今日は兵庫図書館で最後の活動をしました。
最初に、新聞を決められた場所に用意する作業をしました。前回も同じ作業を行ったこともあり、留学生たちは慣れた様子でした。
その後、開館の時間になり、留学生たちは図書館に来る方にドアの前で挨拶をしました。
挨拶が終わった後、本のカバーリングの作業をしました。本のカバーリングは、新聞の作業より手先の器用さが求められる作業でした。具体的に、紙をぴったり半分に折る、セロハンテープを紙からはみ出ないように貼る、カバーするための紙を貼るためにハサミでセロハンテープを斜めに切るなど、とても繊細な作業でした。
そのため、苦戦する場面も多少ありましたが、その度に職員の方に助けてもらいながらうまく本にカバーすることができていました。また、留学生たちも次にする作業を復唱して確認するなどの工夫をしていて、職員の方に「そうそう」「完璧にできていますね」と褒めていただきました。
さらにその他にも、セロハンテープにしわができないように端の方から慎重に張るなどの工夫もあり、こちらについても職員の方から「丁寧ですね」と褒めていただきました。やっていくうちに慣れてきて、本のカバーリングが終わった後、留学生たちは「思っていたよりも難しくなかった」と最後話していました。
その後、カウンターでの本の貸し借りの手続きのお仕事もしました。この作業は前回来た時も行ったことがあり、留学生たちはかなり慣れてきている様子でした。バーコードを読み取る作業も素早くなり、職員の方なみにスムーズにこなせるようになりました。そして、職員の方から指示される前に、自ら次にすることを考えて行動するという主体性を感じられる場面もありました。
そして、この日の最後に厚紙に自身の国の紹介を書くポップ作りという作業をしました。このポップ作りが、今回の活動の中で留学生たちが一番難しそうにしていた作業でした。留学生たちは、本で調べたり、職員の方の許可をもらってインターネットで調べ、印刷して欲しい写真を見せて印刷してもらった後、その写真を厚紙に貼り付けていました。自身の国の祭りについて紹介していたり、自身の国の伝統工芸品を紹介していて、とても素晴らしいホップを作っていました。また、最後に出来上がった時、職員の方に拍手をもらいました。
そして、今日で兵庫図書館でのトライやるウィークの活動が終了しました。職員の方のご好意で、留学生たちはプレゼントをいただきました。図書館でのトライやるウィークの活動は3日間でしたが、とても充実した時間を過ごせました。留学生たちも「楽しかったです」とうれしそうに話していました。