
皆様、いつも温かい応援を賜りまして、誠にありがとうございます。
■メロンの育成状態(TOP画像)について
横型ユニットへの定植から94日経過いたしました。人工授粉に成功したものが、およそこぶし大程度まで肥大しております。
冬場はどうしても室温を上げにくく、夏場より育成に時間がかかっております。実は傷もなく良い状態です。
ただし、葉の色の抜けからハダニの影響を受けており、肥大後の糖度アップは期待できないと考えております。
またハダニの完全な除去を行わない限り、メロンの育成は困難なため、横型の実を収穫した時点で燻煙による殺虫を予定しております。
縦型ユニットによる実験も進めておりますが、こちらは肥大せず、人工授粉に失敗したようです。また、成長自体が止まったようで、根腐れの可能性もございます。


唐辛子の根に絡ませてメロンの根を成長させており、引き抜いての目視による確認が困難なため、こちらの個体は唐辛子の収穫まで葉を残し、様子をみていきたいと考えております。
(ピシウム菌対策として養液タンク内の銀イオンシートにて殺菌をおこなっています。)
縦型ユニットには他にも複数メロンの苗が成長を続けておりますので、そちらにて引き続き実験を継続してまいります。
■液肥について
今まで15号まで製作を行ってまいりました液肥に関しまして、結果の良かった13号をベースに、さらにバランスを調整した液肥16号の使用を開始致しました。
また、メロンのみの育成ではPHが酸性へ偏りますが、トウガラシを育成したことによりアルカリ性へ偏るようになりました。
そのため微量のアンモニア対窒素を加え、PHが安定するよう調整を行っております。
■他の植物について
トウガラシ属に関しまして、ハダニの影響はほとんど受けておらず順調に成長しております。
シシトウは先日整枝を終え、開花が進み結実も進んでおります。
もうすぐ収穫サイズになるものもございますので、旅館や近隣の飲食店にて提供を行う予定です。


比較的高温を好むドラゴンズブレスは蕾はあるもののまだ開花しておらず、もう少し様子をみていきたいと思います。

げきからに関しましては試験的に収穫を行っております。
■その他活動について
次年度、他社様と山形大学、弊社にてさくらんぼに関するロボットの開発を5年計画で予定しており、現在申請が進んでおります。
地元東根の最も大きな名産であるさくらんぼに関する事業に携わらせて頂けること、誠に光栄です。
弊社はAI開発担当のとして、今後二足のわらじとなりますが、新たな名産「ひがしねクラリス」の開発も引き続き精一杯取り組んで参りたいと思います。
返礼品の発送が遅れており、誠に申し訳ございません。なるべく早くお手元にお届けできますよう、今後とも精一杯取り組んでまいりたいと思います。
何卒よろしくお願い致します。



