本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

現在の支援総額

1,063,500

106%

目標金額は1,000,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

現在の支援総額

1,063,500

106%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数113

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

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海外駐在 の付いた活動報告

こんにちは、エファ事務局の高橋です。本日は、カンボジアとエファ海外事業担当 鎌倉幸子(かまくらさちこ)の話をさせていただきます。▶︎参考:ラオスとエファ事務局長 関尚士(せきひさし)の話はこちら鎌倉は、18歳よりアメリカの留学・勤務経験を経て、1999年、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所に入職しました。図書館事業課コーディネーターとして行った事業の一つが、ポル・ポト政権下で失われた物語をよみがえらせる仕事でした。本ページの写真は全て2022年7~8月、エファのカンボジア出張時のものですカンボジアは、1970年から1998年まで30年にも及ぶ内戦状態にありました。多くの学校や図書館は、処刑場や刑務所として使われました。図書館員は殺害され、図書館の蔵書の大部分が焼却されたといいます。ほとんどの本はゼロから作り直さなければならなくなりました。赴任当時のカンボジアは高齢者が人口に占める割合が3%程度。内戦で体力のない高齢者の多くが亡くなったからです。鎌倉は、「いま、物語を聞き取らないと、絶滅してしまう」と、村々を回り、民話を収集しました。カンボジア各地に、その地域にまつわる民話があります。「カンボジア人は龍の子孫だからさ」と楽しそうに物語を話す村人の顔を見ながら、鎌倉は「カンボジアは物語でできた国だ」と思いました。ポル・ポトの恐怖政治と闘ったカンボジアの人々。絵本や紙芝居を出版する過程で「私たちは祖先から伝わる物語の根を途切れさせない」と多くの人が口にしたそうです。「カンボジアで本や紙芝居をつくることは、ただ教材をつくることではなかった。失いつつあったこの国の『物語』を、カンボジアの人の『記憶』と『自身の手』でよみがえらせることだった」と鎌倉は感じました。鎌倉は、9年間、カンボジアで絵本や紙芝居の出版、図書館建設、学校の図書室の設置、図書館員育成に携わりました。こうした経験が、現在のエファの活動に活きています。さて「海外事業担当の鎌倉のことをもっと知りたい」「カンボジアの経験談を聞きたい」と思ってくださった方は、ぜひぜひエファのオンライン飲み会へご参加ください。皆様とお話しできるのを楽しみにしています。◆◇◆エファ「海外駐在話」をつまみに飲む会◆◇◆開催日:3-22(水) 21:00 - 22:30開催方法:Zoom  途中入退室歓迎!参加費:無料お問い合わせ: info@efa-japan.org趣旨:【エファスタッフと一緒にゆるりと飲みませんか?】東南アジアの国々で教育福祉支援を行うエファジャパン。支援の現場に根差し、現地の行政やNGOと密に連携して活動しています。エファのスタッフは、ラオス、カンボジアでの長い駐在経験もあり。そんな海外支援の現場では、涙の感動ドラマから笑ってしまうようなハプニングまで、話のネタは尽きません。エファスタッフが海外支援事業にこめる等身大の想いもお話します。しばらく海外に行けていないあなたも、アジアの風を感じながら、飲み物片手にゆる〜りとお話しませんか?※参加者様と双方向に会話させていただく交流イベントです。ぜひおしゃべりしましょう!※ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎!▼お申込みはこちらGoogleフォーム もしくはFacebookイベントページにて受付中。飛び入り参加も大歓迎です!(参考資料)シャンティ国際ボランティア会 「【寄稿】カンボジアで絵本と紙芝居をつくる(鎌倉幸子)」(最終閲覧日 2023/03/18)


こんにちは、エファ事務局の高橋です。本日は、ラオスとエファ事務局長 関尚士(せきひさし)の話をさせていただきます。ラオスは「世界で最も空爆された国」と呼ばれます。なんと7500万発もの不発弾が残り、国民一人当たり10発以上の不発弾を抱える状況です。これは、ラオスで障害者が生まれる一つの理由となっています。 実は今から25年前、関が国際協力の世界に飛び込み、初めて赴任したのがラオスでした。当時出会った一人の少年、ロー君。村で初めての図書室にだれよりも早く駆けつけて、声を出しながら一心不乱に絵本を読んでいたそうです。彼は、対人地雷によって右足首を失ってしまい、松葉杖をついている少年でした。あるとき関が生徒たちに将来の夢を尋ねると「警察官!」「看護師!」とみんなが目を輝かせて答えました。でも、ロー君だけは目を伏せ、口を閉ざしてしまったのです。そのとき関は「障害があることで学ぶこともままならない、自分の人生を切り開くことさえ許されずにいる、そんな子どもたちがいること」を痛感し、今でもそのことが記憶から消せずにいるそうです。関は、1998年から2003年までラオスに家族で赴任し、初等教育教育副教材の開発・普及や家庭、地域社会、学校、教育関係機関が参画した統合的地域教育環境改善事業の普及推進推進に取り組みました。当時の経験を活かし、いまもラオスのカウンターパートや支援先とラオ語でコミュニケーションをとっています。頼もしい事務局長です!さて「事務局長の関の話をもっと知りたい」「ラオスの経験談を聞きたい」と思ってくださった方は、ぜひぜひエファのオンライン飲み会でご参加ください。皆様とお話しできるのを楽しみにしています。◆◇◆エファ「海外駐在話」をつまみに飲む会◆◇◆開催日:3-22(水) 21:00 - 22:30開催方法:Zoom  途中入退室歓迎!参加費:無料お問い合わせ: info@efa-japan.org趣旨:【エファスタッフと一緒にゆるりと飲みませんか?】東南アジアの国々で教育福祉支援を行うエファジャパン。支援の現場に根差し、現地の行政やNGOと密に連携して活動しています。エファのスタッフは、ラオス、カンボジアでの長い駐在経験もあり。そんな海外支援の現場では、涙の感動ドラマから笑ってしまうようなハプニングまで、話のネタは尽きません。エファスタッフが海外支援事業にこめる等身大の想いもお話します。しばらく海外に行けていないあなたも、アジアの風を感じながら、飲み物片手にゆる〜りとお話しませんか?※参加者様と双方向に会話させていただく交流イベントです。ぜひおしゃべりしましょう!※ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎!▼お申込みはこちらGoogleフォーム もしくはFacebookイベントページにて受付中。飛び入り参加も大歓迎です!


