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『ゲッベルスと私』の「ホロコースト証言シリーズ」3部作を社会に残したい

岩波ホールで上映していた『ゲッベルスと私』と『ユダヤ人の私』に続く『メンゲレと私』の公開に合わせて、ホロコースト生存者のダニエル(91)をテルアビブから招き、シリーズ3 部作の劇場公開を完結させたい。そしてBlu-ray ボックスを製作して第二次世界大戦の記憶を日本の社会に残したい。

現在の支援総額

3,674,964

61%

目標金額は6,000,000円

支援者数

413

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/15に募集を開始し、 413人の支援により 3,674,964円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

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『ゲッベルスと私』の「ホロコースト証言シリーズ」3部作を社会に残したい

現在の支援総額

3,674,964

61%達成

終了

目標金額6,000,000

支援者数413

このプロジェクトは、2023/07/15に募集を開始し、 413人の支援により 3,674,964円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

岩波ホールで上映していた『ゲッベルスと私』と『ユダヤ人の私』に続く『メンゲレと私』の公開に合わせて、ホロコースト生存者のダニエル(91)をテルアビブから招き、シリーズ3 部作の劇場公開を完結させたい。そしてBlu-ray ボックスを製作して第二次世界大戦の記憶を日本の社会に残したい。

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クラウドファンディングの支援者の皆さま、および、クラウドファンディングを現在ご検討中の皆さまこの度は、「ホロコースト証言シリーズ」のクラウドファンディングへのご支援、および、ご関心、誠に有難うございます。これまでにご協力くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。本日は、皆さまに、とても悲しいご報告があります。一昨日、9月24日(日)に、クリスティアン・クレーネス監督から連絡があり、『メンゲレと私』の主演のダニエル・ハノッホさんが、先週、ご自宅で転倒し、階段から落ちてしまったと報告を受けました。一時は病院でとても危険な状況だったと伺っています。現在は退院していますが、ベッドで寝たきりの状態で、健康状態はとても悪く、海外への渡航は難しいと、ご家族から報告があったそうです。この突然のニュースに、私たちも動揺していますが、オーストリアの監督たちもこのことを知らされ、明日、27日(水)のウィーンでの『メンゲレと私』のプレミア上映も、ダニエルさんの出席が叶わず、対応に追われたそうです。日曜日の夜より、ダニエルさんの容態など、クレーネス監督から情報収集することに務め、昨日と本日、zoomで協議をした結果、あらゆる状況を考えても、12月のダニエルさんの日本への招聘は現実性がなく、断念することを決定しました。ダニエルさんを日本に招くことは、我々にとっても、監督たちにとっても、シリーズ最大の挑戦でしたので、本当に残念でなりません。ただただ、今は、ホロコーストの“One of the Last Witness”のダニエルさんの奇跡的な回復を切に願っています。現在、監督たちと、ダニエルさんの来日招聘の代替案について相談を続けております。現在協議していることが決まりましたら、改めて、皆さまにご報告いたします。クラウドファンディングの最終日まで残すところ4日で、このような残念なお知らせをすることになってしまい、本当に申し訳ございません。現状を、皆さまにご理解いただけましたら幸いです。『メンゲレと私』の上映は、12月3日からスタートしますし、クリスティアン・クレーネス監督とフロリアン・ヴァイゲンザマー監督は、予定通り、初日に合わせて来日し、東京、大阪、沖縄の劇場を訪問させていただきます。引き続き、ご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。今回の件について、監督たちからメッセージを頂きました。英文と翻訳文を掲載しますのでご一読下さい。「ホロコースト証言シリーズ」運営事務局 有田浩介、矢本理子お問い合わせ shogen.series@gmail.comDear supporters and film lovers,we are deeply grateful for the huge interest and extraordinary support you have given to our film "Mengele and I" so far. We are honoured to be able to present our new film about one of the last eyewitnesses of the Holocaust in Japan. The events of World War II and the horrors of the Holocaust must never be forgotten so that history does not repeat itself.Our intention was to bring Daniel Chanoch, the protagonist of the film, to Japan for the premiere. Daniel himself was enthusiastic about the idea. The prospect of travelling to Japan and sharing his story, his memories with the Japanese audience meant so much to him and gave him great strength.This weekend, we received the devastating news from his family that Daniel fell down the stairs in his house and seriously injured himself. He is currently in a critical condition that concerns us all greatly. He was supposed to travel to Austria this week to attend the premiere of the film in Vienna, but now all hopes have been dashed. Instead of Daniel, his granddaughters will come to Vienna and deliver a message to the audience in the spirit of their grandfather. We all hope very much that Daniel Chanoch will recover from this accident, but according to the family and the doctors, the possibility of travelling to Japan is no longer given. We now have to face and accept this sad reality.This situation confronts us all with new challenges. But we can promise you that together with Mr Kohsuke Arita and Ms. Takako Yamoto we will do everything possible and look for alternatives to enable the film and its important message to have a successful start in Japan. This would be entirely in the spirit of Daniel Chanoch, a wonderful human being, important witness to history and beloved friend.We hope for your understanding and ask you to continue to support this important project.Christian Krönes        Florian Weigensamerサポーターの皆様、映画ファンの皆様、私たちの映画『メンゲレと私』に対し、これまで多大な関心と並々ならぬご支援をいただき、深く感謝しております。ホロコーストの最後の目撃者の一人についての新作を日本で上映できることを光栄に思います。第二次世界大戦の出来事とホロコーストの恐怖は、歴史が繰り返されることのないよう、決して忘れてはならないものです。私たちの意図は、この映画の主人公であるダニエル・ハノッホをプレミア上映のために来日させることでした。ダニエル自身、このアイデアにとても熱心でした。日本を訪れ、日本の観客のみなさまと彼の物語や記憶を分かち合うことは、彼にとって大きな意味を持ち、大きな力を与えてくれていました。先週末、ダニエルが自宅の階段から転落し、重傷を負ったという悲惨なニュースが彼の家族から届きました。彼は現在重体で、私たち全員が大変心配しています。彼は今週、ウィーンで開催される映画のプレミアに出席するために準備していましたが、その望みはすべて打ち砕かれました。ダニエルの代わりに、彼の孫娘たちがウィーンにやってきて、祖父の精神を受け継いで観客にメッセージを伝えることになりました。私たちは皆、ダニエル・ハノッホがこの事故から回復することを強く願っていますが、家族や医師によると、日本への渡航の可能性はもはやないとのことです。私たちは今、この悲しい現実を直視し、受け入れなければなりません。この状況は、私たち全員に新たな課題を突きつけています。しかし、私たちは有田浩介氏と矢本理子とともに、この映画とその重要なメッセージが日本に伝えられるよう、可能な限りのことを行い、代替案を探すことをお約束します。これは、素晴らしい人間であり、歴史の重要な証人であり、最愛の友人であったダニエル・ハノッホの精神に完全に沿うものです。皆様のご理解をお願いするとともに、この重要なプロジェクトを引き続きご支援くださいますようお願い申し上げます。クリスティアン・クレーネス          フロリアン・ヴァイゲンサマー


