いつも狂気山脈アニメ映画化プロジェクトを応援いただきありがとうございます。
製作総指揮のまだら牛です。
先日ご連絡させていただいた返金対応について、本日、ご希望の連絡をいただいたすべての方への返金処理が完了いたしました。
※すでに返金希望受付は締め切っております
入金不備がもしあった場合についてのご連絡は、11/24(日)までにお願いいたします。
個別に連絡もしておりますが、Amazonギフトが長期間、未受領状態になっている方が数名いらっしゃいます。受領漏れのないよう、今一度ご確認くださいませ。
返金についての詳細報告
プロジェクトを熱心に応援してくださっており、完成が遠のいても引き続き支援してくださる方もたくさんいらっしゃるだろうとは思っていたものの、
今回のクラウドファンディングは参加人数も規模もかなり大きく(ジャンル歴代一位ですから……)、一種のお祭り状態であったため、もっと気軽な気持ちで支援してくださった方もたくさんいらっしゃったのではないかと思っておりました。
そういった方々に対し、プロジェクトの難航を黙ったままにしジワジワと不信感を与え続けることが、将来的に僕たちの首を絞めることになるだろうと考え、きちんと状況を説明して精算しようと思ったのです。
長期プロジェクトになるからこそ、目の前の資金を多少失ってでも、熱心な濃いファンの応援の元でプロジェクトを進めていく。
今回の返金意図はそういうものになります。
今回の返金を実施することを決断した時、僕は数千万円レベルの返金になることを覚悟しておりました。
しかし蓋を開けてみると、思っていたよりも遥かに少ない返金額となりました。
ここも、皆様にしっかりと詳細を共有したいと思います。
・返金総額は257万円。支援総額の約1%ほどです。
・申し込み人数は140人。こちらも支援総人数の約1%となりました。
つまり、99%ほどの方々が返金不要という意思表明を行なって下さったことになります。
なんとありがたいことか……。
想像していた以上に、このプロジェクトが強く応援されていた事を実感させていただく形になりました。
おかげさまで、まだしばらくは変わらず走り続けられそうです。
皆様には感謝しかありません。
さらに、「またクラウドファンディングしてください」というたくさんのコメントをいただきました。
返金希望をされた方の中にも、「今は金銭的に厳しいので返金を希望するが、また次の支援タイミングがあればぜひ支援したい」といったメッセージを添えて下さった方がたくさんいらっしゃいました。
さらに、CAMPFIREにはプロジェクトページに【もう一度プロジェクトをやってほしい】というボタンがあるのですが、
こちらを押して下さった方の人数が、なんと5,300人以上……特にこちらからご案内していないにも関わらず、こんなにもまた応援したいという意思表示をして下さったことに、とても驚いています。
一部、勘違いをされていらっしゃった方が散見されたのですが、
今回は「組まれた制作体制が一旦」白紙に戻っただけで、
本プロジェクトは延期も中止も中断もしておりません。
変わらず現在進行形で続行中です。
皆さんの期待に応えるためにも、絶対に完成させてみせます。
プロジェクトを進めていく中で、また皆さんにお力添えいただきたいタイミングが必ずやってくると思います。
その時は、よろしくお願いします。
では、この先に向けた進捗報告も少しだけ……。
プロジェクトの今
現在、新たな制作体制を模索して、さまざまな方々と会話を進めています。
前回の制作体制での失敗を踏まえ、よりこの企画の特性や強みを理解し、狂気山脈という作品に共鳴してくださる方……つまり、同じ頂を目指せる仲間だけでチームを組むべく、少数精鋭体制とするために模索を行なっています。
前回、プリプロダクションメンバーを募集したところ、想定を遥かに超える沢山の方からの応募を頂きました。
情報の吟味だけでかなり時間を要してしまい、お待たせしてしまっている方もいる状況となってしまっております。申し訳ありません。
順次、ご連絡や面接などを行わせていただいております。
また、アニメスタジオや製作会社、業界関係者の方などからも、いくつか「関わりたい」というご連絡を頂いております。
このプロジェクトにとっても、関わってくださるクリエイターの方々にとってもWin-Winとなる最良の形を目指すために、会話を重ねております。
まだまだご連絡お待ちしております。
(連絡先:contact@forestlimit.jp 合同会社フォレスト・リミット まだら牛)
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作品の中身の話としては、脚本(第4準備稿)が完成しました。
これまでの第1〜第3準備稿は、僕が「こういうテーマやこういうシーンを描きたい」というビジョンを共有するためのもので、「これを作りたいんだ!」という物語の完成形を示したものではありませんでした。
これは、アニメはチームでのものづくりであり、まずは作品を担う「監督」がこの作品を自分のものであると思えないと、体重の乗ったよい作品にはならないだろうという考えの元、「脚本はみんなで作り上げるもの」「完成形を示しすぎるのはよくないだろう」と思ってのことでした。
しかし、これまでの数年間の様々なやりとりの結果、やはり完成形のビジョンは僕自身がしっかり描かないと、狂気山脈という作品にとって良いものにはならないという確信が生まれました。
チームワークのためなどという言い訳を一旦捨て、自分なりの理想形を一旦きちんと目指す……それが、今回の第4準備稿になります。
過去の制作体制の中でのやりとりや、様々な方々のフィードバックなども踏まえて、吟味し、問題点を乗り越えた上で、今目指すべき完成形を提示できる内容になったと思います。
プロジェクト中核メンバーや、信頼できるオブザーバーの方々に読んでもらったのですが、たいそう評判が良く、ホッとしています。
中には「この脚本になら命をかけられます」と言ってくれた方までいました。
方向性は間違っていないと思います。
来月頭から、プロのアニメ脚本家の方も交えてのブラッシュアップを短期集中で実施していきます。
完成稿を仕上げる目標は2025年1月。
応援してくださる皆様や作品ファンの方々はもちろんのこと、
その先のまだ見ぬ観客をも魅了する作品へ仕上げるため、退路を塞いで全力で向かっていきます。
どうか、期待していてください。