皆様いつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます
前回ご報告致しましたハダニの発生につきまして、以下2種の薬剤にて処置致しました。
・ミルベメクチン乳剤
・DBEDC乳剤
現在は施設全体で症状は落ち着いております。引き続き入念な観察を続けて参りたいと思います。
■横型ユニットメロンの状況
8月27日の親ツル摘心後、本日9月12日まで15日間程度で子ツル13節まで成長しております。
定植(8/15)から約一月経ちますので、成長速度は比較的早いようです。
また9月10日に初開花致しまして、一番花は雄花でした。
雌花の開花は一週間後程度を目指して育成を進めております。
・縦に伸び、光源が近づくことで光合成が盛んにおこなわれます。
・根の量、太さは縦型とは比較にならないほど十分です。
・根本も非常に太く成長しました。(切断面のオレンジ色は殺菌保護剤を塗布したものです)
・縦型の根本(比較)
■縦型ユニットメロンの状況
ご報告の通り、縦型については根の成長が期待できないため、現在育成中のもので実験を終了致します。
8月下旬から開花が盛んで、人工授粉も進めております。
受粉成功したものが次第に膨らみを見せておりますが、肥大の速度から一部座止の可能性があります。
また、規格サイズにのるまでの肥大は難しいものと考えております。
縦型ユニットの今後の活用につきまして、メロンと育成環境が近く、ウリ科と比較的相性の良いナス科、唐辛子を栽培していこうと考えております。
(唐辛子[鷹の爪]は以前縦型ユニットにて試験栽培が済んでおります)
今後は品種を変え、「げきから」「ハバネロ」「ブートジョロキア」「ドラゴンズブレス」を栽培して参ります。
現状横型ユニットでの栽培は順調です。根や茎、葉の状態からは十分な実の肥大化が期待できると考えております。なるべく早く皆様のお手元にお届けできるよう、慎重に育成を進めて参りたいと思います。今しばらくお時間を頂けましたら幸いです。
何卒よろしくお願い致します。