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9月17日に、ゲーテインスティトゥート東京にて、『メンゲレと私』のキックオフ・イベントを開催しました。「ホロコースト証言シリーズ」の過去作である『ゲッベルスと私』と『ユダヤ人の私』を上映し、その後、最新共著「検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?」(岩波書店)が話題の、東京外国語大学大学院総合国際学研究院准教授の小野寺拓也先生と、オンラインでクリスティアン・クレーネス監督にご登壇いただき、特別対談をしていただきました。クレーネス監督からは、「ホロコースト証言シリーズ」の各作品についてや、現在のヨーロッパの右傾化について伺いました。また、小野寺先生が仰っていた、最近の傾向である「ソフトな歴史修正主義」についての考察も、大変興味深いお話でした。当日は、クラウドファンディングの支援者の方が、大勢、会場にいらしてくださいました。また、オンラインで視聴してくださった支援者の方も大勢いらっしゃいます。皆さま、長丁場、本当に有難うございました。また、会場提供者のウルリケさん、素晴らしい通訳の蔵原さん、そして、イベント運営を手伝ってくださった学生や社会人ボランティアの皆さまにも、心より感謝いたします。クラウドファンティングは、いよいよ残すところ11日となりました。引き続き、ご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。(矢本)


8月下旬に、毎日新聞社の映画情報サイト「ひとシネマ」で、運営事務局の矢本が取材を受けました。『メンゲレと私』や「ホロコースト証言シリーズ」について、色いろと語っております。本日、記事がアップされましたので、ぜひご覧ください。https://hitocinema.mainichi.jp/article/lpkv59j7bx


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先日取材していただいたWEBマガジン「greenz.jp」の紹介記事が、本日、アップされました。メンバーの有田浩介と矢本理子で、『メンゲレと私』や「ホロコースト証言シリーズ」について、また、クラウドファンディングについて語っております。ぜひご一読ください。(矢本)https://greenz.jp/2023/09/01/a-boys-life/