令和3年度の犬猫殺処分数が発表されました。前年よりも約1万匹減少していますが、ゼロではありません。いいえ、1万匹を超える犬猫が殺処分されています。現在の減少の大きな要因は、野良猫の収容しなくなった事が大きいと言われています。野良猫には賛否両論ありますが、いずれにしても殺処分対象の犬猫が里親さんに巡り逢えることで、殺処分は必要なくなります。
実際に1万匹殺処分は減少しましたが、実際に保健所への犬猫の収容数は1万3千匹減少しています。減少したはずの収容数、この3千匹の命は、どうしてはどうして奪われてしまったのでしょうか?
それは譲渡数が減少してしまったことによるものです。譲渡数が減少しなければ、2割の命が繋がったことになります。数字は嘘を付きません。通年であれば助かったはずの命は、誤った風潮により死に追いやられました。
一日も早い殺処分ゼロへ!保健所からの選択肢が当り前になることで実現されます。
※巷の犬猫、野良猫の命の為に、全国で多くの保護団体さんやボランティアさん、保健所、愛護センターなど行政職員さんが、ご尽力されています。尊いご活動に心より感謝致します。