新潟秋葉区に移住してすぐ、ご縁をいただいて出会えた今井正人さん。
「株式会社 三方舎(さんぽうしゃ)」代表。家業「イマイの家具」を継がれ、秋葉区に「ボー・デコール」をオープン。イランの絨毯ギャッベに出会い全国に広め、「三方舎」を創業。「GOSHIMA(ごしま)絨毯」ブランドをプロデュースしている経営者の方です。
私たちが移住してきた当初は、経営者である今井さんのこれまでの歩みや理念をお聞きし、おなかいっぱいになってしばらく呆然としていた自分達がいました。「職業として舞踊家です」と名乗ってきた私たちにとって、「社会の中でどう生きていけるか。」考え直すきっかけをいただきました。
お客様も、ダンサーたちも、自分達も幸せな関係を築き上げようと活動を心がけるようになりました。
秋葉区にいらした皆さんもぜひ三方舎ギャラリーに遊びにいっていただきたいです!国内外飛び回っている今井さんですが、もしかすると運よくご本人に!?もしくは展示中の素敵な作家さんに出会えるかもしれません!
三方舎 今井正人さん
「Anchor of your life」
今までの人生を振り返ってみると、あの時の出会い、あの人との出会い、あの考えとの出会い、あのモノとの出会い、様々な「出会い」が今の自分を形作っていると感じる。
私は幸運にも色々な出会いに恵まれてきた方だと思う。
いま、私の地元新潟市秋葉区(旧新津市)に舞踏家の若者が中心となり『スロウプハウス』なる出会いの場(ゲストハウス)を作ろうとしている。
彼らはそこを「感性のスイッチ」が入る場所にしたいと言っている。
「人やモノ考えと出会い、感性のスイッチが入る」
とても夢のある企みである。
人は誰かと出会い、考えに触れ、試行錯誤しながら自分の考えを深め形にして生きていくものだと思う。
人それぞれ自分の感性に出会う時期や場所は異なるはずで、中には生涯出会わない人もいるかもしれない。
若者が創るこの場が「出会い」の幸運で満ち、それぞれの人生の転機が訪れるきっかけの場所になれたら、本当の「感性のスイッチ」が入った場所として一生記憶される。
そして将来立ち止まる事があったとしても、ここで過ごした時間や得た感性が″Anchor of your life″(自分の心の拠り所)となってさらにその先へ進めるのであれば、なんて素敵なことだろう。
新潟だけではない、日本だけでもない。
いずれは世界から自分の感性に出会うため、この地この場所を訪れてもらえるように…
皆さまにも若者たちの夢のある企みを一緒に見届け応援してもらいたいと心より願います。
三方舎 今井正人