おはようございます!念のため“こんにちは”と“こんばんは”も。
監督補佐・編集担当 : 世田谷センスマンズの松本の佳樹です。
約1ヶ月間準備してきた撮影もなんとか終了。
松本は毎日仕事でテレビの編集をし、休みもこのMVの編集をし、編集ざんまいすしざんまいな日々です。(生魚嫌いなので すしは苦手です。)
大変な毎日ですが みなさまのご支援、そしてコメントひとつひとつがモチベーションになって「いただいた以上のものを返さねば…!」とがんばれています。
さて、今回僕は【監督補佐】&【編集】という形で関わらせていただいたのですが、僕の活動日誌ではこの2つそれぞれの視点から見た「珈琲の唄」について書いてみたいと思います。
○ウチ独特?【監督補佐】という立ち位置
大学から監督北林と組んで作品を作ることが多かったのですが、結局一番多いのがこの監督補佐と編集を兼任する形。
準備段階では一緒に人形遊びをしてビデオコンテを作ったり(詳しくは前回の北林監督の活動日誌で)、現場本番では監督が「OK!」だけど監督補佐的に「もう一回!」なんてことがあったりして。独特な関係性ですが、これが僕らスタイルです。
監督と監督補佐でスタンドインの図
今作は2人とも初MVだったので、ちっちゃ口論をたくさんした覚えがあります。
例えば、「ここは曲のリズムに合わせてカットを変えたい!いや、変えたくない!」とか
「ここはミュージシャンずんがんの設定で歌うんか?それとも別人物が口ずさんでる設定で歌うんか?」…など、細かいことだけどMVならではの表現方法の模索は、苦戦しましたが楽しかったです。
撮影では多少のアクシデントはありましたが、あまり動じることなく笑って乗り越えられてたのが印象的。ずんがんさん含めキャストのみなさんのピュアさが光っていて、現場の雰囲気はほっこりするコーヒーのあたたかさそのもの。
でも同時にみんな前のめりで参加していて、真剣さもほど良いアクセントになる深みある味わいだったんじゃないでしょうか。(←別に上手くない)
かわちぃメインキャスト2人の図
○そして松本の主戦場…【編集】。
編集に関しては一言でいうとめちゃ順調です。良い素材ばっかで形になっていくのがワクワクします。たぶん誰より先にこのMVの完成形が見えてきてるんですけど、控えめに言って勝ち確ですよ。すでにいいMVが僕のPCで流れちゃってます。
編集で意識してるのは音ハメのバランス。基本はドラマのBGMのように曲のテンポとあまり関係なく映像が進んでいくのに対して、キメのところで映像がばっちり音に合うのが気持ちよくなるよう、コマ単位で調整しています。
ずんがんさんの楽曲の「珈琲のにがみ、人生のにがみ、それがまたクセになる…」という世界観をちゃんと映像に落とし込めるよう、最後まで気を抜かず頑張ります...!
一番編集してそうな画面をわざわざ作ったの図
そしてそして、本編と同時に返礼品のメイキング映像も編集しなければなりません。
…というかむしろこっちの編集超楽しみです。
現場はキャストもスタッフも愛されキャラが大集合。
企画者本人が一番出演する日に限って遅刻したり、
監督補佐はエキストラさんにカバンを貸したまま持って帰られちゃったり、
撮監とスチール担当がいつの間にかカメラの師弟みたいになってたり、
美術は現場に来れなくても仕事場からリモートで現場をテキパキ捌いてたり、
演出はずんがんさんの愛犬に吠えられてたり、
制作は道の撮影で通行人を誘導しながらすかさずメイキングを撮ってたり、
かと思うと監督がカメオ出演してサッカーを楽しんでたり...。
真剣にやりながらもみんなが自由にのびのびできる空間が心地良くて、正直 珈琲現場ロスです。メイキングではそんな雰囲気を伝えつつも、こちらも一つの作品としてしっかり仕上げられるようにできたらなと考えています。
ロケ地に向かいみんなで山登りの図
◯最後に…
読んでくださりありがとうございました。
今作は物語はもちろん、背景の美術や登場人物の持ち物に至るまで細かいこだわりも詰め込まれてて、編集マン的には ぜひ二回 “連続” で見てほしい作品です…!
(あ、あと主演二人のやりとりが可愛くて微笑ましくて永遠に1人ニヤけてます。早く皆様にもお見せしたい…。)
本編公開まであと約2ヶ月…是非完成を楽しみに待っていてください!!