写真は3年前の11月の写真、銀杏の黄葉です。今年も綺麗な黄葉に期待したいです。28日、文化財指定に向けての協議について投稿しましたところ、Facebookにおいてたくさんの方にシェアしていただきました。とても嬉しかったです。ありがとうございました。毎日キャンプファイヤーよりデイリーレポートで閲覧者数などの情報が入るのですが、立ち上げた当初は以下のようになっております。日付/閲覧者数/閲覧数ランキング7月29日 462人 36位7月30日 635人 25位7月31日 399人 30位8月 1日 398人 40位8月 2日 447人 34位8月 3日 258人 67位8月 4日 221人 73位8月 5日 199人 82位閲覧者数はこれ以降100人台が続き、閲覧数ランキングは100位台が続きました。時には閲覧者数2桁、ランキングも200位台があったことも。それが、先日「文化財指定に向けての協議」という題で活動報告を更新し、SNSに投稿しましたところ、なんと831人の方が閲覧され、ランキングも26位と、自分の中ではバズり状態。Facebookでは、立ち上げた時に40人以上の方が、そして今回も20人以上の方にシェアしていただき、私の知らない方までシェアしていただき、こうして支援の輪を広げていただいたお蔭です。それだけたくさんの方に峯寺のことを知っていただけることがとてもありがたいです。あまり数字にこだわってもいけませんので、これはこれとして、これまでご支援いただきました皆様には心より感謝申し上げ、御本尊様に報恩感謝の念を捧げております。併せて、この度のプロジェクトの無事成功を祈り続けて、今後もこの取り組みをたくさんの方に知っていただき、理解していただけるようにしたいと思います。これからも変わりませず、よろしくお願いいたします。
27日午前、雲南市役所において、審議官の先生、建築専門の大学教授ご同席のもと、雲南市教育長、県や市の文化財課の方とで、文化財指定に向けての第1回の協議が行われました。両先生からは、本堂、観音堂、行者堂、鐘楼堂、庫裡、それぞれの位置関係を見ると、地方色豊かで独自性のある山寺として歴史と共に残っているのは貴重である、とその価値を認めていただいた上で、個々の建造物を文化財に指定するのではなく、もっと幅広く、境内というよりは山全体に残る峯寺の歴史や、以前の建物がどういう形であったのか、昭和57年に火災に遭った山門はどのようなものであったのか、お茶室と庭園の関係など、棟札や古文書と共に調べあげ、修験道の建築群としてその価値を論理的に説明をつけた上で、それぞれの建造物について文化財指定に向かうのが良いではないか、というお話をいただきました。また、峯寺のような茶室や庭園が残り、茶の湯文化があることは真言宗では珍しいとのこと。改めて峯寺の歴史的価値をもっと調べ、皆さんにお伝えしたい、知っていただきたいと思いました。1360年以上続く歴史の中では栄枯盛衰あったと思いますが、現在に至るまでその法統を継いでこれたのは、歴代住職の尽力とそこに信仰を集める大衆の力の賜物と思います。この度ご支援いただいた皆様は、これからも続く峯寺の歴史の中の貴重な1人として大きな力となっていただきました。改めて心より御礼申し上げます。本日の協議に先立ち、先日行われた実行委員会で、希望していた来年の着工が人員不足の為に再来年となることが報告されました。結局当初の計画通りとなったわけですが、それでも文化財指定を間に合わせることは難しいことと思います。何度も申している通り、今回は何とか皆さんからのご助力をいただいて修繕を行い、この先30年後か50年後かわかりませんが、次なる修繕の時には、地域の宝として永く保存していき、この静寂に包まれた山寺を訪れられる方が心安らかに、心穏やかになる場として後世に守り伝えることが私の願いです。今一度お願いを申し上げますが、峯寺の歴史的価値を守り伝えるための大規模修繕にご協力いただき、長い歴史の中の1人として大きな力となっていただきますよう、よろしくお願いいたします。
