長きに渡ってエファに関わってくださっているご支援者さまより、応援メッセージをいただきました。
エファが本を届ける活動をしていることに因み、子どもたちに読んでほしい本もお伺いしました。ぜひご覧ください。
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霜出奈美さま
8年前にカンボジアを訪問した際に、学校のない農村地域にある寺子屋の子どもたちと交流したことがあります。
十分な教育がうけられない環境であっても、お互いが学びあい笑いあう姿に、都市部の子どもたちのような当たり前の教育が受けられたらと、胸が熱くなった覚えがあります。
このたび、ラオスの障害のある子どもたちへのプロジェクトがスタートすることにあたり、身体にハンデのある「社会で見えにくい」子どもたちに、みなさんのあたたかい光があたることをとてもうれしく思います。
目に障害のある子どもたちには、ぜひ「はらぺこあおむし」を手に触れて、本の素晴らしさを感じてほしいと思います。一人でも多くの子どもたちに笑顔の花が咲きますように。
好きな本、こどもたちに読んでほしい本
●「はらぺこあおむし」
太った「あおむし」が「さなぎ」になり、最後はきれいな「蝶」に成長するというシンプルでわかりやすいストーリーです。文章が少なく、鮮やかな色彩と絵の具で描いたような大胆なイラストが特徴的なので、読み手のイマジネーションが広がります。
また、あおむしが果物を食べた後の果物には実際に穴が空いている仕かけ絵本でもあり、視覚的にも触覚的にも楽しめる「バリアフリー」な絵本です。