こんにちは。コンフロントワールドです。
スタッフミニブログ「周囲に助けられたエピソード」第5回をお届けします!
今回はいつも笑顔で優しく、コンフロントワールドを牽引する鈴木からお送りします!
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こんにちは!NPO法人コンフロントワールド 鈴木です。
本日も活動報告をご覧いただきありがとうございます。
「周囲の応援」と聞いてぱっと頭に浮かぶのは
大学3年生の時、ダンスサークルで過ごした半年間です。
私の所属していたダンスサークルでは、毎年12月に大きな公演があります。
3年生にとっては、それが現役メンバーとして最後の舞台です。
そんな大切な公演の練習がそろそろ始まるという3年生の春に、私は膝の怪我をして、手術をすることになってしまいました。
半年かけて作り上げていく舞台。本番まで、すでに残り半年。一方で、自分の怪我は全治半年。歩くこともままならぬ状態。
それまでの自分は、何でも頑張ればどうにかなると、自分ひとりで気持ちで乗り切ろうとすることが多くありました。この時も自分で何とかしてやるという気持ちだけで、公演に出させてほしいと周囲に頼みこみました。
ただ、それからすぐに自分ひとりの気持ちではどうにもならない現実を突きつけられました。
足が動かない、言うことをきかない...
仲間が踊るところを座って見学しながら、焦りでいっぱいでした。
そんな時、コーチや同期は、頑張れ・大丈夫という言葉以上に、
頑張れる・大丈夫にできる方法を一緒に考えながら、自分の出演を応援してくれました。
膝への負担が大きい動きがあると、それをやらないで済むよう振り付けを変えたり、立ち位置を調整したり。作品の大切な一部である振り付けや立ち位置を変えてもらうというのは、とても大きなことです。その大きなことをもって周囲が応援してくれたことで、自分にはまだ頑張る余地がある、という確信を持つことができました。
そして半年後、お医者さんにも無理だと言われていた舞台に無事に立つことができました。
6年以上がたった今でも忘れられない、周囲の応援の尊さを実感した出来事です。
今回クラウドファンディングを行っている「Pietà」に対しても
メンバーみんなで、ますます多くの人に届けたい!という気持ちを持っています。
でも、自分たちの気持ちだけではその達成が難しいことも理解しています。
このクラウドファンディングを一つのきっかけとして、「Pietà」のこれからを応援いただけましたら、とても嬉しく思います。