三刀屋高校JRC部さん作製のリターンが続きます。『知っ得ワークシート・スタンプラリーVer.2 ~峯寺森林公園~』Ver.1は、三刀屋出身で、長崎で被爆しながら患者さんを看続け、2畳の部屋で療養しながら最後まで平和を訴えられた医師、永井隆博士の遺徳を顕彰する「永井隆記念館」のことについてのワークシート。これが評判をよび、Ver.2は峯寺森林公園となり、私がお話したことを高校生の視点でワークシートに仕上げていただきました。峯寺のことを知っていただくいいきっかけになると思います。このワークシートはしおり同様、ご支援していただいた皆様にお送りいたします。支援金額も何とか目標金額の7割まできました。ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございます。23日に行われた実行委員会では監事さんからの提案があり、来月の実行委員会の折には、委員全員で本堂にてご法楽を捧げ、これまでご支援いただいた皆様への報恩感謝、身体健全を祈り、そしてこの事業の成功、無魔成満を祈ることになりました。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
彼岸につき、活動報告が遅れました。リターンのご紹介、今回も三刀屋高校JRC部の皆さんにデザインしていただいたものです。表面は「無財の七施」を1つずつ書き、裏面には解説が書いてあります。全部で7種類。こちらはご支援いただいた皆様にに1つずつお届けしますが、どれが届くのかはその時のお楽しみに。クラウドファンディングを立ち上げて早や2か月近く経ちました。たくさんの皆様からご支援をいただき、感謝申し上げます。残り20日で約3分の1。道のりはまだ遠いですが、先日は地元の島根日日新聞の1面に載せていただきました。峯寺のことを知っている方も知らないかたも、このプロジェクトのことを知っている人も知らない人も、たくさんの方に周知できるよう努めたいと思います。
今月23日に行われます、この度の大規模修繕プロジェクトの実行委員会開催を前に、昨日役員会を開きました。その中で、現時点で観音堂の修繕ができるのであれば、来年の火祭り(毎年4月15日開催)が終わってから着工に入ったらどうか、という意見がでました。当然早くに着工できることはいいことではありますが、もう一つの鐘楼堂については全く資金が集まっていない状態ですので、まだまだ足らない状況であるということも報告されました。今度の実行委員会ではこの辺りの検証が行われ、工事規模の見直しの議論も出てしまうかもしれません。役員案としては、観音堂については早めに着工する、それと同時に、鐘楼堂も工事規模縮小することなく、きちんとした形を残していく為に、引き続きクラウドファンディングを始め、まだお声がけをしていない方々へお願いにいく、という提案がなされることと思います。近しい方からお久しぶりな方まで、ご縁のあるたくさんの方にご協力いただき、これまで3000万円を集めることができましたが、いよいよもってここからが正念場。普段お付き合いのない地元事業所様にもお声がけをしにまいらなければ、いや、それをしたとしても残りの1000万円を集めることは難しいと思います。少しでも多くクラウドファンディングにて皆様からのご支援をいただけたらと思います。目標金額以上を目指して頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。そしてこの度の修繕は、片方では文化財指定を目指すための一つのきっかけとしております。これは、この度の修繕までには間に合いませんが、何十年後かに迎えるであろう次なる修繕の時には、行政からの助成金によって修繕できるよう今から働きかけたい、という思いももっておりました。長い歴史をもつこの峯寺の文化的価値をしっかりと調べていただくため、先月から教育委員会文化財課の方が度々訪問してくださいました。そして今月27日には、審議官の方や大学の教授を招いての協議が行われることになっております。実は、ここまでの話にもってくることができたのは、三刀屋高校JRC部の皆さんが、雲南市教育長に自分たちの活動報告(昼食が無くて困っている生徒の為の昼食販売の実現、献血の復活と啓発の工夫、長崎で被爆されて平和へのメッセージを後世に残された三刀屋町出身の永井博士に関するプロジェクト等)をされたのに合わせ、文化財指定にむけての雲南市の方針の確認をしていただき、その際に峯寺で学んでいただいたことを率直に教育長に対して伝えていただいたお蔭です。その他多くの方にもご尽力をいただきました。とても私一人の力ではここまでくることはできませんでした。改めて御礼申し上げます。地域の宝として、全国からいらっしゃる方の心の拠り所として、長くこの景観を保つためには、今あるものをしっかりと残していかなければならないのです。少しの力が大きな力にどうかご支援のほどお願い申し上げます。