲ号」が学校へ届けられました。さっそく本日から、クラウドファンディング支援者の皆様の思いも乗せて、子どもたちを迎えに行きました。そして本日全校集会が行われ、学生・生徒・児童らにムジゲ号が紹介されたそうです。「全校生、園児達、みんなとても喜んでました!」とのことです(教頭先生談)。子どもたちの喜ぶ姿が目に浮かびます。 ハイエースワゴン・グランドキャビン。中古ではありますが、かなり状態の良いものを入手することができました。新車といわれてもわからないほどピッカピカ。 購入に際しては、事務局担当のイム・ウテさんが動きまくってグッジョブすぎる活躍をしてくれました。 車検など手続きの関係で納車が少しずれこみましたが、無事、学校に届けることができました。それでは、「ムジゲ号」を写真で紹介いたします。側面には「ムジゲ(虹)とウリウリコッポンオリ」の素敵すぎるイラスト。子どもたちが乗っていることが一目でわかるように。ウリウリコッポンオリは版権元と創始者の許諾を得て、美術のパク・ミオ先生に描いていただきました。そして「西東京第二 ムジゲ号」の文字とスクールバス表示。正面もピカピカ。クラウドファンディングの支援者数がナンバープレートに。偶然にも「に」となり「多摩」と合わせて、「多摩2」。ナンバーだけ見てもムジゲ号だとわかります。スクールバス表示は4面に。後方の車にも気を付けてもらえます。車内もきれいで新車のような香り。最初にハンドルを握ったサゴン・ヒョ前校長先生いわく「爆音だった旧車と比べてエンジン音も全然違う」とのことで、運転もとても快適だそうです。「60周年記念号」とのツーショット。60周年記念号は2006年4月から2023年4月までの17年間、総走行距離25万2435km、児童園児を乗せ通学通園、また修学旅行はじめあらゆる行事、イベントのため運用されました。本当にお疲れ様でした。正式な「寄贈式」は公開授業の行われる、4月29日(土)、10時50分から行う予定です。地域の皆様には改めてご案内させていただきます。
クラファン募集最終日。ついに、「アナザーゴール(もう一つの目標)」として掲げました、支援者数284人を突破いたしました。ご支援くださった皆様、また、プロジェクトに共感、賛同していただき、自身もプロジェクトの一員として寄り添い、並走して、いつも応援していた方々がいらっしゃったからこそ、ここまで来ることができました。心から感謝申し上げます。「最終的な支援者数をナンバープレートに入れてはどうか」という素敵かつ素晴らしいご意見を支援者様から頂きました。ぜひそのようにさせていただきたいと思います。支援者の皆さまの思いも乗せて走る「ムジゲ号」。「ムジゲ号」を見るたびにたくさんのご支援をいただいたことが思い出せるように。そして、「ムジゲ号」を乗る子どもたちが将来日本と朝鮮、世界を繋ぐ架け橋となってくれるように。そんな思いを込めて、バス名を「ムジゲ号」に、ナンバープレートを「支援者数」にしようと決めました。クラファン終了まで10時間。ムジゲ号のよりよい環境を整えるため、また、ご支援していただいた方の多さをムジゲ号に刻めるように、最後まで、応援をよろしくお願いいたします。募集期間中の最後の投稿になるので、この間の事務局メンバーの学びやエピソードを紹介します。「まずは成功してすごく嬉しいです!貴重な経験をさせてもらいました。広範な方々から支援いただけていることを改めて実感しました。 学校に直接手渡しでお金を持って来てくれた町田市の方々と接する機会があり、励ましの言葉を直接いただいたことが貴重な体験となりました。また、大学時代にともに活動した『日朝合流LINEグループ』のメンバーも応援してくれ、それが大きな力になりました 」。「クラウドファンディングに事務局メンバーとして関われて、とても勉強になりました。ウリ学校をたくさんの日本の方が見守ってくれている事も実感しました。バスの名前決めの話し合いエピソード、面白かったです!個人的にはサゴン号がイチオシでしたが。笑」「最初は何もわからないまま参加したので、何か役に立てるか不安でしたが、チラシの作成や同胞達に対する草の根運動を通じて、色々な人との繋がりが強くなったと思います。終盤時に同胞の集いにご挨拶に行ったのですが、他地域の方にクラファンのお願いをしてる時に、最初期にクラファンの支援してくれた人がわざわざその席に来て一緒にお願いをしてくれました。 その時は撒いた種が実った気がしてとても嬉しかったです 」。「遠くの親戚にもお願いしてご支援をいただきました。頑張れ、と、名指して応援のコメントを入れてくれました。身内とはいえ、自分の力で少しでもタメになったことがうれしかったです。ウリハッキョについて知ってくれてる方が本当に多いと気づくきっかけになりました 」。
