試作その3では、豚もも骨付きにしてみました。塩は深海塩です。
世界を代表する名だたる生ハムといえば、やはり豚もも骨付きですよね。
長期熟成できますので、味や風味は大変良いものになります。また、一本モノとなると見栄えが良いですし、パーティの主役になったり(ホストはヒーローになれるし)、お店でのカットする様子はもはやエンターテイメントです。
ただ、一方でデメリットもあります。まず、そもそも豚もも一本だと大きいので、価格も高価になりますし、ご家庭で消費するのは大変です。
飲食店で使ってもらうことを考えても、骨を抜くのも大変だし、スライスし辛い。
先日、へんじんもっこを訪ねてくれた名古屋で人気イタリアンのシェフも「豚もも生ハムを作っている方は結構いる」と仰っていたので、私にとってはライバルが多いレッドオーシャンとなります。
本気で世界を取りにくなら、セオリー通り、レッドオーシャンの豚もも骨付きでは勝負すべきではありません。
皆様から支援いただいてる以上、死ぬ可能性のある博打のような勝負はできません。
取り敢えず、仕込んでみたけどね。笑