こんばんは、プロデューサー/監督の髙嶺(たかね)です。皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。クラウドファンディングも残すところあと2日となりました。最後の返礼品のご紹介は「ディナープラン」です。こちらを選んでいただいた方には、これまでご紹介した全ての返礼品に加えて、オシャレなレストランでのお食事(15000円相当)をプレゼントいたします。お食事には監督と水墨画アートディレクターの細川祥さんもご一緒させていただきます。せっかくですのでその日はディナーのみならず、昼間から観光をしたり食べ歩きしたり、楽しい1日にできればと思っています。Kickstarterさんのほうは売り切れですが、CAMPFIREさんには在庫が2つ残っております。興味がある方はご検討いだたけるとうれしいです。ちなみに「ディナープラン」のイメージ画像は昨日、細川さんが描いてくださいました。今日は少し、細川さんとの思い出をしたためたいと思います。細川さんは京都にお住まいの水墨画家さんです。彼の水墨画YouTubeチャンネル「つらら庵」には2万人ものフォロワーさんがいます。そんな彼に初めてごあいさつしたのは2020年の11月でした。当時、僕は自力で作中の水墨画を描けないか模索していて、ネットで水墨画の描き方を検索しては練習する日々を送っていました。そのとき、いつも検索結果のトップに出てきたのが細川さんのYouTubeでした。梅や桜、富士山、年賀状の牛などなどいろんな水墨画の描き方を学びましたが、いくら練習しても彼と僕の水墨画では月とすっぽん。アマゾンで筆もすずりもそろえて半紙も1500枚ほど買い、床一面が半紙だらけになるぐらい毎日練習しましたが、1つとして満足行くものは描けませんでした。自分がもっとも練習したのがこの富士山でした(7:49~)。筆の先端と腹を巧みに使って描く美しい線に惚れ込んだものの、自分はその線を1つも再現できず、かなり落ち込みました。自分で描くのはあきらめて、彼にご依頼してみたいという気持ちが芽生えたのはこのころでした。でも正直、不安がなかったわけではありません。彼がどんな人かも、自分と合うかどうかもわからない。しかし彼がチームに入ってくれたら間違いなく、この作品は素晴らしいものになるという確信がありました。その夜から、自分は彼のYouTubeライブを拝見するようになりました。ライブにはたくさんのファンの方々がおられて、細川さんと楽しそうにおしゃべりしてらっしゃいました。その平和で和やかな様子を見ているうちに、自分の中の不安が薄れていくのがわかりました。ここまでたくさんの皆さんに愛されている彼なら、きっと素敵な人に違いない。この方に連絡して、ご依頼してみようと決意しました。そして思った通り、彼は気さくで思いやりのある、愛らしい人でした。実際に制作が始まると、僕たちは毎日のように作品のことやお互いのことを語り合い、いつしか仕事上の仲間という関係だけではなく、大事な友人のようになっていきました。そんな彼のことをいっそう好きになったのは、彼が初めて東京にこられたときのことでした。当時、自分はクラウドファンディング用のキャンペーン動画の撮影を企画していて、そこに彼にも出ていただくことになりました。しかし彼にとっては初めての東京。しかもキャンペーン動画ではきれいなモデルさんとご一緒するということで、撮影が近づくにつれて彼は明らかに緊張し始めました。YouTubeのライブでも何度もため息をついたり、こわばった顔を見せるようになりました。自分はその姿をかわいらしく思うと同時に、やっぱり行かないと言われてしまうことも覚悟しました。ですが彼は勇ましく東京にこられて、堂々とキャンペーン動画を収録し、トミコ・クレアさんとの水墨画教室を完璧にやり遂げてくださいました。この水墨画教室には台本があると思われる方も多いのですが、実はそのようなものはありません。厳密に言うと「トミコさんが簡単な水墨画に挑戦。ドッキリあり。16:30には終わらせたい」と書かれたメモがあっただけでした。その上、リハーサルもなしのぶっつけ本番だったのですが、彼は一度も噛むことも立ち止まることもなく、手練れのようにスムーズに進行してくださいました。その姿に、自分はカメラの後ろで感動しっぱなしでした。