こんにちは。東京立正高校の原子です。2学期から始まったイノベーションコースの新授業プログラム。前回の授業では、廃棄作物やアップサイクルなどSDGsのことを学びました。2回目となる9月15日は、共同印刷株式会社の内田美和さんを講師にお招きしました。「新商品開発に向けた販売戦略」をテーマに、商品開発の流れやポイントなどたくさんの事例をご紹介いただきました。ワークでは、りんご甘酒の特徴や、どんなシーンで飲んでもらいたいか?などアイデアをどんどんアウトプットしていきます。自分たちにも馴染みのうすい甘酒。タブレットを使いながら、甘酒のリサーチをはじめるグループも。今回の商品開発におけるターゲットが自分たち若い世代であることを意識しながら、どんなときに飲んでもらいたいか?など具体的なシーンをイメージしていきます。最後はグループで話し合ったことをそれぞれ発表してもらいました。「いつでも冷蔵庫にあって、気軽に飲んでもらえるようにしたい」など、生活に身近なものであることをコンセプトにおいたグループも。グループ学習が始まり、最初は少し戸惑っていた生徒たちですが、商品開発の軸となる考え方を学んだことで、具体的な案が少しずつ出始めてきました。次回(9/25)は、山口こうじ店の山口さんにお越しいただき、甘酒の試飲や評価などをしていきます!生徒たちがどんな風に考え進めていくか、私自身もワクワクしています。次回の活動報告をお楽しみにお待ちください!
こんにちは。東京立正高校の原子です。まだまだ厳しい暑さが続きますが、夏休みも明け、生徒たちもだんだんと通常モードに戻りつつあります。ご報告が遅くなりましたが、4月から立ち上げたクラウドファンディング第一弾、それに続く第二弾と合わせて目標金額の200万円を達成することができました。多くの方々にご支援いただき、本当にありがとうございました!皆様からのご支援により、9月からイノベーションコースの新しい授業プログラムをスタートさせることができました。今回は、第一回の授業の様子についてお伝えします。第1回目の9月4日は、授業プログラムのテーマである「社会課題の貢献と売れる商品の両立に挑戦」するための目的やゴールを生徒たちと確認しました。新商品の開発を通して、国内の廃棄作物の現状を知り、自分たちができる社会貢献とは何か?売れる商品を作るために必要なプロセスやビジネスの視点とは?これらを軸に新商品の開発に取り組んでまいります。また、この日は株式会社サスアシ代表の大越優基さんを講師に招き、「廃棄作物とアップサイクル」をテーマに、SDGsについてお話していただきました。見た目の不格好さで市場に出回らない廃棄作物は、食品ロスや環境負荷などの大きな問題を抱えています。しかし、それを「安く売ればいい」というわけでもないとのことでした。そこで、捨てるはずのものに新たな価値をつけて市場へ送り出す「アップサイクル」という考え方を学びました。アップサイクルが今回の新商品「りんご甘酒」づくりの大きな要点ですあるため、商品開発に向けて、プロジェクトの全体像やゴールを生徒たちと共有しました。二回目からは、出前授業として商品企画やマーケティングの専門家、りんご甘酒の開発に居力していただく山口こうじ店さんにお越しいただき、さらに実践的な授業を進めてまいります。今後も、授業の活動報告を随時アップしていきますので、生徒たちの学びを一緒に見守ってください。引き続きよろしくお願いします!