自然が脈々と命を紡いでいくように、私たちも、人々が築き上げてきた営みや文化を、時を超え、未来に繋がる価値として紡いでいきたい。
そんな想いを込めて誕生したのが、新作「輪廻 RINNE」です。
では、その想いがなぜ「スカルと芽吹き」というモチーフとなったのでしょうか?
人も自然の一部であり、いつかは朽ち果て、自然に還っていきます。
けれど、それは単なる終わりではなく、新たな始まりでもあるのです。
古来エジプトやギリシャの時代から、ワインは常に創造や再生の神と結びつき、死と再生を司る飲み物とされてきました。
ワイン発祥の国と言われるジョージアには、古来から、戦士たちは常に葡萄の枝を片手に戦地に向かったという伝説があります。
戦いの中で倒れて身が滅びても、その場所から新しい葡萄の樹が芽生え、命をつなぎ、それが彼らの生きた証となるからだというのです。
この逸話から、ジョージアのラグビーチームのユニフォームの背中には葡萄の蔦の刺繍が施されています。
このエピソードを紹介しているジョージア大使のTwitterはこちら!
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https://twitter.com/TeimurazLezhava/status/1358392577645441024
人々は古来から、「死』というものに対して畏怖の念をいだきつつ、「死」をもってしてしか「生」がありえないことを感じ取っていたのでしょう。
「死」は終わりではなく、すべての始まり。
その果てしない輪廻の中で、「人と自然」が共存する未来を紡いでいきたい。
「輪廻 RINNE」のふたつのモチーフには、私たちのそんな想いが込められています。
ぜひ、お手にとっていただき、「未来につながる価値」を感じていただきたいです。