サイハテ村が導入しているパーマカルチャーデザインでは、森林などの安定した生態系に見られる「個々の発揮する全てが相互に関連・補完しあうことで全体として成り立ち、コントロールなく総体としてそこに在り続ける」ことをモデルにしています。そして、それを人の持つデザインという力で、より活性化するように結びつけていくことによって、通常の自然に見られるより、遥かに多くの生命が息づく豊かな暮らしを具現化し、社会とその文化がリアルな楽園へと成長していくことを目的としています。 (鍛造職人が訪れ、くず鉄でサイハテ村のアイアン看板を製作しました。)場所としてのサイハテ村のビジョンは日々リアルタイムで更新されていきます。その時そこに集まる人たちの感性や発想でアイデアが磨かれ、必要なモノゴトを集めたり出し合しあったりすることで、少しずつ形にしてきました。そして、それを積み重ねながら、気候風土、地域、手法や素材などの情報/資源を集め、人との関係性を築き、それら全てがまた全体のプランへと反映されていきます。情報や細胞と同じく、ビジョンやコミュニティも「更新と代謝」が続くことで全体として維持され、変化に応じて進化できる「日々最適化される存在」になり得るのです!
熊本県宇城市は宇土半島の真ん中に位置するサイハテ村は、1986年から15年間活動していた団体“自然の里”が活動を停止、以後10年間放置されていた場所を譲り受けた所から始まります。 多くの人が暮らし方や人生を見つめなおすきっかけになった東日本大震災後、この場所を使って新しい生き方や文化を生み出したいと、発起人である工藤 真工は出資者と住人を募集しました。 その噂はSNSで次第に広がり、この場所の存在を知ってからわずか3ヶ月後の2011年11月11日に、三角エコビレッジ・サイハテが誕生します。開村に当たり、発起人である工藤は前代未聞なコンセプトを打ち出します。「ルールもリーダーも無い、お好きにどうぞで始まる村づくり」をする! 型破りで非常識なこの発言に多くの人が戸惑いました。 「そんな身勝手なコミュニティは潰れる!」「そんなやり方をしているところなんて無い!」 しかし工藤は、日本人が長い歴史の中で養ってきた“調和”や“相手を思いやる心”があればきっと上手くいくと信じていました。そしてそれは出口の見えない現代社会に対する希望や願いでもありました。 前代未聞な村づくりの噂はすぐに広まり、北は北海道、南は沖縄までさらには海を越え海外からも興味を持った人がサイハテ村にやってくるようになったのです。ここにはは自分がしたい事を受けとめてくれる真っ白なキャンパスがあるお陰か、驚くようなペースで様々なアイデアが形になって行きました。それは #‎究極の自己表現、#‎極彩色な村づくり という一つの新しい文化を生み出したのです‼︎ <三角エコビレッジ サイハテ特別映像 https://www.youtube.com/watch?v=69THffC9N6Y >
“SAIHATE×CAMPFIRE”育成型クラウドファンディング第1弾、みんなで作る理想の“村”プロジェクトがリリースされ1日が経過しましたが、今現在9人の支援者の方から支援総額94000円が集まりました!本当にありがとうございます! 今回のプロジェクトの募集期間は21日間。一般のクラウドファンディングに比べるとだいぶ短く、All-or-Nothing 方式⇒目標金額を達成すると資金を受け取れる方式。を選択しているので、残り19日で140万円集まらなければ不成立という事を意味し、記念すべき今回のプロジェクトはボツになってしまいます。…なんて怖い企画でしょうw プロジェクトを立ち上げるまでも相当時間とエネルギーを使いましたが、これからが本番です!引き続き応援、ご支援のほどよろしくお願い致します!