こんばんは、エファスタッフの高橋です。本日は3月11日。東日本大震災から12年が過ぎました。当時大学生だった私は、東南アジアを支援するNGOに関わっており、震災当日も事務局でボランティア派遣の打ち合わせをしていました。大きな揺れ、テレビに映る原発の火災のようす、家族と連絡の取れない不安...今でも忘れられません。一方、同じNGOの仲間はフィリピンやマレーシアでボランティア作業をしていて、震災のことを知ったのは翌日でした。その仲間の1人は「震災当日を日本で体験していないことに、引け目を感じる」と言っていました。その後私たちは、アジアの支援と並行して東北での活動も開始しました。何をすべきなのか、迷い、悩み、模索していました。海外ボランティアをしたことのある方はきっと同じようにモヤモヤしたり、「日本にも困っているひとはたくさんいるのに、なぜ海外なのだろう?」と自問したりしたことがあるのではないでしょうか。海外で支援活動をするということ、海外で働くということ、海外で生きるということはどういうことなのでしょうか。エファのスタッフ、関と鎌倉は、長い留学歴や海外駐在歴をもちます。エファが現地の行政やパートナー団体、地域住民と信頼関係を築けていることの理由の一つに、2人の海外で培った豊富な経験があると私は感じています。これがエファの強みともいえます。そこで、今度、海外駐在をテーマにお話をするオンラインイベントを行います。その名も「海外駐在話」をつまみに飲む会!(そのまんま)真面目な導入をしてしまいましたが、当日は飲み物片手にゆる〜っと、楽しくおしゃべりできる時間にしたいと思います。エファから一方的に話すのではなく、参加者様同士でもお話できる交流イベントです。◆◇◆エファ「海外駐在話」をつまみに飲む会◆◇◆開催日:2023-03-22(水) 21:00 - 22:30開催方法:Zoom 途中入退室歓迎!参加費:無料お問い合わせ: info@efa-japan.org趣旨:【エファスタッフと一緒にゆるりと飲みませんか?】東南アジアの国々で教育福祉支援を行うエファジャパン。支援の現場に根差し、現地の行政やNGOと密に連携して活動しています。エファのスタッフは、ラオス、カンボジアでの長い駐在経験もあり。そんな海外支援の現場では、涙の感動ドラマから笑ってしまうようなハプニングまで、話のネタは尽きません。エファスタッフが海外支援事業にこめる等身大の想いもお話します。しばらく海外に行けていないあなたも、アジアの風を感じながら、飲み物片手にゆる〜りとお話しませんか?※参加者様と双方向に会話させていただく交流イベントです。ぜひおしゃべりしましょう!※飛び入り参加歓迎!※ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎!▼お申込みはこちらフォームご入力後、ZoomのURLが表示されます。https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScgfGu19Irj7MaXlIrndug7qBNksQNtIMFOIDh4z-uxoK8Z9A/viewform皆様のご参加をお待ちしています!


みなさんこんにちは。エファジャパンの事務局長の関です。3月1日から1か月間、2度目の挑戦となるクラウドファンディングに挑戦いたします。活動国であるラオスにおいて、障害がある子どもたちに本を届けるため、新たな取り組みを始めてまいりたいと思います。私が国際協力の世界に飛び込んだのは、ちょうど冷戦が終結して、経済のグローバル化が進みはじめ、地域紛争や対テロ戦争が各地で広がりはじめた頃でした。教育を通じた支援活動に取り組むため、初めて赴任したのがラオスで今から25年前になります。山岳地帯で親元を離れ、寄宿舎に住みながら小学校で学ぶ男の子との出会いを今でもよく覚えてるのですが、彼は村に初めて開設された図書室に、だれよりも早く駆けつけて、声を出しながら一心不乱に絵本を読み続けいたのがロー君でした。彼は、対人地雷によって右足首を失ってしまい、松葉杖をついている少年でした。その時、教室で生徒たちに将来の夢を尋ねてみると、「警察官になります」、「看護師です」、「先生!」、とみんながキラキラと目を輝かして答えてくれました。でも、ロー君だけは目を伏せ、口を閉ざしてしまったんです。障害があることで学ぶこともままならない、自分の人生を切り開くされ許されずにいる、そんな子どもたちが貧困地域の中で、なお一層困難な状況に置かれていることを知り、今でもそのことが記憶から消せずにいます。日本でも障害がある人たちは、いまだ様々な壁に立ち向かわなければなりませんが、ラオスでは社会から忘れられた存在として扱われているのが人々の現実です。貧しさの中にあっても、障害があっても、自分の力で生き抜く術を身に着け、自分ものがたりを描いていくことのできる社会。ラオスでも、そして日本でも実現していきたいと思っています。情報を得て、生きていくための知識を授けてくれる本。未知の世界に向けて扉を開き、想像する力、他の人に共感できる力を育み、ときに自分の生き方や道しるべさえも授けてくれる本。私たちと一緒にこの世界を本の力で変えていっていただければと思います。多くの方々から気持ちをお寄せくださり、ご協力していただけることを願っております。エファジャパン事務局長 関尚士


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