
前回:コムトゥヴができるまで#5
はこちらから↓
https://note.com/sop_mei_fr/n/ne70c980370ab
【専門学校って、本当に意味あるの?】
勉強が得意じゃなかった僕にとって、専門学校は正直しんどかった。
でも、今振り返ると「人生を変える学び」が詰まっていました。
資格取得、卒業制作でのレストラン運営リーダー、展示料理大会――
どれも貴重な経験でしたが、一番衝撃だったのは授業です。
衛生学では、菌の繁殖環境や食中毒の原因を徹底的に学びました。
食文化概論や食品学も、当たり前に見えることが理論で理解できると、世界が変わった気がしました。
そして、「キャリアプランニング」の授業。
5年、10年、15年後の自分を描き、仕事・プライベート・家族の配分まで数字で計画。
未来が数字で見えると、今やるべきことが明確になります。
この5年計画表は今も更新中。人生の節目ごとに、指針として活用しています。
専門学校で学んだ知識と計画力が、僕の今を作っているのです。
もちろん、現場で学ぶことも大切。
でも、専門学校に行くなら座学も含めて全力で吸収する覚悟が必要だと強く思います。

【料理の技術だけじゃ、オーナーにはなれない】
専門学校を卒業して名古屋マリオットアソシアホテルに就職。
最初の1ヶ月、新入社員80人とホテルを貸し切って研修を受けました。
料理とは関係ない、マナーや法律、会社のルール、
一見料理人には無駄に思えることも、経営者として今の自分には必須の知識でした。
小さな気遣いや礼儀作法、取引先との関わり方。
技術だけで突き進む料理人には学べないことが、ここで一気に身につきました。
今オーナーシェフとしてレストランを運営する自分にとって、
この1ヶ月が「経営者としての土台」になっています。

【入社初日、上司からの一言は『まず坊主にしろ』だった】
専門学校を卒業して就職し、配属されたのは学生時代にアルバイトをしていた名古屋マリオットアソシアホテルのレストランパーゴラ。
アルバイトとして慣れている場所だから安心だと思っていたけど、正社員としての扱いは全く違いました。
一番可愛がってくれていた上司が、初日に言った言葉はまさかの――
「まず坊主にしろ。髪を切れ」
料理人にとって清潔感は当たり前。
抵抗はなかったけど、鏡に映った自分を見た瞬間、アルバイト時代の自分と“社員としての自分”が切り替わったのをはっきり感じました。
あの坊主頭は、僕にとって「覚悟の証」でした。

続く…
植田和宏シェフと一緒に働く仲間を募集します
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コムトゥヴができるまで
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