緊張とプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、トミコさんの隣で見事なパフォーマンスを披露する彼が、逆境の大舞台で力を発揮するサッカー日本代表・堂安さんのように輝いて見えました。無事に撮影が終わり、新横浜でビールを飲んだ夜。新幹線の改札前で、僕たちは力いっぱいハグしました。素敵なキャンペーン動画と、かけがえのない頼もしい存在ができた日。あのとき、Operation ONIは間違いなく一段上のステージに登りました。その後も彼は土壇場での勝負強さを発揮して、Operation ONIのクオリティを何段階も上げてくださいました。そして自分が困ったときは、率先して相談に乗ってくれました。お互いに励まし合い、刺激し合ってきた2年間でした。彼がいなければ、ここまでこられませんでした。彼がいなければ、クラウドファンディング前に企画自体が消滅していた可能性もありました。それぐらい自分にとって、彼の存在は大きなものでした。細川さん、本当にありがとうございます。そしてこれからも末永くよろしくお願いします。オシャレなディナーを楽しませていただき、素晴らしい映画を作って、最高のレッドカーペットを歩きましょう。髙嶺
こんばんは、プロデューサー/監督の髙嶺です。本日、KickstarterさんとCAMPFIREさんでご支援いただいた合計金額が150万円を超えました。日米ともに300%以上のご支援をいただいております。こんなに多くのご支援をいただけて、チーム一同とても光栄に思っております。ご支援してくださったお1人お1人に心より御礼申し上げます。ご支援いただいた金額は全て制作費として大切に使わせていただきます。また、今日は返礼品 その9「水墨画で似顔絵」のご紹介をさせていただきます。こちらは文字通り、我々の水墨画アートディレクター・細川祥さんが水墨画で似顔絵を描いてくださるというプランです。完成した作品は額縁に入れてお送りします。どのような似顔絵になるのかイメージしにくいかもしれませんので、サンプルとしてこちらをご覧ください。(3:11~)自分は細川さんのあらゆるジャンルの水墨画のファンですが、中でも人物画が一番好きかもしれません。特に顔に大胆に影を付ける瞬間(4:18~)は「失敗したのかも」と心配になるのですが、そこから見事なアートに仕上がっていく様子は何度見ても感動を覚えます。おかげさまで、似顔絵プランはKickstarterさんでもCAMPFIREさんでも完売となりました。購入された方は楽しみにお待ちいただけるとうれしいです。今後ともよろしくお願いいたします。髙嶺
こんばんは。Operation ONIプロデューサー/監督の髙嶺です。皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。今日はロゴデザインのキーホルダーと缶バッジ、そして予告編のサイン入り脚本のご紹介です。キーホルダーは50mmで、缶バッジは56mm。ともにSuzuriで制作します。今回はキーホルダーと缶バッジを選びましたが、もし他にご希望のグッズがありましたら、次回の候補にさせていただこうと思っております。そしてこちらが予告編の脚本です。表紙に直筆サインを入れてお送りします。ちなみに、脚本は日本語で書かれているので、字幕用の英語をどうするかは悩みどころでした。自分は英語を少し話せますがネイティブではないため、どうしてもナチュラルな表現にならないことがあります。そんなときに力を貸してくれたのが、英語アドバイザーのマルコ・プライサーでした。マルコは数年来の友人です。彼はドイツの英語の教師で、デスメタルバンドのギタリストでもあります。彼は日本が大好きで、来日すると一緒にいろんなところに遊びにいったりご飯を食べに行ったりします。彼を連れていくときはオシャレなレストランではなく、敢えて庶民的な、昭和の香りのする居酒屋を選ぶようにしています。そこで日本酒と和食をいただきながら、互いの国のこと、家族のこと、夢やこれからの人生について語り明かします。そして去年、そんな彼がOperation ONIの英語アドバイザーになり、全編を通して髙嶺の英語をブラッシュアップしてくれることになりました。彼のおかげで英語に関する心配ごとがなくなったのですが、ここで1つ問題が。彼は「俺たちは友だちだ。だからお金はいらないからな」と言い張って、なかなか報酬を受け取ってくれないのです。次に日本にくるとき、彼はご家族を連れてこられるそうです。またいろんなところに遊びにいって、一緒においしいものを食べたいです。と思うと同時に、そのときこそが支払いのチャンス。昭和のお店をはしごしながら、財布には触れさせずに、おいしい和食をたくさん食べていただこうと思っています。髙嶺