スクールバス寄贈プロジェクトの募集期間も残り1日となりました。バス名「ムジゲ号」にまつわるエピソードをご紹介いたします。プロジェクトのコアメンバーとしてコンセプト決定からサイト構築、宣伝方法、担当分担、実行計画など基幹となる活動を行った企画部。9月に初回打ち合わせをしたときは、これからやるべきことを決める段階だったので、まだ余裕があったのでしょうね、その後の嵐のような日々とは対照的に、割とのほほんとしてました。最も盛り上がった議題は「バス名、どうする?」の意見交換。今走ってるバスは4台。①ミレ号(未来、미래호)②サラン号(愛、사랑호)③60周年記念号④「ケロッピー」(ケロッピー柄の座席シートからの愛称)このようにそれぞれ思いが込められた素敵な名前がついています。ネーミングって結構大事。今回買い替えが必要なものは「60周年記念号」。ちょっと前に学校創立77周年を迎えたので17年も走ったことがわかります。「そもそもバスは75周年を記念する事業として買い替えようという話だったので、それが1年ずれ込んだとはいえ、『75周年記念号』はどうでしょう」「それもよいけど、今回はクラウドファンディングで、日本の方々を始めとした多くの方からの支援により寄贈されるバスなので、『友好のかけはし』的な意味を込めたいですね、ムジゲとか」「では、友好からとって友好号。朝鮮語読みで『ウホホ(우호호)』はどうでしょう。なんなら、ウホホホでもいいし」「それなら、チョウハナ先生のアボジの名前がウホ氏なので、『チョウウホ』はどうかな」「以前、カンセホ先生っていたよね、ってことで『カンセホ』は?」いつしか、「ホ」がつくもの探しの雑談に。もはやギャグ大会の様相。そうしたなか、どこからともなく、パワーワードが登場。「『サゴンホ(사공호)』はどうでしょう?サゴンヒョ(사공효)校長先生 頑張ってるし」「愛されキャラですしね」「『ヒョ(효)』から、一本線が抜けて『ホ(호)』というところが絶妙」「サゴンホに賛成です」「私も」「私も」・・・というわけで、暫定的にはサゴンホが圧倒的なまま雑談は終了。さて、サゴンヒョ校長先生は「西二75周年記念スタンプ」のメインキャラにも選ばれるほどの愛されキャラ。蛇足ですが、このスタンプ、学校75周年にちなんで、卒業生が作ってくれたスタンプでとても素敵。(「西二 75周年記念スタンプ」はこちら)↑これなんて、수고해요(スゴヘヨ、お疲れ様)、고마와요(コマワヨ、ありがとう)、미안해요(ミアンヘヨ、ごめんなさい)は目を閉じているのに、잘 자요(チャルチャヨ、お休みなさい)は目が開いているという。笑 ミアンヘヨはちょっと小さくなってるし。笑閑話休題。「サゴンホ」がパワーワードすぎて、メンバー一同、頭の中がサゴンホだらけになったので、いったん寝かせることにしました。とはいえ、「友好の架け橋の意味を込めて、ムジゲ号」というのが、なんとなくこれしかないとの暗黙の了解的なものもあったり、さらにクラファンが始まり、支援が募るにつれ、やっぱり「ムジゲ号」しかないなというのが、コンセンサスになっていきました。ネーミングを巡る最初期の雑談は、金額目標を達成し、支援者拡大のアナザーゴールを決める最後の段階でまた生きてきました。くだらない雑談をしておいてよかったです。アナザーゴールの目標支援者数、最終候補に残ったのは、①277人(西2の77周年、77周年記念号)②284人(ニジノカケハシ、ムジゲ号)③350人(サゴン、サゴン号)最後は支援者の思いも乗せて走る「ムジゲ号」の284人に。本当はサゴン号推しだったんですけどね(冗談)。残り1日。284人までもう少し。「ムジゲ号」を見るたびに、クラファンでたくさんの支援をいただいたことを思い出せるよう、最後まで頑張ります。
プロジェクト終了日まで残り3日となりました。目標金額を達成し、大きな不手際もなく終盤を迎えることができたも、事務局チームの尽力なしではなしえなかったことだと思います。この間、先生、保護者、青商会、朝青などから10人に事務局メンバーとなっていただき、そのうち4名は企画部として中核の役割を果たしました。全員が初めてのクラウドファンディング。また、自分の仕事(本業)がある中でのボランタリーな活動。責任と負担が集中しないように、すべてをみんなで決めて、みんなで手分けして取り組んできました。事務局活動を振り返ってみると、3月に校長先生と事前協議を始めたところから数えると、実に14回の各種ミーティングを行い、その都度提起される課題をひとつひとつ克服していきました。印象深いのは、プロジェクトが進み、皆様のご支援が各所から絶え間なく届くにつれ、こんなにも多様でたくさんの支援をいただいていることに気づき、学び、その過程で、メンバーの責任感が増し、各自がより積極的に活動に取り組むようになったことです。皆様のおかげで、「言われなくてもやる」、綿密に打ち合わせなくても各自自分の判断で動く、そんな自律的で素敵なチームに育ちました。私たち事務局チームの成長は、12月と1月の会議数の違いに表れています。残り3日。ご支援くださった皆様、いつも応援してくださっている皆様への感謝の気持ちを活力に変え、事務局チームは最後まで支援者拡大に努めたいと思います。
当プロジェクトは、残り5日を残し、ついに目標金額を達成することができました。支援者の皆様、また呼びかけやシェア・拡散などいつも寄り添い、並走し、応援してくださった皆様、誠に有難うございます。この間、本当にたくさんの方々の支えと助けのもとでウリハッキョが存在してることを改めて痛感しました。本当に勉強になりました。目標金額の達成とともに私たちが目指したことがもう一つあります。それはたくさんの方々に朝鮮学校を知っていただき、ご支援の輪を広げることです。ウリハッキョの理解と共感、協力と支援の輪が一層広がるように、残り5日も頑張りたいと思います。引き続き応援のほどよろしくお願いします。西2クラウドファンディング事務局【追記】95%達成から100%達成までの速度が速すぎてお蔵入りになった写真があります。学生からの感謝の一枚。ハッセン達、コマッスミダ~!