おはおうございます。いよいよ本日、「いっぷく開店!」となります。ここまで来れて感慨深いものがあります。何も起こさないと何も起きないけど、何か起こそうとすると何かは起きる、ということのようです。(朝から支離滅裂ですね)私の職業は地域おこし協力隊なので、この地域で小さなことでも何かを起こす活動を今後も続けていけたらいいな、と思っています。家族総出でイベント会場にいます。心強いスタッフもいます。一人だと大変でも分担するとぐんと楽になります。本当にありがたいことです。きっと良い空間で豊かな時間が過ごせると思います。皆様のお越しを心からお待ちしています。追伸:息子(7歳)が小学校で来週焼き芋をするそうです。そのため、たきつけになりそうな枝やら松ぼっくりをいっぷく周辺で必死に拾って集めているかと思います。焚火で焼き芋、かなりうらやましいですね。
今回の企画を進めていく中で何度も「やっぱり無理かな」と諦めそうになることがありました。そのたびに支援者が現れたり、突破口が見いだせたりとなんだか不思議だな、という感覚を覚えながら今日まできました。天国にいる茶道の先生からサポートが入っているのかな?とも思います。そこに加えてさらにプラスアルファで強力な支援が入っているのを感じることが何度かありました。私はこの町の文化センターが開講する陶芸講座で学ばせていただいているのですが、その講師である向山智充先生からもみじ湖の歴史を聞いた時に、これだったのか!と直感的に感じた瞬間のことを今も鮮明に覚えています。向山智充先生は80代も半ばのアクティブシニアです。その昔、もみじ湖の、しかもちょうど今回の会場となる末広広場のエリアで農業を営むご両親と暮らしていたそうです。湖底に沈むことが決まった時、故郷を追われる人の中には恨み節の方も当然いらっしゃいました。ところがこの地で苗木屋を営んでいた故戸田七郎さんが、もみじ10800本を町へ寄付しました。その苗の多くは京都から取り寄せたといいます。いつの日か、紅葉が美しく映える地になり、多くの人々が訪ねてくれるようになって欲しい。そうすれば、故郷は何時までも人々の心の中に残り続けるだろう―そんな夢と思いを込めた10,800本でした。もちろん故郷を去るのは複雑な思いがあったことでしょう。立つ鳥跡を濁さず。それが戸田さんが目指したことでした。そのもみじを、箕輪町の町民の皆さんが、ダム湖周辺の斜面や広場に植え続け、その後も世話をし続けて、今では紅葉の名所となったと知らされました。どうして私は京都に生まれて、いったん東京に移り住み、そこで茶道を始めたんだろう?そしてどうして縁もゆかりもない箕輪町に来ることになったんだろう?どうして私はここの景色がとてつもなく気に入っているんだろう?どうしてこのもみじ湖でお抹茶を無性に点てたくなったんだろう?こんなに大変な思いまでして(笑)。答えなんて明確にないのですが、間違いなくご縁があったんだと思います。戸田七郎さんが目指した「訪れた人を魅了し、楽しませる場所」の実現をお手伝いしに呼ばれたんだな、と今は思っています。たとえ勘違いでも。戸田七郎さんへ:どうぞ私を使い尽くしてください。そして訪れた皆さんの笑顔をそこから見ていてください。楽しみですね。私は最後まで全力で来てくれた皆さんをおもてなししますよ。いろんな形で支援をしてくれた方がたくさんおられますよ。なんとも嬉しいですね!
おはようございます。いつもは夜にアップしている活動報告ですが、今日は長野日報さんが秀逸な記事を掲載下さったので、朝投稿となります。寺田記者に取材いただいたのですが、的確に私の思いをまとめって下さっていて、私の語彙力を超えた表現をして下さいます。さすがプロの記者さんという感じです。記事の中に、茶道歴約10年と書いて下さいまして、これは事実なんですが、先生が優しい方でおしゃべりが楽しくて通っていました。なので、私自身は決して優秀な生徒ではないのです。同期に比べると遅めの進み具合でした。ただ一つだけ先生が褒めてくださり、お茶会でも登用され続けた私の特技…それは「手首のスナップ力」。これにより、お抹茶が美味しく点てられるんです。(自分で自分を褒めてしまい恐縮ですが。)しかも私は先天的には左利き。右手首が疲れたなら、左手にスイッチして点ててしまうことが出来るのです!だから何杯でもエンドレスに点てることが出来ます!(私を雇いたくなってしまった茶屋からのオファーをお待ちしています。)茶道会の重鎮の先生が聞いたらお叱りを受けるかもしれませんが、均一に美味しいお茶を点て続けることは私の特技と認識しており、今後も手首のスナップ力には自信と誇りを持っていきたいと思います。子育てでずいぶん長らく離れてもまた戻ってきた茶の湯の世界。これは今は天国にいる茶道の先生が私にまだまだ茶道を続けて欲しくて見えない力が働いていると感じています。ご縁あって移住した箕輪町で再開できるとは。人生何が起こるかわかりませんから面白いですね。イベント当日も美味しいお抹茶を点てたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。
10月3日に取材を受けた、いなケーブルテレビの動画素材を活かし、箕輪町の広報番組「もみじチャンネル」で再編集の上公開していただきました。12分13秒~該当箇所となります。是非ご覧になってみて下さい。今日はお運びを担当する野口隊員の着付けを箕輪町地域おこし協力隊のOGであるルーカス尚美さんにお願いするため、LongHills Eco Guesthouse and Cafeにランチタイムに伺いました。私は重い荷物運びもあり、裏方なのでかなり動くため、着物は諦めていましたが、尚美さんに二部式の着物を提案していただき、これならば!ということでお借りした着物で本番を迎えることにしました。着物に、茶道具に、運営資金に、スタッフにと集まってくれたからには、本番に向けて全力投球のみです。今日・明日は協力して下さった事業者さんと陶芸家の先生を紹介をするためのポスターを作成しています。体調管理に気を付けて、28日・29日を迎えたいと思います。引き続き応援、よろしくお願いいたします。