8月10日の夜、赤坂の「双子のライオン堂」さんでのトークイベントが、無事終了しました!2時間に及ぶたいへん濃密なお話で、『エセ物語』クラウドファンディングの情報も多々盛り込んでいただき、感謝のかぎりです。以下からアーカイブ録画を視聴することができます!https://www.youtube.com/watch?v=njc2dCFvVg4川口好美さん、井口時男さん、藤田直哉さん、杉田俊介さん、そして途中からカメラに映ってくださった田中さとみさん、企画・配信してくださった店長の竹田さん、本当にありがとうございました!室井さんをまだ知らない読者にとっても、90年代以降の文学史的な流れのなかで、その特異きわまる作家性を理解できる絶好の座談会となっています。ぜひご視聴ください!
先日の「活動報告」でお知らせしましたTシャツの色について、一つ訂正がございます。現在、グッズ類を鋭意製作中ですが、Tシャツ製作を依頼している業者さんの在庫状況の関係で、前回アップした画像の「ナチュラル」色だと、Mサイズしか製作が間に合わないことがわかりました。(Lサイズの調達を待つと、日程がかなり遅れてしまう模様です。)したがいまして、Lサイズのほうは「ナチュラル」色の代わりに、今回アップする「ミルキーグレー」色での製作となります。MサイズとLサイズとで色が変わってしまいますが、何とぞご了承いただきますよう、お願いいたします。* * *いよいよ今晩、以下のオンラインイベントが開催です!【双子のライオン堂さん主催イベント】「【無料配信】2023/8/10(木)19:30~ 幻の(?!)芥川賞作品、室井光広『おどるでく』文庫化記念トークイベント ゲスト:井口時男×杉田俊介×藤田直哉」https://peatix.com/event/3652695/viewかなり貴重な機会ですので、ぜひご視聴ください!
続いて、記念Tシャツのデザインもできました!〈『エセ物語』記念Tシャツ〉ナチュラルな風合いの生地の上に、こぶりなひょうたんモチーフを仲よく3つ、並べています。ひょうたんの下には、 Ese-monogatari 2008–2019 Mitsuhiro Muroiの文字を配したデザインです。たいへんキュート!かなりオリジナルで、レアな逸品になること間違いなし。限定20枚で製作予定ですので、この機会にぜひ!(基本的には、Mサイズ/Lサイズの2種類を製作しますが、それ以外のサイズをご希望の方は、個別に本サイトからご連絡ください。場合によっては、シャツの在庫状況などによって、デザインに少し変更が生じる可能性もあります。ご了承ください。)
長らくお待たせしました!『エセ物語』記念〈クリアファイル〉&〈Tシャツ〉のデザインがほぼ決まりましたので、お知らせします。〈『エセ物語』クリアファイル〉これまで、各コースで「2枚進呈」とお知らせしていましたが、ラストスパートに期待しつつ、特別に3種類を製作することになりました!支援いただいたどなたにも、「3種類1枚ずつ、計3枚」をお届けいたします(1枚おまけとなります)。デザインは、画像の左から①〈瓢箪バージョン〉カバー装丁を再現した、スタイリッシュな図案です。②〈歌と引用バージョン〉本文中(第3章 《丙寅》上下を脱ぐ)に登場する「ヒャクニンヒトクビ」短歌とともに、多数の引用を施した、眺めて楽しい図案です。③〈打ち寄せる波バージョン〉室井氏ゆかりの神奈川県大磯の海、こゆるぎの浜の光景をあしらった図案です。3種とも、装丁家の髙林氏による素材を用いています。魔除け、お守りの効能もあるとかないとか!裏面は、お手元に届いてからのお楽しみということでお願いいたします!
いよいよ、『エセ物語』装丁の、カバーデザインが出来てきました!画像は、仮に簡易プリントしたものを巻いたものです。まだオビがないのに、この存在感!『エセ物語』本文中には、繰り返し登場してくるモチーフ、室井氏が偏愛していたに違いない素材がいくつも登場しますが、ヒョウタンはその一つです。ヒョウタンを、これまた、あたかも作中に登場する「しめ縄」のごとくに巻きつける〈十干十二支〉文字の呪術的なるデザイン。作品を象徴しつつ、たいへんにモダンかつ田舎的!このあと、まだデザイン微変更の可能性はありますが、ここにオビを巻くかたちで、仕上げたいと思います。装丁は、これまで室井光広氏の本を複数手がけてこられた、髙林昭太さんによるものです。実際の出来上がりが楽しみです!なお、クラウドファンディングの本文では、『エセ物語』総頁数は「736頁」としていましたが、大量のテキストを最も読みやすく、かつ最もコンパクトにとどめる組み方を考え直した結果、現状では「760頁」に落ち着きつつあります。束幅4センチ超え、一家に1冊のインテリアとしてもGood!秋の夜長の読書にぴったりの1冊になることでしょう!