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“/pain” (obakeusako×atsumi) 初の写真展開催

“/pain”は「痛み」をテーマに写真の作品を制作する、obakeusakoとatsumi、二人の活動名です。痛みは色々な形、色、匂い、温度で存在しています。それらを慎重にすくいあげ、切り取ってきました。本展では、二人が痛みと対峙しながら撮り続けてきた写真を展示します。

現在の支援総額

201,000

57%

目標金額は350,000円

支援者数

32

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/04/05に募集を開始し、 32人の支援により 201,000円の資金を集め、 2023/05/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

201,000

57%達成

終了

目標金額350,000

支援者数32

このプロジェクトは、2023/04/05に募集を開始し、 32人の支援により 201,000円の資金を集め、 2023/05/19に募集を終了しました

“/pain”は「痛み」をテーマに写真の作品を制作する、obakeusakoとatsumi、二人の活動名です。痛みは色々な形、色、匂い、温度で存在しています。それらを慎重にすくいあげ、切り取ってきました。本展では、二人が痛みと対峙しながら撮り続けてきた写真を展示します。

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こんにちは、atsumiです。


先日、4月20日に /pain の三回目、 “ persona ” の撮影が終わりました。


今回はフィルムだけでなく、デジタルカメラでも撮影を行い、いつもより激しくシャッター音が飛び交う撮影となりました。

スタジオでかっちりとライティングを組み、それぞれの「ペルソナ」を表現しました。





カラーライトを自由に使って、私たちが思う「ペルソナ(仮面)」を、メイク・衣装・ライティング、など写真に写りうる全ての要素を用いて表現しました。



ペルソナとは、自己の外的側面。例えば、周囲に適応するあまり硬い仮面を被ってしまう場合、あるいは逆に仮面を被らないことにより自身や周囲を苦しめる場合などがあるが、これがペルソナである。逆に内界に対する側面は男性の女性的側面をアニマ、女性の男性的側面をアニムスと名付けた。

男性の場合にはペルソナは男らしさで表現される。しかし内的心象はこれとは対照的に女性的である場合があり、これがアニマである。逆に女性の場合ペルソナは女性的な側面で表現される。しかし、その場合逆に内的心象は男性である場合があり、これがアニムスである。ペルソナは夢の中では人格化されず、一般に衣装などの自分の外的側面で表されることが多い。しかし、仮面を被った自分もありのままの自分と仮定すれば、それらは全て、我である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



私たちは生きていく上で、あらゆる環境に適応するため、その場に適した仮面をかぶって生きていますよね。
「ありのままの姿」なんて言葉がアニメ映画から流行ったことがありましたが、ありのままの姿でいられる人間というのは、おおよそ産まれたばかりの赤ちゃんだけで、自我が芽生えるとともに「自身を環境に適応させる手段」として、その場に合わせた顔を作ると思います。

それは決して自分を偽っている、周りを騙している訳ではなく、その時にその自分になるべきだ、という意志があるということから、ある意味では「ありのままの姿(あるべき姿)」なのかもしれません。


そして、今回のこの “ persona ” では、「自分を強くいられる自分」「弱さを見せられる自分」「偽らないことが自分の仮面」「強さを纏うことで心の弱さを隠す」など、二人で色々なディスカッションをしながら、自分自身が身につけてきた色々なペルソナ(仮面)について話し合いました。


私は濃いアイメイク、赤いリップ、黒いモードな服、ピンヒールで、自分の弱さを奮い立たせるために強さの鎧を選び取って、普段の気弱な自分に仮面を被せます。
そうやって、鎧をつけた自分だからこそ、ふとした拍子に仮面が外れて脆さが露呈することがあります。
それもまた、私の弱さというペルソナです。


うさこちゃんは、自分が自分でいるために可愛くいることで強くなっている、と話してくれました。
ですので、今回のメイクは思い切り可愛いメイクにしました。


余談ですが、私たちの撮影はいつも二人きりで、ライティングも撮影もメイクもスタイリングも二人でこなしています。

前回の “ shape ” の撮影のみ、ムービーをフィルムディレクターの菅井渉さんにお願いしましたが、それ以外はずっと二人で撮影を完結させてきました。



対照的になった二人のショット。
今回は二人で写っている写真はありません。

二人がそれぞれ自分に向き合いながら、相手が構えるカメラに自分が付けている仮面と、仮面がない時の自分を行ったり来たりしながら、写真の中を自由に泳ぐように撮影しました。


フィルムで撮るのももちろん楽しいですが、今回デジタルで二人ともものすごいスピードで頭を回転させながら、相手へポージングや表情を要求し、「ペルソナ」というテーマを掘り下げて行ったので、スタジオのレンタル時間を延長するほど楽しい撮影でした。


あまりにも時間が早く、二人とも飲まず食わずで撮影していたので、終わった後は焼肉をたらふく食べました!


さて、展示まで一ヶ月が切りました。
リターンの品や、展示で販売するグッズ、展示の準備などやることがめいいっぱいあります。


目の前の展示ももちろんですが、次にどんな撮影が待っているのかと思うと、クラクラするほど楽しみです。
もちろん、そこにはいつも、痛みがひと匙、含まれていますよ。


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