皆さま、こんばんは。Operation ONIの監督/プロデューサーの髙嶺(たかね)です。皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。今日ご紹介するのは、水墨画アートディレクター・細川祥さんとみのさん、そしてモンスターデザイナーのアレハンドロくん(ハゼイコくん)のコラボで制作したA4サイズの水墨画ポスター「妖怪の襲来」です。予告編のラストシーンで使用させていただいた一枚ですね。空を覆う不気味な妖気が印象的ですが、これは細川さんが水墨画の伝統的な技法で表現してくださったものです。絵の中に描かれている妖怪たちは、アレハンドロくんがデザインしてくださいました。今日は少し、アレハンドロくんについてお話しさせていただきます。彼はアメリカ西海岸在住のコンセプトアーティスト/キャラクターデザイナーです。彼の作品を初めて見たのはInstagramでした。すごいクオリティだなと思ってずっと気になっていまして、ある日思い切ってコンタクトを取り、オペオニのことを話しました。興味を持ってくれた彼は、まず妖怪を一体描いてくれることになりました。そのときに作ってくださったのが、予告編の冒頭に出てきた妖怪・泥田坊です。ご依頼してから数時間で届いたこのクオリティに、自分もチームもかなり驚いたことを覚えています。その後、彼はコンスタントにいろんな妖怪のデザインをしてくださいました。デザインのコンセプトは和洋折衷です。今作の目的の1つに、海外の方にも楽しんでいただきたいという思いがありますので、妖怪のデザインには敢えて海外のモンスターのテイストを入れていただきました。事実、彼の妖怪を投稿すると国内外からたくさんのいいねが届きました。彼のデザインは、思いつきや気分で作られているところは1つもありません。制作に当たり、彼はまず緻密なリサーチをして、この妖怪が世界的にどういう評価をされているのかを調べ上げ、だとしたら今作ではどういうデザインしたら世界的に高評価を得るかというところまで計算されています。実際、彼が妖怪を納品してくださるときは長い説明と、なぜこのようなデザインに至ったか、この妖怪のバックグラウンドにはどのようなエピソードがあったかまで記されています。彼には計10体の妖怪をデザインしていただく契約になっていまして、そろそろ残りも少なくなってきました。彼の最大のお仕事は、ラスボスのデザインです。ざっくりとイメージは伝えてありますが、どのようなものが上がってくるのか楽しみでなりません。彼は日本が好きで、いつか東京で会う約束をしています。そのときは日ごろの感謝を込めて、おいしいご飯に行きたいなと思っています。アレハンドロくんともども、今後ともよろしくお願いいたします。アレハンドロくんのホームページhttps://hazeiko.com/髙嶺
こんばんは、Operation ONIの監督/プロデューサーの髙嶺(たかね)です。皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。今日は「シルクスクリーン版画」のご紹介です。こちらは水墨画アートディレクター・細川祥さんのお手製の版画です。額縁つきで、サイズは45cm x 32cmです。クラウドファンディング終了後、細川さんが1つ1つ制作して着色し、額に入れてくださいます。ちなみにこの猫さんのお名前は「つらら」と言います。細川さんの水墨画YouTubeチャンネルの名前は「つらら庵」ですが、そのタイトルにもなるぐらい細川さんにとって大切な子です。細川さんからこの版画の試作品をいただいて家に飾っていますが、かわいらしくて落ち着きのある、優しい雰囲気が室内に生まれました。来年の春ごろの発送を予定しております。楽しみにしていただけるとうれしいです。引き続き、よろしくお願いいたします。髙嶺